未唯side
「新しい衣装を見てほしい?」
「うん、駄目かな?侑ちゃん」
日曜日、三人でぽむお姉ちゃんの家で集まっているときの事、ぽむお姉ちゃんがそんな話を切り出していた。
私からしてみれば何だかこういう話をするのは珍しいなと思っていたけど、きっとお姉ちゃんも少しでも前に進もうとしてるのかな?
「うん、見てみたい!見てみたいよ!歩夢!ね、未唯」
「うん、私も興味ある」
まぁ興味あるのは嘘じゃない。ちょっと楽しみだな~
「それじゃちょっと着替えてくるね」
あ、衣装はあるんだ。ぽむお姉ちゃんが着替えにいっている間、私と侑お姉ちゃんは……
「どんな衣装だろう?きっと歩夢の事だからお姫様みたいな衣装だよね!」
「お姉ちゃんならすごく似合うよね」
「それとも前に見せてくれたセクシーみたいなかな?」
「あれはお姉ちゃんがエッチだよ~って言って顔真っ赤にさせてたよね」
「わぁ~本当に楽しみだな~」
等々ワクワクしながら着替えてくるのを待っていると…………
「お待たせ」
おぉ、ぽむお姉ちゃんにしては攻めた衣装だ。肌とか結構露出があるし、へそ出しだし……
「お姉ちゃんセクシー」
「あ、ありがとう。侑ちゃんどうかな?」
きっと侑お姉ちゃんの事だから、『セクシーだよー!歩夢ー!』って言いそうだな~って思っていたら
「歩夢…そう言う格好は駄目だよ」
「え?」
あれ?思っていた答えじゃない?何だろう?どうかしたのかな?
「そんな歩夢のおへそ……他の人に見せたりするの……駄目だよ」
「あ……えっと……」
あれ?これは要するに?
「歩夢のおへそとかそう言うのは……私だけに見せて!」
「//////」
うん、何と言うか無自覚なんだろうけど…………私がいることを忘れてないかな?
まぁこんな二人を見てるのも楽しいからいいけど…………
「その……歩夢…着替える前にお願いがあるの」
「な、何?」
「おへそ…ううん、お腹触っても……」
「い、いいよ////」
私……お邪魔だし、一回帰ろうかな?
「お姉ちゃん、鍵忘れたから貸し……て…」
多分、今苺ちゃんの視線に映っているのは、私ではなくお腹を触る侑お姉ちゃんと触られているぽむお姉ちゃんの姿だよね……
「え、エッチなこと……してる…………」
その後、泣きそうな苺ちゃんを必死になだめた後、ぽむお姉ちゃんは着替えさせ…………
「うぅ、お腹を触って…………」
「はいはい、そう言うのはまだ苺ちゃんには早かったね」
「な、何かごめんね」
「私も何かごめん」
何と言うか苺ちゃんの色々が気になる…………特にここ最近遥ちゃんと仲良くなってるから、彼方さんに色々と相談されるけど…………
「あ、そうだ。未唯、明後日空いてる?」
「明後日?放課後?」
「うん、ちょっと前にある学校のスクールアイドルと合同ライブするからその打ち合わせ」
「それなら私じゃなくっても……」
せつ菜さんに声をかけた方が……
「何だか新設校だから一年生しかいないから未唯がいた方がいいかなって」
そんな理由なんだ……まぁいいか。えっと……一緒にライブやる学校は………………
紗桜莉side
「それで勧誘って言うか……そのまま……」
「でもすごい人だよね。まさか合同ライブしようって」
「それに今話題の虹ヶ咲デスヨ!」
「これで私もこのまま有名になって…………」
「それはないデス」
「なんですって!」
「お二人とも落ち着いて……って紗桜莉さん?」
「紗桜莉ちゃん、何だか今日は大人しいけど…………」
「虹ヶ咲って……虹ヶ咲って…………ほんとうにほんとうに本当!」
「「「「「何かいつもとテンションが違う」」」」」
まさか憧れのあの人に会えるなんて…………
ガチャが本気で楽しみすぎます!そして次回からリエラ編スタート
感想待ってます