未唯side
私の家にて、ソラちゃん達から改めて事情を聞くことになった。
ソラちゃんたちはカバトンを打ち破り、スカイランドにエルちゃんを送り届けることができ、その際、ソラちゃんがヒーローを目指すきっかけとなった人物……シャララ隊長と再会を果たすのだが、バッタモンダーの繰り出したランバーグによってシャララ隊長は行方不明になり、更にはバッタモンダーが王様と王妃様に呪いをかけてしまい、今はその呪いを解くためにランバーグを浄化した際に手に入るキラキラエナジーを集めている。
そしてツバサくんとあげはさんの二人もプリキュアに覚醒するとは……
「今回は装置の誤作動で離れ離れに転送されちゃったし、面倒な奴も来てるからな~」
うらちゃんはため息をついていた。まぁ今回は平和的になるかと思ってたんだけど、起こったことは仕方ないと思うし……
「それにしてもバッタモンダーがあそこまでボロボロにされるなんて……一体どんなトラップだったんでしょうか?」
「「あーあはは……」」
「まず、学校にトラップ仕掛けてあることを気にしようよ……」
まさか紗桜莉ちゃんのトラップがあそこまで敵にダメージを与えるなんて……多分紗桜莉ちゃんの場合はランバーグよりも容赦なく指示している相手を仕留めそうな気が…………
「とりあえず今後は未唯さん達のライブまでは私たちが別れて警護します!」
「それと出来たらかのんちゃん達とも親交を深めてもらえたらいいかな」
「はい!」
「あとは寝泊まりする場所は……未唯さんの家だと狭くなっちゃうから……」
「そこら辺も明日決めるとして……今日はみんなお疲れでしょ。ゆっくり休んで」
こうしてソラちゃんたちは明日に備えて休むことに、因みにツバサくんは気を遣ってか鳥の姿でリビングで休むことになったけど…………この時、私はあることを忘れていた。それは…………
シニエside
今日はお客さんがいっぱい来た。前に会ったソラちゃんとましろちゃんとエルちゃんの他に二人。何だか大事そうな話をしているため、私は苺ちゃんとエルちゃんと遊んでいた。
「みー」
「えるぅ!」
「二人とも仲良しだね~」
一頻り遊び終えるとみんなが眠りにつき、私は今日は何処で寝ようと考えていると……リビングのソファーの上に黄色い塊が……鳥さん?
なんだろう?見たことのない鳥さん……それにフカフカしてそう……それに噛み心地も……
私はその誘惑に負け、黄色い鳥さんを…………
未唯side
そろそろ眠りにつきそうになった瞬間、リビングから
『わあああああああ!?』
悲鳴が聞こえ、急いでリビングに向かうと……
「みーみー」
「やめ……やめてくださいれ」
シニエがツバサくんを噛んでいた。ソラちゃんたちも悲鳴に気がつき、リビングに来て現状を見て驚いていた
「ツバサくん!?大丈夫ですか?」
「うぅ……噛まれました……」
「シニエちゃんって縄張りとか気にする子なのかな?」
「もしくは単純に少年が鳥だからとか?」
あげはさん……怖いこと言わないで……それにしてもシニエがこんなことをするなんて思わなかった。何でまた?
「シニエ、何でツバサくんを噛んだの?」
「みー?」
何て聞いてもわからないか……きな子ちゃんに翻訳してもらう?でも夜も遅いから来てもらうのは難しいし……
「未唯ちゃん、取り合えずシニエを怒る前にこれでも飲んで落ちつこう」
そう言ってうらちゃんがお茶を渡してきた。私は落ち着いてるけど……まぁいいや……
「ん?うらちゃん……これ、もしかして……」
「そう!猫の言葉がわかる薬!」
しまった……夜だから眠気もあって警戒してなかった。でもシニエに話を聞くためなら仕方ない。そう思うしかない
「み、未唯さんの頭の上に耳が!?」
「おぉ、面白い薬だね」
「いや、普通にとんでもないことが起きてるよ!?」
ソラちゃんたちが驚く中、私は改めてシニエから話を聞いた。
「シニエ、何でツバサくんを噛んだの?」
「みーみーみー『見たことない鳥さんで、ふわふわしてて、噛み心地が良さそうで、誘惑に負けて……』」
「そっか、でもツバサくん、痛がってるから乗っかるくらいにして上げてね」
「みー!『わかった!』」
「いや、普通に僕をシニエさんの寝床扱いにしようとしてません?」
「ツバサくん、ごめんね。でもシニエはいい子だからいじめたりしないでね」
「僕の意思は!?」
とりあえず今日はツバサくんに諦めてもらって、明日からのことを考えよう……
「うらちゃん、この猫耳はいつ戻るの?」
「明日の夜だよ」
「そっか~え?」
それってつまり……私は明日は猫耳を生やして学校に?
感想待ってます