紗桜莉side
合同ライブの時、私はトリで歌った。歌い終わったあと、会場の人たちが拍手を送ってくれる中、私的にはまだまだだと思いながら、ステージから降りようとしたが…………
白髪の天使がステージに現れ、私と同じ曲を歌った。そして天使は手を差し伸べ………………
「えへへ~えへへ~」
「ねぇ、この間から気持ち悪いんだけど……」
「仕方ないよ。合同ライブで憧れの人と一緒に歌えたからね」
「まさか突然ステージに現れて、デュエットするとは思ってもみませんデシタ」
「ですが高柳さん……本当に天使みたいですね」
「そうなんだよ!恋ちゃん!未唯さんは本当に天使みたいでね。優しいし、そばにいてくれるだけで安心感があるの!」
「は、はぁ」
「しかもしかも双子の妹さんも天使みたいでね!一度見たことがあるんだけど、本当に可愛いの!東雲でマネージャやってるみたいだけど、未唯さんと並んだら白と黒の天使って感じになるはずなんだよ!」
「えっと……」
「恋ちゃん、圧倒されてる」
「昔に比べたらいい方デスネ」
「これ、本人に聞かれたらどうするんだろう?」
未唯side
「/////」
「未唯ちゃん、人気者だね」
「あそこまで熱狂的なファンがいるのも良かったわね」
「流石は虹ヶ咲の天使~」
「あ、あの未唯さん、大丈夫ですか?」
紗桜莉ちゃんが私のファンというのは知ってるけど、あんな風に言われると本当に恥ずかしい
『それに最近、三船さんとユニット組んだんだけど、そのユニットも中々いいんだよ!天使の未唯さんに、天使を守る騎士みたいな三船さん。本当に相性抜群なんだよね』
「/////」
「栞子ちゃん……」
「二人とも真っ赤ね」
「あ、あはは」
「と言うか入りづらいね」
愛さんの言う通り、凄く入りづらい。と言うか入ったら紗桜莉ちゃん気絶しないよね?
「どうする?普通に聞こえてなかった感じで…………」
『そう言えばそろそろ来るからお迎えしなくていいの?』
『あ、そうだね』
あ、入る前に扉開いちゃった。
「えっとどうも……」
「あ、来てたんですね」
とりあえず聞こえていたと言うことに気づいてないみたい。それはそれで良かった
かのんちゃんたちに今度のイベントについて話すと、特に反対もなくOKしてくれた。そのあとはみんなで合同練習をすることになり、私は紗桜莉ちゃんと話ながら練習をしていた
「あの、この間のライブ……」
「あ~勝手に出てきてごめんね」
「いえ、嬉しかったです。一緒に歌えましたし、それに…………未唯さんは私の憧れだと言うことを改めて知りました!」
「そ、そうなの?」
「はい、未唯さんの姿は人を魅了する歌声で…………それに才能がとか適正とかそういうのを関係ないってことを教えてくれました」
「あはは、なんと言うか……適正か……」
「ダメでしたか?」
「ううん、前にね。私には適正がないって言われたんだ」
「そんな……」
「でもその子は、私が練習する姿とかを見て、楽しそうだって……言ってくれたの」
「そんなことが……」
「それでね。ライブをして伝えたかったの……色々とね」
あの頃は栞子ちゃん、本当に気むずかしかったと言うか、抱え込んでいたと言うか……
「私は未唯さんみたいに出来なかったですよ」
「そうなの?」
「ついつい、思ったことを口に出しては……追い詰めて……そのせいかお姫様って呼ばれて……」
「お姫様?可愛いし、格好いいよ」
「へっ?」
「お姫様って我が儘とかそう言う悪い意味で言われそうだけど、私は紗桜莉ちゃんの歌ってる姿は……可愛らしくって、そして凛としてかっこ良かった。そんな子と一緒に歌いたいって思って……あの時は……って紗桜莉ちゃん!?」
ものすごく顔が真っ赤だけど……これ大丈夫?
「み、未唯さんにそんな風に……あぅぅぅぅ/////」
紗桜莉ちゃんは真っ赤になりながら倒れ込むのであった。
次回はどうするかと言うか……他のグループの際、オリキャラを出すかどうか
感想待ってます