今日はかのんちゃん、千砂都ちゃん、紗桜莉ちゃんが遊びに来たけど…………璃奈ちゃんがあるものを見せてきた。
「これは?」
「科学部からもらったタイムトリップ薬」
とんでもないものが出てきてない?
「タイムトリップって……え?」
「これを飲むと……タイムスリップしたっていう夢を見る安全な薬」
安全って…………私、ろくな目にあってないような……
「感じ的にはそういう夢を見る感じなの?」
「うん、例えば侑さんと歩夢さんの小さい頃に会うって夢を見れる」
「先輩の小さい頃の夢!かすみん、見てみたいな~」
かすみちゃん、ノリノリだけど…………
「えっとちゃんと確かめたんだよね?」
「うん、一応……」
璃奈ちゃん、かなり心配だけど…………
私が頑張れば…………
「あの、私も飲んでいい?」
紗桜莉ちゃん…………
「ほ、本当にいいの?」
「はい、未唯さんだけに負担はかけたくないので」
本当に紗桜莉ちゃんは良い子だ
(あわよくば未唯さんの小さい頃に出会ってみたい)
何か不純な考えが滲み出たけど、気のせいかな?
早速二人で飲んでみて、ソファーに寝る私たち
「寝ちゃった」
「二人とも起きるまでお菓子食べる?」
「今日は歩夢の手づくりクッキーなんだ~」
気がつくと私と紗桜莉ちゃんはどこかの公園にいた
「ここは?」
「分かりませんけど…………わぁ……」
え?何で紗桜莉ちゃん、キラキラしてるの?
「未唯さん……凄い小さい……」
「え?って紗桜莉ちゃんも!?」
今の髪型とは違いショートの紗桜莉ちゃん、小さい頃ってこんな感じなんだ……
「未唯さん、本当に天使みたい」
「うぅ恥ずかしい~」
小さい頃の私を見られるのは何か恥ずかしい…………
「私、下手したら」
「犯罪だからやめようね」
やんわり注意していると、公園の真ん中で喧嘩してるような声が聞こえた。なんだろうと思って見てみると…………
一人の女の子を三人の女の子が何か言ってる?よく聞こえないけど、苛め?
すると別の女の子が苛められていた子に駆け寄ってきて…………あーこれなら大丈夫かな?
「何よあんた」
「ちぃちゃんを苛めるな!」
「関係ない子はどっか行って!」
苛めっ子が助けに入った子を突き飛ばす。と言うかちぃちゃんって…………
「ちょっとそこの苛めっ子!!」
わー、紗桜莉ちゃん、普通に喧嘩に参加してるし…………
「何よ!またよその子来たけど、ここは私たちの公園だよ!」
「公園はみんなのものだよ!」
何か取っ組み合いになってるし、ちぃちゃんって子は泣きそうになってるし、もう一人の子も…………取っ組み合いに参加してるし…………
「か、カオスだ……」
このまま放っておくのも悪いし、止めにはいるか…………まずはここの公園は…………
「はいはい、落ち着いて」
止めに入ると私は苛めっ子たちに向かって笑顔で…………
「○○ちゃんたちも落ち着いてね」
「はぁ?違うし」
「それ、ここの公園の名前だよ」
「何いってんの?」
「えーだってここはあなたたちの公園でしょだから~ここがあなたたちのお家になるよね」
「ちが」
「じゃあ、ここはみんなの公園なのに……自分達のものって言い張ってるんだ~へー」
「ぅ」
「それとその持ってる紐…………その子のだよね?泥棒して良いんだ~」
「こ、これは…………」
「警察行く?」
最大の笑顔でそう言うと苛めっ子たちは泣きながら盗ったものを置いていき、逃げ出すのであった
「あ、ありがとう……」
「ちぃちゃん、大丈夫?」
「未唯さん、流石です!」
いやいや、私は後から出てきただけだし
「お姉さん、ありがとうございます」
「いいよ。気にしなくて、紗桜莉ちゃん、行こう」
「はい!」
二人と別れて、私たちは公園を出ると…………
目を覚ますと何か変な夢を見てたような……
「ん~タイムトリップしたのかな?覚えてないけど」
「私も……」
「二人ともおはよう。夢は覚えてない感じ?」
「「うん」」
「まぁ夢は覚えてるようなものだから仕方ない」
璃奈ちゃん、がっかりしてけど…………璃奈ちゃんのせいじゃ………………
「それでね。小さい頃にちぃちゃんが苛められたときに来た子が取っ組み合い始めて」
「そしたらその子の友達が止めに入ってきて、何か言ったら苛めてた子たち謝ったんだよね」
あれ?何か似たようなことがあったような…………
紗桜莉ちゃん、こちらでは別の意味で危ない
感想待ってます!