「璃奈ちゃん、誕生日は明日なのに……本当にやるの?」
「うん、未唯ちゃんとずっとやってみたかったから」
12日の夜、私は璃奈ちゃんの家に来ていた。本来は明日毎回お馴染みの私がみんなの妹になるのをやるはずが、璃奈ちゃんの希望で今日の夜から明日の朝までにして欲しいと頼まれた
「私ね……ずっと未唯ちゃんと一緒に朝までゲームやってみたかったの」
なるほど、姉妹でそういう風にって事か……
「それと配信も……」
「はい?」
「未唯ちゃん、上手いから大丈夫」
だ、大丈夫って……こう言うのは初めてなんだけど…………
とは言え変に拒むのも嫌だし、早速やってみることに…………
「実況スタート」
「って!対戦なの!?」
これって確かレースゲームだよね?何でまた…………
「ダメだった?」
「いや、ダメじゃないけど……」
ついつい熱くなって……スイッチが入っちゃうんだよな~
「それじゃ私はこの赤帽子の配管工で」
「私は……緑の亀で……」
えっとコメントも見ながらやるんだよね……ライバル同士の対決だって……まぁ本筋だとそうだよね
ほぼ同時に並ぶけど……うーん、璃奈ちゃんは流石と言うべきか…………
「未唯ちゃん、無言になってる」
「あ、ごめんね」
璃奈ちゃんに注意されながらも実況が続き…………数時間で配信は終わった。
「ほぼ同時にゴール……決着つかないね」
「まぁ私と璃奈ちゃんの実力はそれぐらい一緒なんじゃ…………」
「でも未唯ちゃん……スイッチが入ってなかったから」
「あ……」
いや、入りそうだったけど…………
「私は本気の未唯ちゃんとやってみたい…………」
「……分かったよ……璃奈ちゃん……ううん、璃奈お姉ちゃん」
「それじゃ二回目の実況やろう……『にっこり』」
今度は……本気の本気でやろう…………協力プレイだしね
『やばい、未唯ちゃんの動きが神ってる』
『え?一番弱いライフルなのに……何?あの無双』
『あの二人と出くわしたら……多分瞬殺される』
コメントがすごい勢いで流れてくる。
「未唯ちゃん、流石!」
「璃奈お姉ちゃんこそ」
「姉としての威厳を見せないと『えっへん』」
「次は?」
「次は……この超配管工兄弟やろう」
「ホラーゲームか……」
「苦手?」
「うーん、苦手と言うより…………動きが鈍いからと言うか」
回避とか出来ないのがな~
「それじゃやめる?」
「ううん、やろう!」
二人で栄養ドリンクを飲み、朝までやり続け…………後々実況界隈で『機械仕掛けの猫と無慈悲の天使』の名前が上がるのであった。
「それで……二人してそんなにぐったりしてると……」
「あはは……結局……朝所か昼までやっちゃってた」
「人気ゲーム一通りやった…………」
「流石……璃奈お姉ちゃん…………」
「未唯ちゃんも良かったよ…………」
連絡がつかないと言うことで呼びにきたミアちゃんに呆れられる私たちであった
今回は無難に終わらせました!
感想待ってます