ましろside
夕方、あげはちゃんから電話が来た
「それじゃ、バッタモンダーはもう来る様子ないの?」
『多分ね。あれだけ未唯ちゃんにボコボコにされたからね』
あの大人しそうな未唯さんがバッタモンダーをボコボコにしたという話に普通に驚く私。うん、多分普段は優しい人が怒ると怖い感じなんだろうなー
「それで苺ちゃんとプリキュアになったけど、私たちと違う感じなんだね」
『そうなんだよね~うらちゃんの話だと、双子の姉である未唯ちゃんがプリキュアになったときに二つのスカイストーンを受け取っていたからかもしれないって……まぁうらちゃんも良くは分かってないから……双子ならではの不思議パワーとからしいよ』
うらちゃんもある意味適当な……とりあえずライブの日までは気を抜かないようにしないと……
『そういえばましろんたちは住む場所決まったの?』
「うん、きな子ちゃんの家にお世話になることになったよ」
色々と揉めたのは話さない方がいいかもしれない。うん
『とりあえず今日の報告は完了!また明日!』
あげはちゃんとの電話が終わり……私はというと
「それでツバサくん……やっぱりその姿のままでいるの?」
「はい……灯夜さんと話して、こっちの方が安心すると……一応食事は人の姿でいいと許可をもらいました」
ぷにばーど形態でため息をつくツバサくん。何でこんなことになったのかというと……一時間前のこと
「ここがきな子のお家っす~」
きな子さんの家に暫くお世話になることになった私とツバサくん。出迎えてくれたのは優しそうな男の人だった。確かきな子さんのお父さんの友達の息子さんで大学生なんだっけ?年頃の女の子と年頃の男性が一緒に暮らすって……何だか少女漫画みたいだけど……
「きな子が悪かったな」
「いえいえ、私たちの方が……」
「とりあえず部屋はきな子の部屋でいいけど……お前は……」
「あ、僕はその……鳥の姿になれるので」
「鳥の姿に?」
あれ?灯夜さん、不思議そうな顔してるけど……伝わってない?
「ツバサくん、ツバサくん。鳥の姿になって見せた方がいいっすよ」
「そうですね」
ツバサくんがぷにぱーど姿になると、灯夜さんは暫く固まった。そして……
「そういう体質なんだな」
「いや、体質ではなく……」
「ツバサくん、そういうことにしておこうよ」
普通に理解できる人は多分だけど未唯さんくらいだよ……
「まぁ寝るときはその姿でリビングか?」
「そうですね」
「えぇ~きな子と一緒に……」
「きな子と一緒に寝るなよ」
灯夜さん、笑顔で言ってるけど……目が笑ってないよ……
と言うことがあり、何とかツバサくんはリビングで寝ることになった。なんと言うか……色々と大丈夫なのかな?これから……
そんな事があった次の日、昨日虹ヶ咲で起きたことを紗桜莉さんたちに話した。
「へぇ……そんな事が……ねぇ」
「えっと、一応二度と手を出さないようにしておいたらしいけど……」
「そっか~まぁ……いいか。懲りずに出てきたら……ねぇ」
紗桜莉さん……うん、怖いよ……
「ま、まぁ……出てこないことを祈ろう……紗桜莉ちゃんがやらかしたりしないように……」
かのんさんも紗桜莉さんがやらかさないか心配していた。でも私も心配だな……バッタモンダーって何だかしつこい感じするし……
心配して、ソラちゃんたちと話し合い、これまで以上に警戒しようと言う話になった。
ソラside
「今日も異常なしですね」
「そうだね、あれからバッタモンダー出てこないから……多分未唯ちゃんにボコボコにされたのが効いてると思うよ」
「あれは……本当に凄かったですからね……」
「未唯ちゃんのこと気にしてる?」
「……未唯さんは気にしてませんが、やはりあそこまで負担がかかってしまっているのを見ると……」
あれは未唯さん特有のものだからと、私は気にしなくていいと言ってましたが……どうにも気にしてしまう
「まぁ、これから気を付けるしかないよ」
「そうです……よね」
「あんまり気にしてると未唯ちゃんに怒られるからね」
怒られてしまう……ですか。そうですね。きっと未唯さんなら絶対に「気にしすぎ!」って怒りそうですね
「みー」
「にゃー」
「あ、すみません」
未唯さんに怒られる前にシニエさんとはんぺんさんに怒られる私たちであった
感想待ってます!