栞子side
生徒会室で私は白紙の紙を見つめていた。何を書けば良いのか……
どうしてこう、気持ちが先走ってしまったのか後悔してしまっている。
「私にはこう言うのを書くことのに適正ない……」
そもそも私は未唯さんに対してしっかりと思いを伝えることが苦手みたいです……
事の発端は今度のライブの企画の一つでファンの皆さんが同好会のスクールアイドルにラブレターと言う名のファンレターを送ると言う企画が始まった。皆さんは誰が一番貰えるのかなど盛り上がっていると、果林さんがあることを言ってきた。
「栞子ちゃんは書かないの?」
「書くって……私たちは受けとる側ですよ?」
「あら、私たちも送ってはダメとは言われてないわよ」
確かに……ダメとは言われてない……ですが……
「普段見てると未唯ちゃんから『大好き』って言われてるけど、栞子ちゃんからは言ってないわよね」
そうですよね……それなら早速…………
と果林さんの思惑に乗ってしまった結果、ラブレター作成に苦戦していた。
「本当に何を書けば……」
「栞子ちゃん、どうしたの?」
ため息をついていると、いつの間にか来ていた歩夢さんに声をかけられた。
「歩夢さん。すみません、気づかなくって……」
「ううん、栞子ちゃんが凄い悩んでるみたいだけど……」
「実は……」
歩夢さんに話しても良いのか悩んだが……歩夢さんが誰かに言い触らしたりとはしないはず……それなら……
私はラブレターの事を歩夢さんに話すと……
「うーん、それなら想いのまま書いてみたらいいんじゃないかな?」
「そう言うものなんですか?」
「うん、ラブレターって悩んで書くものじゃないって私は思ってる」
そう言うものなんですね……それなら……
「因みに歩夢さんは書かないんですか?」
「二枚書くよ」
「二枚?」
歩夢さんの事だから侑さんだけかと思ってましたが……
「未唯ちゃんにも書こうかなって、ラブレターって言うよりもお礼に近いけど……」
お礼……歩夢さんらしいですね
歩夢さんは用事を済ませ、生徒会室から出ていくと、私は早速書き始めた。私の想いを込めて……
『未唯さんへ、初めてお会いしたときはお互いに印象が悪く、私自身あなたと今みたいな関係になれるとは思っていませんでしたが、未唯さんが頑張っている姿、私が悩んでいるときに相談にのり、寄り添い、段々と貴方に惹かれていったのかもしれません。口に出して、はっきりと伝えることは難しいですが……こうして文字にして伝えさせてください。未唯さん、大好きです。三船栞子より』
ライブも終わり、皆と一緒にラブレターを読むことになったが……未唯さんは顔を真っ赤にさせていた。
因みにかすみさんの提案で誰が一番ラブレターを貰うのか競うことになったが…………
三位 せつ菜さん、しずくさん
二位歩夢さん、彼方さん、果林さん、未唯さん
一位は二位よりも大差をつけて…………侑さんだった
「え?何で私が////」
意外と侑さんのファンが多い。
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