未唯side
ある日の同好会にて、せつ菜さんがある雑誌を持ってきた
「今月発売のスクールアイドル情報誌に私たち同好会の事が書かれてますよ!」
そう言って同好会が書かれているページを見せてきた。確かにみんなの事がしっかり紹介されているし、写真も可愛い。だけど侑お姉ちゃんがあることに気がついた
「あれ?未唯の写真……そっか、未唯って……」
「こういうのに乗る写真、苦手だからね……」
だから何とかカメラに写らない位置にいたり、照明で上手く逃げたりしてる。
「侑先輩、みい子って昔からこんな感じなんですか?」
「うーん、昔に比べたらまだ良い方だったよね。歩夢」
「うん、未唯ちゃん……写真撮られること自体苦手だったからね。何とか個人での写真とかは平気にしたけど……」
「平気にしたって……何を……」
かすみちゃん、あまり怯えたりしないであげてよ。ただ単にぽむお姉ちゃんに『思い出をこうして写真に残したいの』って言われたから……
「あれ?でも次のページ……未唯さんの特集じゃないですか?」
しずくちゃんがそう言って、そのページを見せてくれた。そのページには『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会!13人目のアイドル!通称天使に迫る!』と書かれていた
「未唯ちゃん……七不思議なの『はてな』」
「いや、そんなせつ菜さんじゃあるまいし……」
「私もそんな……とりあえず読んでみましょう。えっと『写真が決して出回らない謎の少女。ライブを見た人たちのみしかその姿を見せない。今回、その天使を写真に収めるべく、取材班は虹ヶ咲に潜入を試みた!』これ、許可を貰ったのでしょうか?」
「多分……取ってないと思うよ」
侑お姉ちゃんが苦笑いをしつつ、続きを読むことに……『だが取材班がカメラを構えた瞬間、たまたま活動中だと思われるサバゲー部によりカメラが破壊された。また小型カメラを使おうとしたが、またもや園芸部の水撒きにて小型カメラが故障してしまう事態に……』
「…………みい子のファン?」
「さぁ?」
多分そうなんだろうけど……そこまで統率がとれてるもんなの?
とりあえず続きを……
『ならばと同好会メンバーのSMSに映り込んでいると思い、調べた結果、同好会メンバーのK・Nにそれらしき人物が写っていたが……何故かぼやけている』
「かすみさん?」
「待って!かすみんはただ……と言うかぼやけてる?どういうこと?」
「虹ヶ咲にはそう言うことが出来る子がいるから……」
うらちゃんが上手くやっているみたい。
『また取材班は後日、天使を写真に抑えるべからずと結論を出した』
「…………未唯ちゃん何者?『ぶるぶる』」
「まぁ……普通の女の子だよ」
なんと言うか周りが私の事を思って行動してくれているんだろうな……そんなことを思いつつ、残りのページを読もうとすると……
「未唯!いたわ!」
「部室にいたのですね」
ランジュさんと栞子ちゃんが部室にやって来たけど……どうしたんだろう?
「未唯さん、実は……いえ、今回の件は未唯さんだけではないですね」
「そうね!未唯!あなたがいないと始まらないの!」
「何に?」
「ランジュ、とりあえず詳しく話をしないと……」
一旦、椅子に座り栞子ちゃんから話を聞くことになった私たち。
「先程、金沢のとある学校から合同ライブをしないかとお誘いがありました」
「合同ライブ?」
よくLiellaとはやってるけど……何で私が関係してるの?
「スクールアイドル同好会としては受けるべきと思ったのですが……向こうの条件として未唯さんと是非ライブをしたいと」
「うーん、また私……利用される感じ?」
「いえ、あちらの条件として出されましたが、出来たらの話なので……」
「まぁ……それなら……そもそも私一人?」
「いえ、向こうの学校ではユニットを中心らしいので……私も行きます。後は……」
「私も興味ありますね!」
「それならAZUNAと……侑さんですかね」
「そうですね」
「ランジュも行きたかったけど、ミアが都合つかないみたいだから今回は断念するわ。でもその代わりに旅費は学校が出してくれるように頼んだわ!」
ランジュさんにして……いや、言わないでおこう。それにしても私を指名するなんて……
「因みにどこの学校なんですか?」
「えっと……蓮ノ空という学校です」
次回から蓮ノ空編!
蓮ノ空の小説書きたいけど、この外伝みたいに1話完結ものにするか悩む……
感想待ってます!