それは姉が同好会のみんなにライブイベントをやることを話した日の事
姉を見送る私だったけど……
「そう言えば同好会はユニット作ったんだっけ?」
「えぇ、そうですが……」
「栞子は何処かに入るつもりは?」
「一応ランジュに誘われてますが…………」
「断ったんだ」
「はい」
断った理由としては未唯さんが一人だけになってしまうこと。ユニット結成の話は未唯さんも参加していましたが、侑さんが未唯に合うようで合わない感じと話していた。未唯さんもその意見に賛成していたけど…………
「まぁいいわ。それじゃ見送りはここまででいいよ」
姉はそう言って帰っていくのであった。私は……未唯さんと…………
ため息をしつつ、部室に戻ると未唯さんが珍しくソファーで寝ていた
「未唯さん……お疲れなんですね」
眠る未唯さんの髪を優しく撫でる私。ユニットの話を切り出すべきか……正直迷っている
未唯さんはきっとOKしてくれるが……でも本当にそれで良いのか…………私は未唯さんの隣に立てるのか悩んでいる
「ん…あれ?栞子ちゃん、おはよう」
「おはようございます。お疲れなんですね」
「あはは、みんなユニット練習の中、一人で練習だからね。ついつい張り切って」
「そう…ですか」
「栞子ちゃんはランジュさんたちとユニット組んだんだよね?」
「いえ……組んでません」
「そうなの?どうして?」
どうしてと言われても……本人の前で答えるのは……少し……でも……ここで答えないと……次がない感じがする
「あの……私……は…組みたい人がいるんです」
「誰?」
「未唯さんと…………」
本当の気持ちを伝えると……未唯さんは…………
「えっと……本当に私で良いの?」
「はい……私なんかで良ければ」
「あぅ……その……私の方が私なんかでだよ」
「そうですか?」
「だって……栞子ちゃんみたいに格好いい感じには歌えないし……」
「私は未唯さんみたいに可愛らしく歌うことなんて」
「それに栞子ちゃんの衣装って、和風系だから……私なんか似合わないよ」
「私も未唯さんの清楚な衣装なんて着れません!」
「それだったら……って何かお互いに誉めてるような」
「あ……そうですね」
お互いに誉めてる…………お互いの良いところを知ってるって事だよね
「未唯さん……やはり」
「うん、一緒に歌おう」
「はい!」
こうして私たちはユニットを組むことになった。
その事を侑さんに話すと……
「あ、やっぱり?二人ならあり得そうかと思ってたんだ」
「そうだったんですか?」
「予想してたんだ」
「うん、栞子ちゃんはランジュちゃんたちと組んでもいい感じだけど、未唯とならより良くなるかなって」
そんな風に……感じていたとは
「それでユニット名は?」
「ユニット名は……」
「さっき二人で話してたの。二人が一緒だと見てくれる人たちに安心感と安定感を与えられるように…………私が心に安心を、栞子ちゃんが心に安定を…………」
「私たちのユニット名は…………」
「「白翡翠です」」
短めですが、こちらでは未唯栞子でユニットを組ませました!「白翡翠」そのまんまですが……
次回こそは……
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