対決に勝利した私が出した命令は……ランジュさんに同好会に入ってもらうことだ。
ランジュさんは勿論、舞台袖にいるみんなも驚いていた。
「どう言うこと?あなたは私のことが嫌いだったわよね」
「そう思いました?」
「えぇ、だから今回貴方と戦うために…………」
やっぱりわざとか……何となくおかしい気がしていた
「ランジュさんとゲームしたりしていて、ただ向き合い方がわからない人なんだなって思っていたので、今回の話の持ち掛け方に違和感を覚えて、ある筋から情報を集めました」
私は会場にいる恋ちゃんと紗桜莉ちゃんの方を見た。
紗桜莉ちゃんに一応相談したら、何とかなると言い出してら恋ちゃんに話をして…………理事長同士で話をさせて、ランジュさんの情報を引き出した
「と言うかランジュさんは勝っても国に帰る気でしたよね?」
「…………そうよ。私が関わったらみんなつまらない。ランジュみたいに完璧じゃないって言ったりしてくるかもしれない。もしかしたら同好会のメンバー内の輪が乱れるかもしれない」
「そうかもしれないね。もしかしたら二人……ううん、三、四人は部に入るかもね」
まぁそれが誰なのかはわからないけど…………
「だからもし勝ってもある程度教えて…………ランジュから部の空気を乱して、帰るつもりだったのよ」
「そっか……でもそれは悪手かもね」
「どう言うこと?」
「部の設立とか部と同好会で何かしらやろうとか言い出す人がいるかもしれないけど、その時は私はこう言っちゃいそうだよ『現状を知った上でそんなことを提案するのはおかしい』って……それに下手するとランジュさんが帰る時なんて、きっと引き留めてほしいからって思って…………『引き留めてもらうつもりでそう言うことをしているなら、二度とランジュさんを信用できない』って」
「い、言うわね……」
まぁ前に栞子ちゃんからそういう夢を見たって話と紗桜莉ちゃんの予想から出た話をしただけだけどね
「ランジュさんは完璧とかどうとか拘ってるけど…………完璧なんて存在しないかもしれない」
「…………完璧だからこそ、人は魅了できるんじゃないの?」
「そうかもしれないね。でも完璧だとそれ以上は望めない」
今回のライブは……せつ菜さんが戦った場合…………きっといい勝負で終わるかもしれない。
だけど私はそれ以上を見せたかった。
「私は…………みんながいたから……ランジュさんの言う完璧を越えられた。自分で限界を向かえたとか思い込むんじゃなく…………限界を……完璧を越えることがあるんだって知って欲しかった。それは……ランジュさんだけじゃなく、ここにいるみんなにも…………」
これはランジュさんだけじゃない。みんなへと向けた言葉…………
「…………ランジュは何でも完璧にしちゃうからみんなつまらなくなったりは……」
「その時は……私が……ううん、私たちが越えてあげる」
「…………」
俯くランジュさん。さてと……そろそろいいかな?
「侑お姉ちゃん……」
「え?私?」
私に呼ばれて、侑お姉ちゃんがステージに出てきた。
「ランジュさんを同好会に入部させるの……いいよね?」
「……うん、未唯がそうしたいって決めたならいいよ」
「と言うわけでランジュさん、同好会に入ってくれる?一応賭けとかなしでだけど……」
「…………分かったわよ。入ってあげるわよ…………そして次はランジュが勝つから!」
「えへへ、待ってる。ゲームでもライブでも……いつでも受けてたつよ」
こうして……ランジュさんとミアさんは同好会に入部するのであった。
「やるわね……あの子……栞子が認めるだけはあるわね。あの話……進めてみるのもいいかもね」
「って僕は入部決定なの!」
舞台袖に戻るとミアちゃんが驚いていた。あ、勝手に決めちゃった
「え、ダメ?」
「いや、僕はアイドルとか…………」
「やってみてから向いてないとか決めようね」
笑顔でそういうと……ミアちゃんが何故か怯えていた
「わ、分かったわよ……で栞子が真っ赤だけど……」
栞子ちゃんが何故か顔を真っ赤にしていたけど、あれ?私……何か………………
みんなにハグしてもらって、最後が栞子ちゃんだったけど…………何か色々と沸き上がって………………
『栞子ちゃん……………………』
あ、言っちゃった…………
最後の最後でやらかす未唯ちゃん……
感想待ってます!