未唯side
何かひょんな事からランジュさんと紗桜莉ちゃんがポーカーすることになったけど、なんだろう?警棒取り出して脅し始めてるけど…………
私はこれを注意した方がいいのかな?
ちょっとかのんちゃんたちにアイコンタクトを送った
『止めた方がいい?』
『無理です』
『私たちには……』
『諦めた方がよろしいかと』
『あの状態は止められないわね』
『見守るしかないデス』
あ、止められないんだ…………
でもこれ、注意した方がいいよね?何か本当にイカサマをしたら警棒で指を折りそう
「えっと紗桜莉ちゃん、そう言うのはやめた方がいいよ」
『あ、未唯ちゃん、注意する』
『楽しいゲームが血生臭くなる所でしたね』
『と言うか……警棒をもってことに対して注意とかしないの?あっちの学校は……』
『多分ですが…………護身用と言いそうですね』
うん、そう思うよね。何で注意されないのかって……深く追求したらダメだと思うけど…………
「紗桜莉ちゃん、警棒で脅すのはやめようか」
「え、あ、はい」
あ、素直だ。私はミアちゃんにカードを配るように促した
「まぁまぁね」
とりあえず私は二人の手札を見ると……あーランジュさんは役が揃ってる。紗桜莉ちゃんは役なし……カードを交換すれば……勝てるかなって…………
「まぁ貴方みたいな脅すしかない子には、カードを交換しても負けるのは確実よね」
「…………」
あー分かりやすい挑発してるよ
紗桜莉ちゃんは…………ため息をついて…………
「弱い子ほど…………吠えるよね」
「っ!?」
一瞬、イラつくけど直ぐに顔つきを変えるランジュさん。
「初めてあったのに、よくとまぁ弱いなど言えるわね」
「え、わかるよ。全身から漂う…………弱い子オーラ」
「…………」
あ……ランジュさん黙りこんだ…………
「もしも貴方が自分勝手なことをして、それが許されている状況に甘えているなら…………痛みを知った方がいいよ」
「…………」
「誰も止めないし、それが正しいことだと思い込むのもね」
これ、前に栞子ちゃんが見た悪夢見た時の話かな?気のせいかな?
「それにね。理由がどうあれ…………人を裏切るのもダメだよね」
これ、本当に誰に伝えてるんだろう?
「そう言うわけ……だから…………全部交換」
全て交換したけど…………まだ話を続ける
「もしも逃げるならいいけど、心の片隅で『誰かが引き止めてくれる』そんなの期待してるなら…………一度現実を見た方がいいよ」
ランジュさんはスリーペア、紗桜莉ちゃんは………………ロイヤルストレートフラッシュ。うん、話を聞いていてみんなが聞き入ってる間に…………こっそり入れ換えていたのは見なかったことにしておこう
それにしても紗桜莉ちゃんは読む力があるみたいだ。だからかかのんちゃんたちは心配してる…………理由として……短い間で絆を深めたからこそ、紗桜莉ちゃんがみんなに嫌われないか……心配してるんだよね
それなら…………
「私の勝ちですね」
「………………」
何も言わずに出ていくランジュさん。私はランジュさんが座っていた椅子に座り…………
「次は私とやろうか」
ちょっと語り合いたい。私の記憶違いじゃなければ…………この子は……あのときの子だ
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