虹が咲き、白が交ざる 外伝 白と翡翠   作:水甲

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二週間ぶりの更新になってしまった


138 沼津到着とバスの中

未唯side

 

「沼津ついたね」

 

私がそう告げ……そして、

 

「帰ろうか」

 

『いやいやいや』

 

帰ろうとする私をみんなが引き止めた。まぁ冗談なんだけどな~

 

「未唯さん、あまり遠出はお嫌いなんですか?」

 

栞子ちゃんが不安そうに聞いてきたけど、別にそういう訳じゃない。ただ今回の場合は事情が事情だから

 

「罰ゲームとかそういうのでって言うのがちょっとね……」

 

未だに怒ってる事に関してはいい加減治まっても良いんだけど、中々治まらない。

 

「まぁ未唯ちゃんは少し落ち着こうか。ほら、歩夢ちゃんが作ってくれたシニエ人形だよ~」

 

エマさんからシニエのぬいぐるみを受けとり、抱き締める私。普段はこんな子供みたいなことで落ち着かないけど、今は本当に落ち着く

 

「まぁ未唯は侑と歩夢の事が大好きだから、今回の件は怒るのも無理もないわね」

 

「未唯ちゃん、どうどう」

 

ランジュさんはそれとなく私の気持ちを理解してくれてるからちょっと助かる。

今回、同行するメンバーは栞子ちゃん、エマさん、ランジュさん、璃奈ちゃん。そして……

 

「何か便乗している感じで悪い気がするな」

 

「灯夜さん、気にしないほうがいいっすよ。今回は普段頑張っている灯夜さんにきな子が慰労の為に誘ったっすから」

 

「それにしても沼津のスクールアイドル……これはマネーの気配がするですの」

 

「夏美ちゃん、あまりそういうことすると紗桜莉ちゃんに怒られるよ」

 

「まぁ私からしたら少し気を付けてくれれば……」

 

Liellaから紗桜莉ちゃん、きな子ちゃん、夏美ちゃん、かのんちゃん、そしてきな子ちゃんが誘った私たちの保護者兼旅行に来た灯夜さんだ

 

「とりあえず迎えが来るとか聞いたけど、バスとかで来るのか?」

 

「ううん、普通に道案内としてだから、ちゃんと交通費も払ってくれるから大丈夫だと思うけど……」

 

道案内してくれる子が見えないけど……まだ来てない?

 

「あ、あの……」

 

すると私たちに声をかける赤い髪の女の子……この子は確か……

 

「あ、ルビィちゃん」

 

「あ、璃奈ちゃん。良かった。合ってた」

 

安堵する赤い髪の女の子……黒澤ルビィちゃんだっけ?ちょっと引っ込み思案な所がある感じだけど、結構しっかりしてそう。

 

「ルビィだけが迎えに来たのかしら?」

 

「えっと……実は花丸ちゃんと善子ちゃんと奏くんもいるけど……」

 

ルビィちゃんが指を指した方を見るとそこには何故か小柄の子と男の子に正座させられている女の子の姿があった

 

「いいじゃない!あの天使と会うのだから堕天使として……」

 

「奏くんと海里ちゃんにも言われたはずずらよ。今回の件は多分未唯さんが怒ってるかもしれないって」

 

「じゃなければ費用を全部鞠莉さんが全部持つことにはならないだろ」

 

何であんなところでお説教を?

 

「鞠莉ちゃんは未唯ちゃんがようやく来ることに関して喜んでいたけど、流石に何かあるだろうって事だから、面倒事は避けるべきって話し合ったんだけど……善子ちゃんが……」

 

話に聞いてたけど、本当に個性的な子がいるな~

暫くしてお説教が終わったのか3人がこっちに来た

 

「えっと、璃奈ちゃん、エマさん、ランジュさん以外は初めまして、国木田花丸ず……です」

 

「黒澤ルビィです」

 

「高海奏です」

 

「ふっ、私は……」

 

「こっちは津島善子ちゃんずら」

 

「ヨハネよ!と言うか人の自己紹介を……」

 

本当に個性的だ……とりあえず私たちも自己紹介をして、バスに乗るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

バスに揺られつつ、各々が話す中、特に気になったのは……

 

「奏も苦労してるんだな」

 

「姉とはいえ、気を付けてほしいと言うか……注意しても直らないと言うか……灯夜さんも苦労しているんですか?」

 

「まぁきな子は一度注意すれば直ぐに直すけど……それでももう少し……」

 

「きな子、結構気を付けてるっすよ」

 

「それならもう少し……下着とか」

 

何か同じ異性と暮らしているからか気が合うのかな?あの二人?

 

「ふぅ……」

 

ふと前に座る紗桜莉ちゃんがため息をついている。そう言えばいつもみたいな感じがしないけど……

 

「元気ないけどどうしたの?」

 

「あ、未唯さん……その、今回の旅行……と言うべきか何なのかは分かりませんが……まぁこの旅行の日程を見たら……海で泳ぐって話があって……」

 

「泳ぐの苦手?」

 

「いえ、ただ昔の事故で……身体に傷とかあるので……」

 

あ、結構デリケートな話だった。泳がないもしくは水着にならないって話ならなんとかなりそうだけど……紗桜莉ちゃんからしたら結構な悩みだよね

 

「未唯さんは今回の件は怒ってますが……」

 

「お姉ちゃんたちを利用されたからね……まぁそこら辺はしっかりと…………まぁ色々としたら落ち着くかも」

 

「そうなんですね……」

 

何か今回の旅行……私の件だけで終わりにはならなそう……

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけと言う名のネタ

 

璃奈「善子ちゃん、ゲーム発売まであともう少しだね」

 

善子「こっちはヨハネだけどね」

 

未唯「楽しみだな~電撃の力を操るライラプスがとある任務で歌姫花丸と出会って、ライラプスが入っていた組織のボスであり、恩人である鞠莉に自分は花丸を守るために組織を抜け出して、鞠莉がそれを了承するんだよね」

 

璃奈「そこから花丸ちゃんを捕らえていた十千万の能力者が関わる任務をこなしていきつつ、ライラプスと花丸が絆を深めるけど、強行手段に出てきた十千万が花丸をさらい、ライラプスは十千万のアジトに乗り込み、十千万のボスである千歌を倒して、家に帰ろうとするライラプスと花丸の前に鞠莉が現れて……」

 

未唯「二人を新世界のキングとクイーンにしようとしているけど、ライラプスは鞠莉の誘いを断り……撃たれて……」

 

善子「何か違う話してない?」

 

璃奈「外伝作品はライラプスのライバルである曜さんが主人公で、レジスタンス的なことをしている梨子さんと出会い……だよね」

 

善子「別の作品よね?」

 




おまけは幻日のヨハネのゲームが出る会社のゲームです。かなり面白い作品です
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