未唯side
ある日の事、私は薫子さんに呼び出されていた。私、何かしたっけ?そう思いながら、指定された教室にはいると…………
「昨日、栞子はそっちにお邪魔してないかしら?」
「栞子ちゃんですか?いいえ」
「そう……実は言うと昨日の夜に家出したのよね」
「はい?」
家出って……昨日は確かお土産渡したあと、それ以降は特に何もなかった気がするけど…………
「何か言ったりしたんですか?」
「まぁ少しね…………」
と言うか学校に来てるから、声をかければいいのに
「今、声をかければいいのにって思ったでしょ?悪いけどもうした後なのよね」
「結果は?……まぁ私に相談すると言うことは……無視されたと」
「そうなのよね……どうしたらいい?」
いや、どうしたらいいって……まず何があったの?栞子ちゃんが怒るなんて相当なことしたんじゃないの?
とりあえず理由を聞くと……
「えっと栞子と貴方のユニット……正直考え直した方がいいんじゃないのって言ったり……」
「えっとどうしてですか?」
「これには理由があるのよ。正直スクールアイドルとしてはあなたの方が上だったりするのよね」
え?そうなの?
「ランジュとの対決で、貴方がランジュを破った。それもお互いに本気でね。それを見て、ユニットを組んでいてどうなるのかって話よ」
「まぁ私と栞子ちゃんはスクールアイドルとしての属性が違うと言うか……でもユニットはその違いが混ざりあって新しい何かを産み出したりするものじゃ……」
「それぐらい分かってるわ。ただ栞子は本気で貴方とユニット組んでられるのかって思ってね。つい、煽ったのよ」
どんな風に煽ったのか聞くと……えっと要するに私の事をバカにして……栞子ちゃんが本気なら言い返したり、それならば薫子さんが納得できるパフォーマンスを見せると言うことを期待していたと
「いや、普通に怒るからね!」
「まさか家出するとは……」
この人……なんと言うか発想が斜め上と言うか…………考えが足りないような気がするんだよね~
「それで今、栞子が寝泊まりしてる場所何処なのか……」
「とりあえず反省する意味を込めて、自分でどうにかしてください」
なんと言うか……この人に手を貸すのはちょっと嫌だし…………
とりあえず栞子ちゃんが寝泊まりしてる場所を知っておこう。別に薫子さんに話すためじゃなく、純粋に心配だからだ
「栞子ちゃん、家出してるみたいだけど大丈夫?」
「あ、未唯さん……その事は誰から?」
「薫子さんから……喧嘩したみたいだけど……」
「正直……姉にはもう……」
あーこれはもう仲直りするのが大変なやつだ……さてこういうときは……うん、私には経験ないし…………
「それで何処に?」
「えっと……出ていったときに……相花さんと会って……今は澁谷さんの家にいます」
わーなんだろう?色々と嫌な予感がするのは気のせいかな?
「未唯さん……姉から色々と聞いたと思いますが……私は未唯さんと一緒にいていいんでしょうか?」
「栞子ちゃんは私と一緒にいるのは嫌?」
「それは……嫌じゃないです……私は未唯さんと一緒にいたいです……あ、そのユニット活動をすると言うことで…………」
うーん、まぁ個人的には……でもいっか
「それなら私も栞子ちゃんにいてほしいよ」
「未唯さん……ありがとうございます」
ちょっとは気持ちが楽になったのかな?さて紗桜莉ちゃんは何かしでかしたりは………………
「あ、二人ともいた!?大変だよ!」
すると侑お姉ちゃんが慌てて駆け寄ってきた。なんだろう?
「今、紗桜莉ちゃんたちが来て…………勝負を仕掛けてきた!」
わーやっかいごとが…………と言うか薫子さんにじゃないのか…………
短めですみません
次回!やっかいごと始まります
感想待ってます