未唯Side
金沢駅につき、そこからバスに揺られ、ようやく着いた蓮ノ空。
「何だか長かったな~ここまで着くのに別世界に行って変身して竜と戦ったような気がするよ」
「未唯さん、大丈夫ですか?」
栞子ちゃんに物凄く心配される私。いや、流石に冗談だよ……ただ変に理解度が高すぎて怪しまれた感じが……うん、何だろう?この記憶……
「勝手に入ったら…駄目だよね?」
「侑ちゃん、落ち着いて。今せつ菜ちゃんが連絡してくれてるから、迎えの人が来てくれるよ」
「と言うか人数増やして大丈夫だったのか?」
「奏さん、そこはちゃんと連絡してますよ」
「確か大丈夫だって話だったんだよね?」
「はい、だから曜さんも奏さんも入って大丈夫みたいです」
まぁ試しに誘ってみた感じだったしね。
少しすると何だかお淑やかそうな女生徒がやって来た。
「初めまして、蓮ノ空学院スクールアイドルクラブの乙宗梢です」
私達は梢さんに挨拶をし、自己紹介をする。
「確か合同ライブでしたよね?何でまた?」
「えぇ、まぁ……その…」
侑お姉ちゃんの問い掛けに、どう答えるか迷っているけど……何か複雑な理由が?
「その…恥ずかしい話なのだけれど……詳しくは部室に着いてからでよろしいかしら?」
本当にどんな理由なんだろう?凄く気になる……
とりあえず私達は梢さんの案内で部室に向かおうとすると……何だか物凄い音が聞こえた。これは……バイクのエンジン音?
振り向くと校門の所に見覚えのあるバイクに乗った2人が……
「ふぅ、着いたね!」
「………あんた、安全運転って……」
「いや~テンション上がって!サイドカー付けての運転、意外といけるから今度はかのんちゃんあたりを……」
「かのん、多分泣きそうね……」
紗桜莉ちゃんとすみれちゃん?何で蓮ノ空に?
2人は私達の姿を発見し、こっちにやってくる
「初めまして!理桜の従兄の紗桜莉です!」
「理桜の?」
あぁ、なるほど。見覚えのある名前があると思ったら、紗桜莉ちゃんの従兄だったか
とりあえず紗桜莉ちゃんたちも加わって、スクールアイドルクラブの部室に行くのであった。それにしてもすみれちゃんも来るなんて……何か珍しいな~
「来たわね!高柳未唯!」
部室に入るや否やそんなことを言われた。えっと……
「買った方が良いの?」
「未唯ちゃん、落ち着いて」
ぽむお姉ちゃんに止められたけど、あの…冗談だからね。とりあえず事情を聞かないと
「何でそんな対抗心むき出しなんですか?」
「そりゃむき出しになるわよ。その前に私は藤島慈。
メンバーカラーはエンジェルホワイト」
私達も改めて自己紹介をすませるけど、わざわざメンバーカラー言う必要あるの?
「あの、もしかしてですが、慈さんはその……」
「せつ菜ちゃんだっけ?その通りよ。被ってんじゃん!」
「はい?」
「未唯ちゃんのメンバーカラーと私のメンバーカラーがよ!」
私のは確か……最初は白だったのが、ファンの人から天使の白になって……あれ?
「ほら、被ってんじゃん!名称が違っても同じ色じゃん!だからどちらが相応しいかしょう……むぐっ!?」
「慈、落ち着け……高柳さんだっけ?悪いな。いきなり喧嘩腰で」
この人は……
「守谷六花です。慈が迷惑を」
「ううん、気にしてないよ」
「喧嘩腰で印象悪かったけど、慈は高柳さんに会うのを楽しみだったり、切磋琢磨したいからわざとそういう態度を……」
「あ、そうなんだ……」
だからって喧嘩腰なのはどうかと思うけど……まぁ何かしらしたいって言うのなら受けるけど……
慈さんの視線は少し離れた場所にいるすみれちゃんを見た。
「………久し振りね。すみれ」
「えぇ、そうね。慈」
あれ?何か私の時よりもバチバチなんだけど……
「子供の頃以来かしら?」
「そうね。それに……六花も」
「う、うん……」
何か急な修羅場始まった?と言うか紗桜莉ちゃんは?
紗桜莉Side
「中々良いものそろってるね」
「街のホームセンターは割かし品揃え良くってな」
「あ、これ持ってない工具…今度送って」
「いいよ」
「あの……何故私がここに呼ばれたのでしょうか?」
苦笑いをしている女の子…村野さやかちゃんだっけ?
「後で学校案内して貰おうかと思って」
「それ、後でやるって梢先輩が言ってましたが……」
とりあえず理桜の持ってる工具を見終わったら案内を……あれ?未唯さんから?えっと……
『ごめん。何か三つ巴の戦いが始まった』
どういうこと?
次回始まる三つ巴の戦い!
久し振りにエッな話を書きたいけど、どっちにしよう?
感想待ってます