しずくside
「くくくく、今は無名でもいつかはかすみんたちを脅かす……」
「名札とかもらってきたよ~」
「まぁ今回は顔合わせだから楽しくやるって感じなのよね」
「彼方ちゃん、歩夢ちゃんと一緒に作ってきたクッキー出すね~」
「お、美味しそう!りなりー、美味しそうだよね」
「うん……」
「ってかすみんの話を聞いて!」
「はいはい、先輩とか後輩とか関係なくやろうね」
「うぅ~しず子~」
かすみさんを宥めていると、ちょっとそわそわしている栞子さんが目に入った。
「どうかしたんですか?」
「あ、いえ、ランジュが来ないか心配で」
あぁ……ランジュさんは…………変にタイミングが悪く来たら今日みたいな時は大変だから……
「未唯さんが声をかけてましたから大丈夫ですよ」
「そ、そうですか」
まぁどんな風に声をかけていたのかは分からないけど……
すると先輩たちが話に出ていた子達を連れてきた
「あ、あの、今日はよろしくお願いします」
「あはは、そんなにかしこまらなくっていいよ」
侑先輩がいるとみんな緊張とかせずにすみそう……
「ふふ、今日は上下かん」
『!?』
「かすみちゃん、今日はそう言うのはいいから」
いつも通りのかすみさんにツッコミを入れる未唯さん。あれ?何か一瞬……6人中5人が何かに反応した?
そう……この時、私は聞くべきだった。彼女たちが何故……反応したのか
未唯side
互いに自己紹介を終わらせて、今日は打ち合わせとかではなく、普通にお茶会を楽しむことになった。
なんだろう?こんなに平和でいいのか……まぁたまにはいいよね
「そう言えば紗桜莉ちゃんは……」
「ひゃい!」
あーそんなに驚かなくても……
「えっと、私ってそんなにライブとかしてないけど…………いつからファンに?」
「あ、えっと……覚えてないと思いますが……前に未唯さんが一人で練習してるときに……」
練習?そう言えば声をかけられた覚えがある。あの時は栞子ちゃんの事で頭がいっぱいだったけど…………確かあの時は…………
「私はその時に…………」
「そろそろ終わったかしら?」
紗桜莉ちゃんが言いかけた瞬間、ランジュさんが勢いよく扉を開けて入ってきた
「あら?お茶を飲んでるだけ?」
そう言えば楽しい時間だったから結構時間がたってる…………
「まぁいいわ。悪いけど未唯を借りていくわ」
「ランジュ、お客さんが来てるんですよ」
「栞子ちゃん、気にしなくていいよ。かのんちゃんたちはまだ楽しんで……」
まぁ少しゲームをして…………
「ほら、行くわよ」
ランジュさんが私の腕をつかんだ瞬間、紗桜莉ちゃんがランジュさんの腕をつかんだ
「人の迷惑を知らないんですか?」
あれ?感じが…………
「誰よ。貴方…………」
「すみませんが、名乗る気はないです。自己紹介もまともに出来ない人には特に」
え?本当に何が起きてるの?
私は周りを見ると、侑お姉ちゃんたちは驚いてる。かのんちゃんたちは…………あ、何かやっちゃった感が出てる
「えっと紗桜莉ちゃん、落ち着こうか」
「あのね……私はこの子と遊びたいだけなの」
「はぁ?それなら私が相手しましょうか?自己紹介もまともに出来ない人さん」
「…………良い度胸ね」
何か凄い流れになったけど……私は帰って良いかな?
注 ここからはみんな何故かアイコンタクトで会話できていることになります
紗桜莉ちゃんとランジュさんは早速ゲームをすることに…………やるのはポーカー。
『やるからにはさっさと終わらせる。ミア』
『やれやれ、帰りたいんだけど……まぁ仕方ないか。これを看破できるの未唯さんだけだし』
『そうね。まさかいかさまをしても、未唯は看破して更に勝つものね』
ミアちゃんがカードを配る。早いから見逃すけどいいカードはランジュさんに渡してる。と言うかいかさまをしてまでやることなのか?
「因みにだけどイカサマが分かったときは…………した人の指をへし折る」
怖い怖い、私でも言わないよ。
「脅しのつもり?」
『確信してないから大丈夫よね』
『ランジュ、彼女から……未唯さんの様なもの感じる』
『気のせいよ。未唯は怒らせない限り大丈夫だけど、普段からいう人は…………』
「私、力が弱いから…………」
鞄から取り出したのは…………警棒?
「これで折る」
笑顔で言うことなの?
『かのんちゃん、止めないの?』
『ちぃちゃん、止められる?』
『本気で入ってますね……』
『恋はよくあの紗桜莉と渡り合えましたデスネ』
『と言うか虹ヶ咲の人が説明してほしそうだけど…………』
『出来る?』
『『『『無理!』』』』
「…………配り直します」
あ、やり直しが入った
指をへし折るとかは某奇妙な冒険にも…………
感想待ってます