かのんside
そもそもの理由としては、私が一人で人気のない公園で歌を歌っていたときの事、ここならあまり人がいないから大丈夫かと思っていた。
歌い終わり気がつくと見知らぬ子が拍手していた
「え、えっと、どうも……」
「スゴイスゴイ!歌声聞いてたらときめいちゃった!私!虹ヶ咲学園の高咲侑!」
「虹ヶ咲?」
そう言えば紗桜莉ちゃんが憧れの人がいるって言ってた……
「知ってるの!ね!せっかく会ったからお願いしたいことがあるの」
「は、はい?」
「今度合同ライブしよう!」
と言うことであまりにも押しが強く……引き受けることになり、今日はちょっとした顔合わせに虹ヶ咲に六人で来たけど……
「あの、紗桜莉さん、何で私の後ろに?」
「恋ちゃん、今日だけはお願い」
「わかりマスヨ。憧れの人に会うとこうなりマス」
「可可もそうだったわね」
「いやー、にしてもすごい人だよね。まさか会って直ぐに合同ライブしようって」
「マネージャー的な人らしいよ」
まぁ本当に押し負けたけど……
すると校門前にマネージャーの高咲さんと何度か雑誌とかで見たことがある優木さんとお団子にピンク色の髪の人と…………
「はぅ!?」
白いセミロングの子……あの子が紗桜莉ちゃんの憧れの人?
確かにすごい可愛いし、なんと言うか雰囲気が天使みたいな…………
「恋ちゃん……私帰っていい?」
「ダメですからね」
「うぅ……」
本当に憧れてるんだな~
「今日は来てくれてありがとうね」
「いえ、お招きありがとうございます」
「そんなかしこまらなくてもいいですよ」
「今日は顔合わせだから……あの、所でその子……調子悪いの?」
「調子悪いと言うか……」
「紗桜莉さんは憧れの方がいるので緊張しているのデスヨ」
「くぅちゃん~」
「そうなの?」
「確か……未唯って子ね」
「あ、私です。憧れなんて……えへへ」
「未唯ちゃん嬉しそう」
「だって、そう言われるの初めてだから、紗桜莉ちゃん、よろしくね」
「あ、は、はい……」
今日は本当に紗桜莉ちゃんがこの調子かな?まぁ安心と言うか……なんと言うか……下手すれば……
「まぁお姫様が出ないから安心よね!」
すみれちゃん、それは言わない方が……
「お姫様?」
「紗桜莉ちゃん、普段は言いたいことをはっきり言うから、自由な感じ……と言うか…その姿が何だか気品があるからって言うことで灰色のお姫様って呼ばれてるんです」
「ちぃちゃん……あの、通り名みたいな感じなので気にしないでください」
「お姫様か~未唯は天使って呼ばれてるもんね」
「お、お姉ちゃん……うぅ……」
「あ、可愛い……」
紗桜莉ちゃん、それは口に出さない方がいいよ
「それじゃ早速部室に行こうか。みんなも待ってるから」
「そう言えば今日は大丈夫なの?未唯ちゃん」
「何が?」
「あー、あの方ですね」
「あ、多分……今日は忙しいからって行っておいたから……」
一体なんの話をしているのだろうか?まぁ気にしたらダメだよね
今日は何事もなく終わりそうだし
そうこの時はそう思っていたけど…………まさか後々紗桜莉ちゃんのお姫様と未唯さんの無慈悲な天使が現れるとは思っても見なかった
短めですみません
フラグめいたものが…………
感想待ってます