未唯side
色々とあったけど、ライブ当日。虹ヶ咲には結ヶ丘の生徒たちも集まっている。
「色々とあったけど……ライブ当日だね」
私がそう言う中、緊張しているのはソラちゃんたちだけだった。まぁみんなは慣れてるけど……
「ソラちゃんとましろちゃんは二回目じゃ……」
「二回目でも緊張するよ~」
「それに一回目は色々あったので、初めてステージに立つと言うべきでしょうか……」
まぁこの間のはね……今回は変なことが起きないことを祈りたいけど……
「ソラさん、ましろさん、あげはさん、頑張ってください!」
「える!」
ツバサくんはエルちゃんを抱きながら応援してる。ツバサくん曰く自分が出るのはスクールアイドルとしてどうなんだろうかと言う理由で辞退している。
「あれ?かのんちゃん、紗桜莉ちゃんは?」
侑お姉ちゃんがこの場にいない紗桜莉ちゃんのことを気にしていた。何でいないんだろ?
「何だか今日のライブの設備に集中しすぎて、今回はパスするって」
設備に集中?紗桜莉ちゃんのことだから何かサプライズをやってそうだけど……まさかね……
紗桜莉side
そろそろライブが始まる。私は一人虹ヶ咲の校門前にいた。時間的にはもう誰も来ないはず……うん、これは私的に望んだ展開だ。
「やっぱりか」
私はそう呟き、目の前の男を睨んだ。
「お前は!?何でここにいる!?」
長髪の男……えっと……何だっけ?名前?
「カマドウマだっけ?」
「バッタモンダーだ!!」
そんな名前だっけ?まぁいいや。
「あれだけ未唯さんにボコボコにされて……諦めたら?」
「うるせぇ!あの女には徹底的に仕返ししてやるんだよ!お前も含めてな!」
「しつこい男は嫌われるよ。カマドウマ」
「俺の名前は……バッタモンダーだ!!!」
カマドウマはランボーグを召喚したけど……あれ?前みたいに格好つけて召喚するじゃなく、普通に空から現れたけど?何か剣を持ってるし……
「こいつは特別製でね。お前もあの女も……嫌なことをしてやるよ!特に今はライブとやらやってるんだろ!それなら……」
「警戒しておいて良かったよ……」
私は指をならすと今いる場所を中心に四方に設置した機械が動き出した。
「なんだ?また電撃か?」
「違うよ。これはね……ノイズキャンセル装置……これでライブ会場にはここでの音は聞こえないよ」
「はっ!そんなの使えば……お前の危機なんて誰も分からないだろ」
「あんたが諦めるまで……攻撃し続ければ良い話だよね」
私は無数のドローンを呼出した。ライブの邪魔はさせないよ
未唯side
ライブが始まる数分前……みんなも準備万端な中、私はある事を思い……みんなにある提案をした。
「みんな……お願いがあるの」
私はそのお願いを告げると、みんなは特に気にせず、私のお願いを聞き入れてくれた。逆に私がそう言うのは珍しいと言われた。
「ちょっとね。たまには我が儘を言いたくなって……」
苦笑いをしながらそう言い、私はツバサくんにあるお願いをした。
「そんなことあるんですか?」
「可能性としてね……それにソラちゃんたちには楽しい思い出にしたいからね」
感想待ってます