虹が咲き、白が交ざる 外伝 白と翡翠   作:水甲

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カナリア回!久しぶりな感じに……


54 対決イベント!

突然やって来た紗桜莉ちゃんたち。本当になにしに来たんだろう?

 

「えっと……つまり……虹ヶ咲と結ヶ丘の対決ライブ?」

 

「えっと……本当に突然の申し出ですみません」

 

かのんちゃんが申し訳なさそうに謝る中、紗桜莉ちゃんは薫子さんを睨んでいた。うん、何となく紗桜莉ちゃんがやろうとしていることは分かった気がする…………

 

「対決は三本勝負!まぁちょっとしたイベント感覚だからね」

 

うん、紗桜莉ちゃん…………何だか楽しそうなイベントって感じかしないのは気のせいかな?

 

「第1、第2はくじで勝負内容を決めるけど、最終戦はライブ。こっちはかのんちゃんとくぅちゃんのクーカーを!そっちはそうだね~未唯さんと栞子さんの白翡翠でお願いね」

 

あれ?てっきり最後は…………うん、なるほどね

 

「侑お姉ちゃん、引き受けよう。面白そうだし」

 

「未唯?まぁ未唯がそう言うなら…………」

 

お姉ちゃんの許可も貰ったし、対決イベントは来週の日曜日に開催することになったのだった。

 

「あ、紗桜莉ちゃん、少しいい?」

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

紗桜莉side

 

未唯さんと中庭のベンチに座りながら話すことになった。多分怒られるのかなと思ったけど……違った。

 

「栞子ちゃんと薫子さんの件で今回のイベント……計画したの?」

 

「はい、あの、何かすみません、急にこんなこと……」

 

「大丈夫だよ。私も何となくそうじゃないかって思っていたし、多分一番簡単な方法かと思うよ」

 

そ、そんな……誉められると…………

 

「でもてっきり紗桜莉ちゃんと対決するかと思ったけど……」

 

「あーそれはですね……私が知る限り、クーカーが一番ユニットとしていいパフォーマンスを出来ると思ったので……」

 

「そっか……」

 

「それにかのんちゃんとくぅちゃんの二人は本気でやってくれるので…………」

 

なるほどね……こっちも本気でやるしかないね。

 

「ありがとうね。紗桜莉ちゃん、私たちも本気でやるから」

 

「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

未唯side

 

「それじゃ指名された未唯と栞子ちゃんの『白翡翠』は確定として……あと2ユニットは…………」

 

早速イベントの事を話し合うことになった。正直誰と誰が組んでくるか読めない

 

「それだったらランジュとミアの二人は確定ね!私たちなら確実に勝てるわよ!無問題ラ!」

 

「うん、お願いできる?」

 

「まぁベイビー……侑さんも納得してるならね」

 

「あと一つ…………」

 

「向こうもペアで来るから…………同じ果林さんと愛ちゃんの…………」

 

「あ、あの……私から良いですか?」

 

するとしずくちゃんが手をあげた。

 

「出来れば……私と歩夢さんと出て良いですか?」

 

「えっ?私と?」

 

「はい、歩夢さんと一緒に出てみたいので…………ダメですか?」

 

「ううん、大丈夫だよ。侑ちゃん、いいかな?」

 

「二人がいいなら…………」

 

しずくちゃんが自分からって珍しいな~なんだろう?何かあったのかな?

 

 

 

 

 

 

 

しずくside

 

今回のイベント…………少し自分の力を確かめたい…………そのためには歩夢さんの力が必要だと思っている

 

それに…………たまに思うことがある……私は自分の可能性のために友達を裏切るようなことをしてしまうのではないかと………………でもそれは私は見えてなかった……それだけだったと言うことを……

 

「…………」

 

「しず子?どうしたの?」

 

「えっ?」

 

「いや、何か元気ないから……」

 

「その……ちょっと自分の可能性を確かめたくって」

 

「可能性?」

 

「うん、もしかしたら……そのためにかすみさんたちを裏切ったりするかも知れないと思って…………」

 

「…………うーん、大丈夫だと思うよ」

 

「えっ?」

 

「しず子がそうなったら、私は凄く怒ると思うけど……でも大丈夫!だってしず子とかすみんは親友なんだし」

 

「かすみさん……」

 

そうだよね…………きっとそんなことが起きたら…………ううん、かすみさんがそれに未唯さんがそんなことを起こさせないと思う…………

 

「しず子、イベント頑張ってね」

 

「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗桜莉side

 

学校に戻り、残り2試合の出場者を決めていた。

 

「えっと紗桜莉ちゃんとちぃちゃんが第2試合目で、すみれちゃんと恋ちゃんが第1試合と…………」

 

「と言うか今回のイベントはあの姉に認めさせるって話だけど…………かのんたちが勝つ可能性があるんじゃないの?」

 

「そっちは二人には本気でやってもらうから……ただ認めさせるだけなら勝敗は関係ないよ」

 

「そうなのデスか?」

 

「うん、目的が認めさせるだからね。勝っても負けても良いように……二人には本気でやって、未唯さんたちには今以上の実力を見せてもらった方がいいからね。問題は…………2試合目の私たちね」

 

「そうなの?」

 

「確かに……2試合目の結果では…………」

 

恋ちゃんの言いたいことは分かる。2試合目の結果次第で最終試合はなくなってしまう

 

「それなら私と恋は手を抜いて負けた方が……」

 

「すみれちゃん、知ってる?一番難しいのは……負けることより勝つことなんだよ……」

 

相手が相手だしね……正直誰がくるか分からない以上……私たちが勝つのは難しい。だとすれば…………

 

「今回は私とちーちゃんが重要になるね」

 

「うん、頑張ろう!」

 

さて後は…………栞子さんがどうなっているか次第だけど…………

 

 

 




紗桜莉ちゃんは勝つのも負けるのも容易い感じですが、相手によります

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