未唯side
ある日のこと、シニエがどうしても外に行きたがっていたので、苺ちゃんと一緒にシニエを連れて公園まで散歩をしていた。
「お姉ちゃん……寒い」
「今日は冷えるからね~シニエも何でまた外に行きたがってたんだろう?」
「猫は炬燵で丸くなるじゃないの?」
普段ならそうなんだけど……今日は本当にどうしたんだろう?
ケースの中のシニエは毛布にくるまってるし…………
「とりあえずもう少し歩いたら帰る?」
「そうだ……ね!?」
何故か驚く苺ちゃん。ん?どうしたんだろう?
苺ちゃんの視線の先を見るとそこには侑お姉ちゃんに抱き締められているぽむお姉ちゃんの姿があった
「…………これは……」
「あぅ/////」
いつの間にあんな関係に…………私的にはくっついてることはよく見てるけど、抱き締められる関係になってるとは思ってなかった。
これはどうしたものか…………見なかったことにするべきか…………いや、そうするべきだよね。きっと付き合い始めたらちゃんと話してくれるはずだし…………うん、見なかったことに…………
「えっ?」
あれ?何か聞き覚えのある声が聞こえたけど…………お姉ちゃんたちの近くに栞子ちゃんがいた
あー、これは…………私たちも行った方がいいかな?
「その……お二人が……そう言う関係になっているのは薄々知っていましたが……その…………」
「違うからね!栞子ちゃん、違うからね」
「歩夢が抱き締めてって言うから…………」
「その……違わないけど……ランニングして、汗で冷えたんじゃないかって言われて…………最初は手を握って暖めてもらってたんだけど…………その……」
「歩夢がぎゅってしてって言ってきたから~」
要するにハグしてあげていたら、栞子ちゃんがたまたま目撃しちゃったと
「栞子ちゃんは?」
「私は……自主連をしていて……」
「あ、それだったら汗とか大丈夫?」
「ま、まぁ……」
「私もしてあげた方がいい?」
冗談でそう言うと、栞子ちゃんが顔を真っ赤にさせていた。
「そ、その……そう言うのは…………」
「遠慮しなくていいよ~」
許可する前に私は栞子ちゃんを抱き締めた。あ、栞子ちゃん、暖かいな~
「そ、その///あ、汗をかいてるので……」
「匂いとか気にならないよ~」
すんすんと首すじ辺りを嗅ぐと栞子ちゃんはすごい勢いで慌てていた
「う、うぅ~」
「未唯、栞子ちゃんがバグりだしてる」
「えぇ~もう少し抱きついていたのに~」
「わー!?苺ちゃんが真っ赤になってる!?」
真っ赤になって立ち尽くしてる苺ちゃん。と言うかシニエ、真っ赤になって停止してる苺ちゃんの頭の上で呑気に寝てる…………
「シニエからしてみれば…………丁度いい暖かさなのかな?」
「未唯ちゃん!?冷静になって分析してないで~」
それから二人が正気を取り戻すまで何とか声をかけ続けるのであった
「いや~二人がバグり出したときはどうしようかと思ったよ~」
「いや、未唯が原因だから」
「苺ちゃんはお姉ちゃんたちが原因じゃない?」
「あはは……そうだ、このあと時間ある?もしよかったら家で温かいココア飲む?」
「わー、歩夢!歩夢!私はチョコたっぷりのお願いね!」
「家に生クリームあるからそれとってくるよ!」
「私と未唯姉は生クリーム入りでお願いします」
「ふふ、はーい、栞子ちゃんは何かリクエストある?」
「え?私もいいんですか?」
「もう栞子ちゃん遠慮しなくても大丈夫だよ」
「えっとそれじゃ……濃い目のを……」
「分かったよ」
「あ、折角だからクッキーとかも作って、そのままお茶会にしちゃう?」
「いいね~」
そんなこんなで家に帰り、みんなで楽しくお茶会をするのであった
次回は普通に紗桜莉VS薫子をやります!
更新は年明けになります