灯夜side
きな子と沼津を観光している途中、奏から連絡が入った。どうにもサバゲーしてすぐに終わったので今は十千万でみんなで温泉に入ろうと言う話になっているらしい。
「みんなと合流するか?」
「そうっすね」
きな子も合流することに賛成し、僕らは十千万に行くのであった。
合流し、みんなでお風呂に……みんなと言っても流石に男女別のため、僕は奏と一緒に入りつつ、僕らが観光中に起きたことを話していた。
「はぁ?高柳が一人で全滅させた?」
「あの子、かなりヤバイですよ。的確にヘッドショット決めてましたから……」
何か夏美から聞く限りでは集中力が凄く、本気を出すと世界がゆっくりに見えるらしいとか……
後は容赦もなく相手が降参していても容赦なく攻撃をし続け、付いた渾名が『無慈悲な天使』とか……どんだけなんだよ……
「今回高柳が怒っていた理由はそっちの理事長が原因みたいなもんだろ」
「そうですね。まぁそうなった過程があったんですが……結果的に怒らせたと言うべきか……まぁ仕方ないと思いますよ」
仕方ないか……まぁ高柳と出会ってからはそこまで親しいとまでは行かないが、きな子や夏美の話を聞く限りだと無闇に相手を敵視するような子ではないから、多分怒らせる原因を作ったのは向こうだから仕方ないか
「とりあえずもう少しのんびり入ってましょう」
「そうだな……因みにこう言うときは恋の話とかするべきか?」
「灯夜さんはきな子さんじゃないんですか?」
「まぁ……きな子は…………妹的な感じがしてな……」
「あー」
「奏は?」
「僕は……一応まだ初恋の人を……でも……まぁ……うん」
恋話でそれなりに盛り上がっているのだが…………
『未唯さん!本当にすみません!すみません』
『セクハラまで許容はしてないですよ』
何か変な声が聞こえるのは気のせいだな
未唯side
私が鞠莉さんを湯船に沈めていたのは…………セクハラを受け、その反撃を行ったからだ。ダイヤさんが全力で謝り、しっかりと叱っておくと言うことで話はついた
「流石にセクハラはどうかと思いますよ」
「でも果林はよく……」
「果林ちゃんはそれなりに節度を持ってるし……」
「とりあえず未唯さんに対してセクハラしたらしっかり反撃するって伝えておく」
「そうするべきですね」
鞠莉さんのことが嫌いだからという理由ではない。だけど本当にそういうことをしても問題はないって事を正当化してはダメだからね。ましてや私が冷静じゃなかったら…………うん、言わないでおこう
「それにしても紗桜莉先輩が入らないのは残念ですの」
「まぁ紗桜莉ちゃんはあまり人前で肌を見せたくないからね」
「事故の件があるっすからね」
紗桜莉ちゃんは部屋のお風呂に入ると言い、露天風呂は遠慮した。明日の海もどうするかまだ悩んでいる。本人の問題だからね……
そんなことを思いつつ、のんびり浸かっていると、海里さんが声をかけてきた
「ずっと話したかったんだけど……未唯ちゃんって……昔私と会ってるよね?」
「そう言えば……そうかもしれないですけど……」
幼い頃に海里さんにそっくりな人に会ったことはある。でもまさかこうして会えるとは思ってなかった
「何だか感じが変わってるからびっくりしたよ」
「あはは、 まぁ色々とあったので……」
うん、色々とあったから……今では無慈悲な天使とか虹ヶ咲の天使とか……あとはまぁ変身する機会がなくなった天使のヒーローとか……うん、本当に色々とあった……
海里さんとは色々と話つつ、露天風呂を楽しむのであった。それにしても……天使のヒーローに関してはうらちゃんから……
『フラグめいたことを言わない方がいいよ。今度は別の平行世界のあの子たちの世界に行ったりするから……まぁ未唯ちゃんなら何だかんだ慣れてるから大丈夫だと思うけど』
嫌な慣れ方だな……と言うか元凶がほとんどうらちゃんなんだよなー
フラグはその内に
感想待ってます