虹が咲き、白が交ざる 外伝 白と翡翠   作:水甲

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何か思い付いたんだー


36 幼馴染みの旅行 留守番の栞子

「歩夢~未唯~今度の連休

、一緒に温泉行こうよ~」

 

ある日の同好会で侑お姉ちゃんが温泉に行かないかと誘われた

 

「いきなりだね。お姉ちゃん」

 

「朝、福引きで当てたって聞いたけど、もしかしてそれ?」

 

「うん!一泊二日の温泉旅行!お母さんに聞いたら歩夢たちと一緒に行きなさいって」

 

温泉か~行ってみたいなって思っていたから良かったかも。

私はお姉ちゃんからチケットを見せてもらったら……あれ?

 

「四名様?」

 

「うん、四名だから……同好会メンバーで誰か行ける人は……」

 

侑お姉ちゃんがみんなの方を見ると……

 

「かすみん行きたいですけど~」

 

「かすみさん、追試ありますよね?」

 

「そのために私達で勉強会するんだよね?『にっこりん(威圧)』」

 

「悪いけどその日は僕は新曲の作成でこもるつもりだよ」

 

「ランジュが行ってあげたいけど、用事があるのよね」

 

「その日はモデルの仕事が……」

 

「私も故郷に行くから……」

 

「彼方ちゃん、遥ちゃんとお出掛けするから~」

 

「愛さんも連休はお店手伝わないと」

 

「すみません……どうしても……どうしても貯まっているものを……片付けないと……」

 

「私もお稽古が……」

 

みんな断られてしまった……と言うかせつ菜さんの用事は……アニメかな?

 

「うーん、どうしようか?」

 

「苺ちゃんはどうかな?」

 

「あ、聞いてみるけど……多分OKだと思うよ。ただ」

 

苺ちゃん行くとなると……シニエが心配だな~お母さんも仕事でいないし……預けてもらうとしたら…………

 

「あの?どうかしました?」

 

「栞子ちゃん、シニエの事お願いできる?」

 

「シニエですか……いいですけど、姉がいるので……何をするか……」

 

あー何か斜め上みたいなことをするんだっけ?シニエが何かされたら嫌だな……それだったら……

 

「栞子ちゃん、旅行中私の家に泊まって」

 

「はい?」

 

「そうすればシニエの事お願いできるし」

 

「い、いやですが……」

 

「寝るときは私のベッド使っていいから」

 

「そ、それは……その……」

 

「お母さんにも苺ちゃんにも伝えておくから」

 

「は、はい……」

 

これでシニエの事、大丈夫だよね。うん

 

「ねぇ、ランジュ……良くわかってないけど……未唯は栞子と付き合ってるの?」

 

「ランジュさん、そこはどうにも…………お互いに好きと言う気持ちは伝えているみたいなんですが……付き合ってはないんです」

 

「どうにもお互いにそこら辺抜け出せてないみたい……」

 

「日本人はそう言う感じなの?」

 

『あの二人だけです』

 

 

 

 

 

 

 

栞子side

 

未唯さんに押しきられてしまい、未唯さんたちが旅行中に留守を預かることになった。

 

「未唯さんは……変なところで抜けていると言うべきか……」

 

『みー?』

 

シニエが私にすり寄りながら、首を傾げていた

 

「あなたのご主人は、抜けていますが優しい人なんですよ」

 

『みー』

 

こちらの言葉を理解していると言うことでいいのかな?

 

「ある程度は自由に使っていいと言ってましたが…………」

 

流石に未唯さんの部屋で寝るわけにはいかないし、リビングにソファーがあるからそこで……

 

夕食を食べ終え、予習復習やお風呂を済ませ、後は寝る準備するだけだけど…………

 

「シニエ?」

 

シニエがある部屋の扉を爪で引っ掻いていた。流石にそれはまずいと思い、抱き抱えると

 

『みーみー』

 

嫌がり、抱き抱えるのを止めるとまた扉を爪でやりはじめた。私はこの部屋が気になるのかと思い……扉を開けると、シニエが部屋の中に入った

 

「シニエ、ダメですよ」

 

電気をつけると……ここは未唯さんの部屋?何とも未唯さんらしいと言うべきか…………

 

「ってシニエ!?ダメです!ベッドの上に寝たら……」

 

『みー!みー!みー!』

 

離れたくないみたい……仕方ありません……後で未唯さんに謝らないと……

私は部屋を出ようとすると、シニエがズボンの裾を噛んで離さなかった

 

「えっと……」

 

『みー』

 

これは未唯さんのベッドで一緒に寝ろと?流石にまずい気が……でもシニエが離れなさそう…………仕方ありません…………

 

 

 

 

 

 

 

諦めて未唯さんのベッドでシニエと寝ることになったが……

 

「うぅ眠れません」

 

寝心地が悪いとかそうではなく、未唯さんの寝具から香る未唯さんの……匂いが……

うぅ、これじゃ私……変態みたいじゃ……

 

本当に未唯さん、すみません…………




温泉に行きたい

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