虹が咲き、白が交ざる 外伝 白と翡翠   作:水甲

19 / 159
今回でラスト。短めです


19 天使とお姫様 ④

「ミアちゃん、配って」

 

ゲームを通じて紗桜莉ちゃんと話をしたいと思い、早速対決することになった。

 

「憧れの人でも……私は手を抜きません!」

 

「うん、そうしてくれた方が助かるよ」

 

笑顔でそう答える。

 

「さて……」

 

それなりだけど……勝つには難しい。

 

「どうしました?」

 

紗桜莉ちゃんは少し心配そうにしていたけど、私は笑顔を絶やさず…………

 

「ううん、大丈夫だよ。それとね……紗桜莉ちゃんのこと思い出した」

 

「…………」

 

「紗桜莉ちゃんは……見つけたの?どんなスクールアイドルになりたいか」

 

「見つけました……もしかしたら邪道とか言われるかもしれないけど…………」

 

何となく分かる。一部の人にはダンスをしてこそのスクールアイドルだと思う人がいる

だけど歌のみで見せる事でそんな考えを打ち砕けるはず…………

 

「紗桜莉ちゃんは覚悟ある?」

 

「ん……まだ分かりませんが…………覚悟はあります……それに…………」

 

紗桜莉ちゃんは後ろのかのんちゃんたちを見て……微笑んだ。

 

「みんながいるから……大丈夫です」

 

あぁ良かった。忘れてないんだね……あの時……暗い表情だったのが私と話して…………明るくなったときのことを思い出した。うん……本当に良かった

 

「ありがとうね。話してくれて」

 

「いえ…………私も未唯さんに会えて、また話せて…………良かったです」

 

互いにカードを交換して、見せると…………

 

私はロイヤルストレートフラッシュ。紗桜莉ちゃんはフルハウス

 

「私の勝ちだね」

 

「はい」

 

何だかこんな風に楽しめて良かった

 

『紗桜莉ちゃん』

 

『ちょっと悩んでたところあったみたいだけど……良かった』

 

『はいデス』

 

『あの、私だけでしょうか?みんな、話に集中していて……気がつかなかったみたいですが……明らかに手札をすり替えていたような…………』

 

『えぇ、紗桜莉がやったみたいにね…………』

 

『まぁ指摘したら負けなような気がしますね』

 

こうして色々とあった最初の顔合わせは終わるのであった

 

 

 

 

 

紗桜莉side

 

帰り際、私はかのんちゃんの背中にもたれ掛かる

 

「どうしたの?」

 

「緊張してダウンデスカ?」

 

「ううん、よくよく冷静になったら……私……憧れの人に何てところ見せたんだろ」

 

あんな姿を見せたり、ちょっと危ない発言したり……うぅ

 

「冷静になっちゃったか~」

 

「まぁ虹ヶ咲の人は気にしてないみたいですよ」

 

「でも~」

 

「今日はしおらしいお姫様モードね」

 

「紗桜莉ちゃん、気にしたらダメだよ。ほら、今度の打ち合わせのときに謝ろう」

 

「うぅ」

 

変な子とか思われてないかな~はぁ

 




次回はイチャイチャさせます

え?ランジュは…………話的には出来てるけど、書く気力がない

感想待ってます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。