「もう栞子ちゃんは~」
「す、すみません。デートと聞いて……何処かで待ち合わせするかと思ったので…………」
ある喫茶店で私と栞子ちゃんは一緒にお茶をしていた。お土産とか渡したり、色々と話したりしたかったから直接こう言うところに行った方がいいかなと思ったんだけどな~
「旅行は楽しかったですか?」
「うん、旅行の間シニエの事ありがとうね」
「いい子でしたよ。ですが……」
「?」
「いえ、その……寝るときにシニエが……未唯さんの部屋で寝るように誘導してきて……」
「あーシニエってよく誰かと一緒に寝たがるから……それに多分だけど私の所が一番落ち着くんだと思うんだよね」
あれ?と言うことは栞子ちゃんは私のところに?それはそれで結構恥ずかしい…………
「とは言え本当にシニエはいい子ですよ」
「あはは、そうだ。はい、これ栞子ちゃんに」
私はお土産に買ったイヤリングを栞子ちゃんに渡した
「これは……」
「そのお揃いで買ってみたけど……どうかな?」
小さな宝石が付いたイヤリング。栞子ちゃんはそれを見て微笑んでいた
「嬉しいです。ありがとうございます。未唯さん」
「えへへ」
栞子side
未唯さんとのデートが終わり、家に帰ると姉さんが待ち構えていた
「あら、栞子。何処かに行ってたの?」
「はい、そうですが」
「へー何処に?」
「姉さんには関係ないです」
今更帰ってきた癖に……こういう姉面ははっきり言って苦手だ
「もしかしてあの天使にあってきたの?」
「…………」
「あの子、いい子だけど…………はっきり言ってレベルは低いわよね。まぁランジュに勝てたのは偶然だけど」
この人は……何も知らないで…………
「あの子とユニット組んでるみたいだけど、はっきり言って栞子とは合わないわ。ランジュとミアと…………」
「黙ってください!」
思わず感情的に怒鳴ってしまった。でも私は許せない
「姉さんは何も知らずに……未唯さんの事をけなさないでください!」
「何もね……それ、昔のあんたがやって来たことじゃない」
「!?」
「スクールアイドルは必要ないとか言って、生徒会長選挙で色々とやらかしたみたいだけど、さっき私が言ったこととあんたが昔やったこと……どう違うの?」
「つ…………」
確かに私は……ただ何も知らずにスクールアイドルが嫌いと言うだけで…………ひどいことをして来たけど…………でも今は
「今は……ちが……」
「分かってる?過去の過ちは消えないわよ」
「…………姉さんは……いえ、あなたに言われたくない!」
私はもうこの家にいれないと思い、出ていこうとした
「どこ行くの?」
「あなたがいないところに」
何でさっきまで楽しかったのに…………今はこんなに悔しく、辛い思いをしなくてはいけないの?
気がつくと私は夜の街を歩いていた。どうしよう?今更家に帰るわけには行かないし、未唯さんの所に行くのも気が引ける…………
「私は…………」
どこにいけば…………
「あれ?栞子さん?」
不意に声をかけられ、振り向くとそこには紗桜莉さんがいた
「こんな時間に……って私もか……と言うか何だか辛そうだけど……」
「……すみません」
「………………仕方ないか。今から家に来ない?多分だけど家出したんでしょ」
「えっと……」
「大丈夫!ちゃんと話せば了承してくれるから」
デート回と言いつつ、薫子との問題発生!
次回お楽しみに