猫耳を生やした状態で流石に学校に行くのは難しいので、帽子を被り何とか登校し、部室で栞子ちゃんに事情を話した。
「それはまぁ……なんと言いますか……災難でしたね」
「シニエがあんな風にツバサくんを襲うとは思ってなくって」
「それでそのツバサさんとましろさんは?」
「今朝話して、二人には結ヶ丘に行ってもらってる。こっちにはソラちゃんとあげはさんに来てもらって、今はお散歩委員会の仕事をしてもらってるよ」
「なるほど……それにしても夜までその猫耳を生やした状態では授業に出られませんね」
そこなんだよね……とりあえずうらちゃんには何とかしてもらうために解毒薬を作ってもらってる。自然に解けるならいいけど、今日は平日だしね。
「他のみんなは?」
「それぞれ練習してますよ。未唯さんは事情が事情なので部室に待機ですね」
「うん、分かった」
栞子ちゃんは練習に戻り、私は部室でのんびりしつつ、ましろちゃんたちは大丈夫なのか考えるのであった。
ましろside
二手に別れて行動することになったけど、今の問題としてはツバサくんがどこで過ごすかについて紗桜莉ちゃんたちと話していた。
「とりあえずきな子の家なら灯夜さんがいるのでツバサくんは気を遣うことないっすよ!」
「あとはかのんちゃんの家とか?基本的に鳥の姿になってもらえば部屋の心配もないし、まんまると仲良くなるはずだよ!」
「いや、ちぃちゃんが私の家について言うのは……でも確かにツバサくん、鳥とも仲良くなるから大丈夫かと思うけど……」
「可可の家なら一人暮らしデスから大丈夫デス」
「いや、あんたの家にいたら、何が……特に心配なのは四季と夏美と可可ね。何をされるか分かったもんじゃないわよ」
『確かに!』
「何で可可の家が二人と同列に危ないことになってるデスか!というかすみれの家はどうなんですか?」
「家は……妹が何をするか心配ね。下手すればぬいぐるみ扱いに……恋は?」
「家もチビがいるので……」
「だとしたら私、ちぃちゃん、きな子ちゃん、メイちゃん、蓮華ちゃんの家になるね」
何だかツバサくんの意思を無視して話し合ってるけど、まぁ最終的にツバサくんが決めることだし……
「あの、そもそもこちらの皆さんの家に暮らすことになってるのはどうしてなんでしょうか?」
「何だかツバサくんから色々と話を聞きたいらしいよ……」
「あの、よく考えたら歩夢さんか侑さんの家ならプリンセスのお世話も出来るような……」
「ツバサくん、諦めも肝心だよ」
その後最終的にじゃんけんで決めることになり、ツバサくんの滞在先はきな子ちゃんの家になった。
ただツバサくん一人だと寂しいと言うことで私もお世話になることに……
ソラside
侑さん経由でましろさんとツバサくんはきな子さんの家に泊まることになった。何だかそんな話し合いが行われたらしい
「それにしてもこうまで私たちに対して色々と考えてくれるなんて、みんな優しいね」
「はい!虹ヶ咲の皆さんも結ヶ丘の皆さんもとても優しいです!」
「本当だったら色んな子達の家に遊びにいったりしたいけど、面倒な奴がいるからな~」
「そうですね……バッタモンダーが今回狙ってきそうなのは未唯さんか紗桜莉さん辺りですから……何をしてくるか」
カバトンの場合はまだ警戒するレベルが低い……というべきかですが、バッタモンダーはかなり危険な感じがする。もしかしたらライブを滅茶苦茶にするよりも未唯さんたちに危害を加えようとするのが第一目標になり、エルちゃんの事は後回しにしてくる…………
そう考えるとカバトンは比較的に目的のためにしっかり動いていたことになりますね……カバトン……今ごろ何をしているのやら…………
バッタモンダーside
「あー、くそ!ムカつくな~」
かなりイラついていた。キュアスカイに対してもかなりムカついているが、今回はそれ以上だ。特にあの罠女にはかなりムカついている。くそ、ここにいる間にあの二人には復讐してやりたい
そんな事を考えていると……
「それじゃ遥ちゃん、またね」
「うん、またね~」
髪の色が違うがどう見てもあのキュアエンジェルの奴だ。楽しそうに笑ってやがる。
「先ずはキュアエンジェル!お前から始末してやる!」
バッタモンダーにフラグが立ちました!
感想待ってます!