「お姉ちゃん、相談があるんだけど……」
「ん?どうしたの?」
「今度……遥ちゃんの誕生日あるんだけど……プレゼントどうしたらいいかな?」
苺ちゃんから珍しく相談を受けたと思ったら、プレゼントか……遥ちゃんなら何でも喜びそうだけど……
「苺ちゃんから貰えるならどれでも嬉しいと思うよ」
「それは……そうだけど……」
何でもありだけど、いざとなると悩んじゃうのか……まぁ仕方ないことだろうけど…………私みたいに遊ぶ感じで妹になるって言うのは苺ちゃんには難しいから……
「難し……あれ?」
確か遥ちゃんの誕生日は……それなら……
「明日の放課後に一緒にプレゼント買いに行こう」
「え、でも」
「それとちょっとしたゲームをね」
私は微笑むと、苺ちゃんは何故か怖がっていた
「お姉ちゃんがそんな顔するときは何か良からぬ事を考えてそうなんだけど……」
「気のせいだよ」
11月11日
学校が終わって、事前に彼方さんに話を通してもらって、近江家を訪ねていた私たち
「「遥ちゃん誕生日おめでとう~」」
「ありがとう~」
「遥ちゃんの聖誕祭に来てくれて彼方ちゃんも嬉しくなっちゃうよ~」
聖誕祭か……だから装飾がこんなに豪華なんだ。
「遥ちゃん、愛されてるね~」
「えへへ、お姉ちゃんが用意してくれたから……豪華すぎるけど凄く嬉しい」
さて遥ちゃんも喜んでるし、私は苺ちゃんの方を見ると
「ほ、本当にやるの?」
「うん、やろうか」
「こ、こう言うのはお姉ちゃんが……」
「私より苺ちゃんの方がいいよ」
「うぅ、押しが強い……は、遥ちゃん!」
「何?苺ちゃん」
「あ、あの……ちょっとゲームを……」
「ゲーム?」
「ぽ、ポッキーゲーム……しよう」
顔を真っ赤にさせながら言う苺ちゃん。突然の申し出に戸惑う遥ちゃん
「え、えっと……その……」
「未唯ちゃん、楽しんでる~」
「そんなことないですよ」
苺ちゃんと遥ちゃん、清いお付き合いをしてるけど……中々進展しないらしいから……ここは姉としてね
「えっと……分かった……」
「それじゃ……」
苺ちゃんがポッキーをくわえようとすると、遥ちゃんがそれを止め……苺ちゃんに
キスをした
「これでいいかな?」
「///////」
は、遥ちゃん……意外と大胆…………まさかキスするとは……
「もう未唯ちゃん、苺ちゃんで遊ばないでください」
「えへへ、つい」
「いいな~私も遥ちゃんとちゅーしたい」
「もう、お姉ちゃんは……はい」
照れながら彼方さんとキスをする遥ちゃん。いや、本当に意外とだよ
「未唯ちゃんは……いつも通りに」
「え?」
「お姉ちゃんから聞いてるよ。いつもみんなの妹になってるって……だから」
「えっと……」
ここは乗っておいた方がいいよね
「遥……お姉ちゃん」
「なぁに?未唯ちゃん」
なんだろう?遥ちゃんのお姉ちゃん感は……安らぐと言うか……
「おいで、ぎゅっとしてあげる」
「う、うん」
言われるまま遥ちゃんにぎゅっとしてもらうと……あ、これダメになるやつだ…………
「あ……」
「苺ちゃんもおいで」
「う、うん」
それから苺ちゃんもぎゅっとしてもらうと
「私も三人ともぎゅっとする~」
彼方さんに抱き締められるのであった。
苺side
「何かごめんね」
「何が?」
「いや、お姉ちゃんが……」
遥ちゃんと一緒にベランダで謝る私。因みにお姉ちゃんは彼方さんと一緒に片付けをしている
「いいのいいの。こう言う楽しい誕生日もいいからね」
「そ、それで……プレゼントだけど」
「苺ちゃんの唇じゃなかったの?」
あ、あれは……違う……私は遥ちゃんに目を瞑って欲しいと伝えると、そっと髪に触れて……
「あ……」
「その……お姉ちゃんと二人で選んで……髪飾りなら……ステージ衣装に合うし……」
「苺ちゃん……ありがとう」
遥ちゃんが抱きついてきて、戸惑う私。遥ちゃんは私の事を見つめると……私は……目を瞑ろうとするが……何か気配に気がつき……
「「あ」」
「未唯お姉ちゃん!?」
「もうお姉ちゃん!?」
「いや、覗くつもりはね」
「うんうん、コーヒーが入ったから……」
その後遥ちゃんはお姉ちゃんたちを叱るのであった。何だか変にどたばたした誕生日になったな~
未唯side
遥ちゃんの誕生日も無事にお祝いできたし、二人も距離が縮まったな~
「あ、未唯ちゃん」
部室に向かおうとすると、璃奈ちゃんに呼び止められた
「どうしたの?」
「栞子ちゃんが生徒会室に来てほしいって」
なんだろう?何か用事かな?
私は璃奈ちゃんにお礼を言い、生徒会に入ると……
「あ、未唯さん……」
「どうかしたの?」
突然何故か部屋の扉がロックされた。そして天井から紙が落ちてきて……
『ポッキーゲームをしたら出れるよP.S.遥ちゃんに頼まれました。by璃奈』
「「………………」」
え?
ここで終わりです!二人はどうしたかはご想像に
遥ちゃんがものすごい積極的に……
感想待ってます