未唯side
急に沼津に行ってもらうって…………
「行かないよ」
急に言われるのはそれは決定事項みたいなもの。私的にも相談も何もないことに関しては全力で断るようにしている
「えっと……未唯……これは……」
「相談も何もない話は聞かないようにしているから」
笑顔で言うと侑お姉ちゃんが俯いた。でもこれは仕方ないもん。
「いや、未唯に相談もなかったのは……」
「私がそういうこと嫌いなの知ってるよね?」
「あぅ……」
「えっと……未唯ちゃん。実はね。侑ちゃんも押し切られたと言うか」
「押し切られた?」
「前に鞠莉さんたちと勝負して……負けちゃったんだよね」
「勝負って……」
私は勝手に賭けの対象にされたと……
「賭けの対象にしてた訳じゃないの。この話事態は本当にずっと前にした勝負で、負けたときの罰ゲームもうやむやに流れてたんだけど……」
数日前にその話を思い出した鞠莉さんが言い出したと……
「未唯ちゃんもAqoursの皆と中々会う機会がなかったから……」
それで私が行くことになったのか…………
「はぁ…だからって一言くらい言って欲しかったかな」
「ごめん…」
「それで引き受けてくれる?」
「事情が事情だから仕方ないけど……条件として私一人では行かないよ。何人かと一緒に行くことが条件」
「それは…うん、みんなに話してみるよ」
「もう1つは旅費は鞠莉さんが全部支払う。泊まる場所は十千万で」
「そ、それも伝えておくよ」
それにしても…罰ゲームって一体何をしたんだろう?
「ゲーム?サバゲーみたいなことしたよ」
「ふーん」
サバゲー…ね。
海里side
授業も終わり、部室に行くと一番乗り……ではなかった。既に一人来ていた。まぁこの人の場合は部室にずっといるものだけど……
「海里さん、お疲れ様です」
黒髪の男の子。彼は高海奏。千歌さんの弟だ。色々と事情があり、今はバイトとして浦の星にいる。
「みんなはまだみたいだね」
「そうですよ」
軽い会話をし、みんなが来るのを待っていた。私はこのスクールアイドル部のマネージャーだから練習の準備をするべきだけど、奏が来ているとそこら辺の仕事は終わらせてくれているから色々と助けるけど……暇だな~
「そういえば鞠莉さんから聞いたんですけど」
「ん?」
「今度虹ヶ咲の……天使?がこっちに来ることになったとか」
天使って……あの子だよね?私も幼い頃に会ったあの子。虹ヶ咲の子と会う機会は合ったけど、あの子と会う機会は本当になかった。何だかタイミングが合わなかったとか…………
「その子が来るのは良いけど、会えるの?かなりのレアキャラみたいな感じだよ」
「中々会えないからうやむやになった話を持ちかけたとか言ってたけど……」
何をしたのか気になるけど……まぁ来るとなると…ね。善子ちゃんが大騒ぎしそう……
「海里ちゃんと奏くん、盛り上がってるみたいだけど何の話をしてるの?」
「海里ちゃん、来るの早いね」
「千歌姉、梨子さん。お疲れ様」
「天使がようやく会いに来るみたいって話」
「天使…あぁ未唯ちゃんだね」
「あー、私たちもさっき聞いたけど……うん、鞠莉ちゃん、旅費とかは全額負担する事になったけど、それは問題にならないわって言ってたんだけど……」
「滞在中の宿はうちになったことを聞いてちょっと落ち込んでたね」
落ち込むことなのかな?でも鞠莉さんの事だからきっと歓迎パーティーをホテルでやろうとしたとか?目論見が外れて落ち込んでるのかな?
「虹ヶ咲の子達と結ヶ丘の子達も来るから楽しみだね~」
千歌ちゃんは呑気にそんなことを言っていたが、まさかあんな事になるとはこの時思ってなかった…………ただ言うなれば天使なあの子の触れてならないものに触れてしまったっていることに気がついていれば…………
キャラ紹介
天川海里
二年生
髪 青
幼い頃、もう一人の人格、海鈴が現れるが、親に病気だと思われていたけど、実際は二重人格ではない感じ(知識は海里。体力は海鈴)
千歌ちゃんたちに出会い、マネージャーとして加入するが最初は二重人格の事を隠していたが、ひょんなことからバレてしまうが、全員気にしてないことから皆に海鈴の事を受け入れてもらった事を嬉しく思っている
海鈴の事はみんなは『鈴』と呼んでいる
幻日では、エクソシスト。海鈴は守護霊
高海奏(たかみそう)
千歌の弟。高一だが事情があり、高校には行ってない。頭は良い。姉である千歌に振り回されたりしている。
浦の星にはバイトとしてアクアの手伝いをしている。
昔書いていたサンシャインのオリ主。機会があれば海里を交えて書きたい。
初恋の相手は幼い頃に会った白い帽子に白いワンピースの女の子(梨子)
梨子とお互いに初恋の相手とは知らない
幻日では、ミリオンダラーのサポートだが、姉達に呆れている
感想待ってます