虹が咲き、白が交ざる 外伝 白と翡翠   作:水甲

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今回の話は愛さん、果林さん推しにはかなりキツい話です。推しの方々は読むのはおすすめできません


03 悪夢でも

栞子side

 

侑さんが留学してる間、幼馴染のランジュがやって来て、スクールアイドル部を設立した。私はランジュに言われるまま、部に入部したが…………

 

「同好会の子が勝手にライブをやらないように監視委員会を作って」

 

私がそれに反対するが、ランジュは……

 

「みんなには部に入ってもらうようにするためだからね!栞子任せたわよ」

 

自分勝手すぎる…………だけど私にはそれを否定する事ができない…………

それにランジュに誘われたミアは…………同好会の曲は何も響かないと言ったり…………

朝香さんや宮下さんの二人が部に入れば多少同好会への厳しさはなくなるかとおもったが、二人は特に気に止めてない…………

 

このままで良いのか…………このまま…………

 

 

 

 

 

 

それから侑さんが戻ってきて、しずくさんが入部して、同好会に戻り…………そんな中でも未唯さんの姿がなかった。

同好会の方に未唯さんについて聞くが、部が設立されてから、未唯さんは同好会に来なくなったらしい。何かしているらしいけど…………

私は未唯さんが何かするためのものだと思う…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなある日、宮下さんの呼び掛けで同好会と部のメンバーが集められ、合同ライブをしようとの話が出た。みんなが企画の説明を受けるなか…………

 

「失礼します」

 

未唯さんがやって来た。

 

「お、みーちゃんじゃん、みーちゃんも愛さん企画の…………」

 

「すみません、その企画ですが…………廃止になります」

 

『えっ?』

 

その場にいた全員が驚きの声をあげる中、私だけ……いや、侑さん、歩夢さんの二人も感じ取っていた

 

「只今を持って…………スクールアイドル部は廃部になりました」

 

「はぁ!?誰だか知んないけど、ランジュの許可もなしに…………」

 

「えっとどちらかは知りませんが…………今回、部が行った問題についてまとめ、それを理事長に突きつけました」

 

「はぁ?」

 

「同好会への練習妨害、ライブ妨害、何の権限もないのに部室を略奪…………等々、理事長に突きつけましたが、理事長は多目に見てほしいと話していましたが…………」

 

「それならいいじゃない。部外者は…………

 

「法的機関に提出しました」

 

今の未唯さんはいつもの未唯さんではない。ただ自分の敵を容赦なく拒絶している

 

「結果、違法行為だと認められました。理事長は責任問題を後日会見するみたいですね。そしてスクールアイドル部は即時廃部にするという事が決まりました」

 

「は、はぁーそんなの……」

 

「それとミアさんでしたっけ?」

 

「何?」

 

「貴方は日本で認められていない飛び級を行っていますね。それもまた問題になっています。故郷のご両親には既に伝えております」

 

「な!?」

 

「期間内に日本から退去するようにと話が来ると思います」

 

未唯さんは本当に徹底的に部をなくすつもりだ……それがどんなに傷つけることだと知った上で…………

 

「あ、あのさー、そんな一方的にやっても……ランジュやミアが可哀相じゃ…………」

 

「宮下さん、貴方は同好会と話し合ったのですか?」

 

「えっと……話し合ったよ。部にいる理由も…………」

 

「練習がしたいと言うだけですよね?そのためなら同好会がどんな目にあっても口出さずに笑う理由にはなりませんよ」

 

「そ、それは…………」

 

「そして都合のいいときだけ同好会に助けを求める…………自分が中心に回っていると思ってます?」

 

「そ、そんなこと…………」

 

「宮下さん、貴方にはがっかりです…………そして朝香さん、貴方も……同じですよ」

 

「…………私は」

 

「何ですか?」

 

「……………………」

 

「部に所属していた方々には申し訳ありませんが…………停学処分になるとの事です。そしてそちらの二人は退学。それが今回決まった事です」

 

未唯さんは冷たくいい放ち、そのまま出ていく。私は…………そんな未唯さんを追い掛けるが…………走っても走っても追い付けない…………どうして…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気がつくと自分の部屋だった。夢を見ていた?夢というより悪夢に近いような………………

 

「はぁ……」

 

夢とはいえ、私は未唯さんを失望させてしまった………………

 

 

 

 

 

「と言う夢を見たんです」

 

どうしてもその夢が気になり、誰もいない部室で未唯さんに話していた

 

「いやー流石に法的機関に提出したりはしないよ…………」

 

「ですが…………夢とはいえ、私は未唯さんにまた失望させてしまうなんて…………」

 

「その、ほら、夢だから……」

 

「ですが!本当に幼馴染が来て、こんなことになったら…………」

 

「うーん、栞子ちゃんは幼馴染の言うことを何でも聞くのはやめよう」

 

「え……」

 

「何でも言うことを聞くのは良いことじゃないよ。それじゃただの主従関係だよ」

 

「…………主従関係」

 

「もしもそんなことがあったらガツンと言ってあげないと!もう振り回すのは止めてとか私は貴方のペットでも子分でも奴隷でもないって」

 

そ、そんなこと……私に言えるのか………………

 

「理事長にも娘を甘やかすのは優しさじゃないって言ってあげるんだよ!」

 

「……その時が来たらやってみます」

 

「うんうん、頑張って!」

 

本当に夢みたいなことが起きないか心配だけど、未唯さんに話して良かった………………

 

 

 

 

 

 

 

未唯side

 

後日、栞子ちゃんからある話が合った。それは夢みたいなことが起きそうだったが、言ってやりましたとのこと、その際幼馴染の子は泣きながら叫んでいたらしい。

これ、私に来ないよね?




愛さん、果林さんごめんね……

未唯は敵と認識した相手には容赦がない。それが仲間でも…………ですが仲間にたいして拒絶した場合、自分も傷ついている感じです

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