未唯side
今日は楽しいハロウィンパーティ。同好会のみんなで楽しく仮装をして盛り上がるはずが……まさかあんなことになるなんて、この時は思っても見なかった。
「未唯さん、似合ってますよ」
「えへへ、ありがとう」
「未唯ちゃんのは猫?」
「うん、シニエ風にしてもらったの」
猫の仮装を見て、似合ってると誉めてくれる栞子ちゃん。栞子ちゃんのはキョンシー?
「栞子ちゃんも似合ってるね」
「これは前に……まぁ色々とありましたが」
「ぽむお姉ちゃんのは……吸血鬼?」
「えっと、なんと言うかそんな感じかな?」
ぽむお姉ちゃんのゴスロリ衣装ってすごく似合うな~
「さぁ皆さん!お菓子の用意が出来ました!早速パーティを始めましょう!」
『かんぱーい!』
みんなでこうしてわいわいしながらパーティするのって本当にいいな~
それにしても……しずくちゃんとかすみちゃんは何で犬の仮装?
「もう!しず子はなんで被せてくるのよ」
「それはかすみさんが……と言うよりかすみさんのは犬の仮装!私はオフィーリアです」
「結局犬じゃん!」
「まぁかすみにはよく似合ってるよ。子犬ちゃんだしね」
「ミア子~ミア子の何?白い服に血糊?」
「あぁ割と有名な奴だよ。ブラッティーメアリーって言うね」
「確か、鏡に三回名前を唱えるとって奴だよね?ミアちゃんじゃ怖いって言うより、ご飯を溢した可愛い子にしか……」
「未唯さん、それは……」
「まぁお子ちゃまのミア子だからそう言う風にしか見えないよね」
さて、気になるのは……璃奈ちゃん……何かウニみたいな見た目に中心は目玉の……
「璃奈さんのは……」
「これは西洋の妖怪のボス○ック○アードだよ『目』」
うん、何でそれをチョイスしたのかな?そこが一番気になる
侑お姉ちゃんたちは…………
「ゆうゆは歩夢とお揃いなんだ~」
「うん、折角だからって言われてね」
「侑と歩夢は相変わらずね!まぁ一番仮装が似合ってるのランジュだけどね」
「ランジュはミイラ?」
「違うわ!愛ったらこの格好を見て分からないかしら?窮奇よ!」
何か虎みたいだけど……それって有名なのか気になる……
愛さんは普通に虎だけど……何か似合ってる
彼方さんたちは……
「私たちは無難に魔女ね」
「か、果林ちゃん、何かこの衣装……布が少ないよ~」
「いや~これは彼方ちゃんも恥ずかしい」
「何言ってるのよ。スタイルいいんだから見せないとね」
見せる相手が誰なのか気になるけど、つっこまないようにしておこう
「さぁみなさん~かすみん特製のクッキーですよ~」
そう言ってかすみちゃんが大皿に山盛りに乗ったクッキーを持ってきた。かすみちゃん特製か……かすみちゃんって何かイタズラしようとするけど結果的に上手くいってるから安心して食べられる。私は一枚食べると
「未唯さんが食べて平気なら……」
「しず子~何それ~」
みんなが同時に食べると……侑お姉ちゃん、エマさん、璃奈ちゃん、しずくちゃん、ミアちゃん、栞子ちゃんが同時に意識を失った
『え?』
私はかすみちゃんの方を見たけど……
「かすみん、何もいれてないですよ!ちょっとひと味酸味を入れたけど……」
「そう言えば……私が作ったクッキーが見当たらないですけど、混ざってしまったかもしれませんね」
悪魔姿のせつ菜さんがそう言うけど、それが原因じゃ…………
するとエマさんが起き上がり
「大丈夫?エマ?」
「果林ちゃん……どうして!部に行ったの!」
「は?部?」
エマさん、あんな風に大声出すんだー
「私、凄く悲しかったからね!」
「え、エマ、なんの話を?」
と言うか酔ってる?顔赤いし……
「せつ菜さん、クッキーに何いれたんですか?」
「え?確かチョコにお酒が入ってるのあるのでクッキーでもと思って、これを」
せつ菜さんがスマホで見せてきたのは……テキーラ
「丸々いれました!」
うん、ヤバイね。
「未唯、どうにか出来ないの?」
「ランジュさん、 バレたときは隠蔽お願いしますね」
「ちょっと!」
まぁ酔ってるだけだから大丈夫だよね?
「かすみさん……可愛いね」
「え?しず子?」
「可愛いよ。かすみさん……」
真っ赤な顔をしたしずくちゃんがかすみちゃんを口説いてる……
「かすみさん」
「は、はい」
「お手」
「へ?」
「お手」
言われるがまま、お手をすると……しずくちゃんがかすみちゃんを抱き締め……
「かすみさんよーしよしよし」
「ちょしず子!?」
しずくちゃん、かすみちゃんを犬に見えてるのか
「愛さん」
「お?りなりーどうしたの?」
「少しは周りを見て行動して」
「え、はい」
「それよりも正座して、言いたいことがたくさんある」
「は、はい」
璃奈ちゃん、何かあることないことで説教してる
彼方さんに助けを求めようとしても、巻き込まれないように寝てるし……
「ランジュー!!!!」
「何?ミア!」
「わがままが過ぎる!!!!」
「え、いや、それは反省……」
「無理矢理つれてきて!怒ってるからね!」
ミアちゃんは酔うと日本語が流暢だ
「あゆむー」
「侑ちゃんはいつも通り?」
「トリック オア トリート!」
「えっと、はい、お菓子だよ」
渡されたお菓子を食べる侑お姉ちゃん。何か小さい子みたいで可愛い
「歩夢からは言わないの?」
「え?えっとトリック オア トリート」
「お菓子あげるよー」
そう言って侑お姉ちゃんはあめ玉を取り出して、自分の口の中にいれると……ぽむお姉ちゃんに口移しを
「!?!?!?!?!?!?」
「甘い?」
「///////」
あ、色々とすごいの見てしまった…………
「未唯さん」
後ろから声が聞こえて、振り向いた瞬間、栞子ちゃんに押し倒された
「えっと……」
「いたずらしますね」
「トリック オア トリートすら聞かない!?」
「未唯さん、トリックオアトリック」
悪戯しかないし……って言うか何で服を脱がすの!?
「未唯さんの……肌……きれいですね」
指でなぞってきて、変にくすぐったい
「し、栞子ちゃん……」
「白い肌……美味しそうです」
そっと私の首筋を噛み始める栞子ちゃん。これ、痛いとかじゃなく……このままだと私が偉いことに………………
なんとか抵抗して、酔ったみんなを寝かせたけど……うん、何かみんな色々と大変みたいだった。
「未唯姉、呼ばれたから来たけど……何でみんな寝てるの?」
「お姉ちゃん、風邪引くよ」
苺ちゃんと遥ちゃんもようやく来た。二人はお揃いの魔女の格好……うん、二人が巻き込まれなくって良かった
こうして私達のハロウィンはみんなが目覚めた後、パーティをやり直して楽しむのであった。ちなみに栞子ちゃんは覚えてるみたいでずっと私に謝っていたのだった
ハロウィン回で書きたかったのは、栞子ちゃんが押し倒すのと、ゆうぽむの口移しです!
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