朝、目を覚まし体を伸ばしながらあくびをし、ゆっくりとリビングに行くと……
「あ、シニエ。おはよう」
黒い髪の子……私のご主人様の一人、苺さん。
いつも優しく私の頭を撫でてくれる。
「みー」
「あはは、お腹すいたの?ちょっと待っててね」
今日は苺さんがご飯を用意してくれる日ということは…………
私はもう一人のご主人様の所へと向かった。
少し開いた扉から部屋に入り込み、ベッドの上にあがり、まだ寝ているもう一人のご主人様の顔を叩いた
「ん~あともう少し……」
「みー」
頬を舐めると、諦めたのか起きるもう一人のご主人様の未唯さん。
私を拾ってくれて、名前を与えてくれた人
「シニエ~おはよ~」
目を擦りながら挨拶をしてくれる。
「みー」
「今日はお散歩委員会のお仕事があるからね~一緒に行こうね~」
「みー」
今日は学校に行けるのか。それはすごく楽しみ。早く行きたいな~
ご主人様たちと一緒にご飯を食べ終え、私はかごの中に入り、未唯さんと一緒に学校へと向かう。
「未唯、おはよう」
「今日はシニエちゃんも一緒なんだね」
この二人は未唯さんのお姉さん。ご主人様たちと同じように優しくしてくれている。
でもたまに未唯さんは…………何故か呆れたりしてるけどどうしてなのかわからない
学校へと着くと私の仕事と言う名のお散歩が始まる。
学校内を自由に歩き回っているけど、一応先輩のはんぺんさんと分担してる
「みー」
「にゃあ」
「みー」
「にゃあにゃあ」
いい日向がある場所を教えてくれたから、今日はそこを休憩場所にしよう
日向で寝ていると、何だかいきなり抱き抱えられた
「シニエー、こんなところで昼寝?」
この人はランジュ。ちょくちょくおやつをくれるけど……もう少し優しく抱き上げたりできないのか?
「ランジュ、乱暴すぎ」
「いいじゃない?シニエ困ってないわよ!それなら無問題ラ!」
言葉の意味はわからないけど、もう少しどうにかしてほしい。
私は何とか抜け出して、ミアさんの足元に隠れた
「もう!何でランジュになつかないのかしら?」
「ランジュはもう少し優しくしないと……未唯さんに怒られるからね」
「それは困るわね……ってシニエ何処に?」
「仕事に戻ったみたいだね」
あんまり長居をすると大変な目に合うから逃げないと…………
落ち着ける場所を探していると、ある部屋を見つけて入った。
「シニエ、どうしました?」
この人は栞子さん、私を見つけてくれた人。つまり恩人だ。それにしても……
「もう少ししたら遊んであげますから待っていてください」
何だかお疲れ気味だ。そう言えば未唯さんが言っていたな……何だか疲れてるようだって……それなら……
「み!」
私は机の上にあがり、紙の上に寝転んだ
「ちょ、シニエ……そこでは……」
「みーみー」
「……分かりました。少しだけ遊びましょうか」
おもちゃで栞子さんが遊んでくれる。
未唯side
栞子ちゃん、来るの遅いと思って、生徒会室に行くと……
「あ」
シニエは栞子ちゃんの膝の上に寝て、栞子ちゃんもうたた寝をしていた。
「あ、未唯さん。会長ですが」
「少し休ませてあげようか」
「はい」
右ちゃんと左ちゃんにそう言われて、私はこっそり写真を撮り、部室へと戻るのであった。
その日の夜、シニエが私のベッドの上に寝ていた。
「もう……でも今日はいいか。お疲れ様、シニエ」
たまにシニエは私たちの言葉を理解して、行動してるのかなって思っている。なんと言うか……もう一人妹が出来たみたい。
「おやすみ。シニエ」
何気にずっと書きたかった……
次回こそはカナリア回……を書くつもりでしたが、かすみんの誕生日あるので、カナリア回は23日の夜に更新します
感想待ってます!