虹が咲き、白が交ざる 外伝 白と翡翠   作:水甲

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久しぶりのカナリア回!
アルセウスなんとか全ポケモンゲット完了と……

歩夢ちゃんにニンフィアはやはりぴったりだ


57 対決イベント

未唯side

 

紗桜莉ちゃんたちとの対決イベント当日。虹ヶ咲の講堂でイベントを行うことになったけど……

 

「観客は入れるって聞いたけど……まさか両校の生徒みんなは入れるなんて」

 

「というかよくこんなこと学校が許可したわよね」

 

すみれちゃんが呆れながらそう言うけど、確かそこら辺の許可とかは紗桜莉ちゃんがしてくれたんだっけ?

 

「まぁこっちは恋ちゃん経由でね」

 

「理事長も快くOKしましたので」

 

「じゃあ虹ヶ咲の方はランジュさん経由?」

 

「ランジュ、何も聞いてないわよ?」

 

だとしたら……紗桜莉ちゃんはいったいどうやって……

 

「ねぇ一体どうやったら理事長から許可もらえたの?」

 

「かのんちゃん……知っていいことと知らなくてもいいことがあるんだよ。私がやったことは知らなくてもいいことだからねバレたら犯罪だし

 

本当に何をしたんだろう?

 

「さてそれじゃ第一試合始めようか」

 

確か最終試合は私と栞子ちゃんが確定だけど……最初はどのペアが出るんだろう?そこらへんはお姉ちゃんが決めていたけど……

 

「ふふん!ランジュとミアが出て一試合目は勝利してあげるから歩夢としずくは次は負けても大丈夫よ!」

 

「まぁボクとランジュなら大体はね」

 

ランジュさんの言い方はあれだけど……ミアちゃんが言うようにこの二人なら同好会のメンバーが相手したときも勝てる想像ができない。

 

「未唯さんでしたら勝てますか?」

 

「うーん、栞子ちゃん、私なら一人相手なら勝てるけど、二人同時だとギリギリになるね」

 

「ということは……」

 

「あの二人に勝てる要素は見つからない。それもライブ対決ならまだしもね」

 

本来ならそうだけど……

 

「なるほどね。ランジュさんたちなら私たちが出るしかないね」

 

「というか私、頭使う系は苦手なんだけど」

 

「大丈夫だよ。ちーちゃん。そういう系は私が指示出すから」

 

相手が紗桜莉ちゃんと千砂都ちゃんか……

 

「紗桜莉ね!この間は負けたけど今度は負けないわ」

 

「お手柔らかに……してあげますよ」

 

何かバチバチ火花が散ってる気が……気のせいだよね?

 

「あはは、よろしくね」

 

「うん……」

 

というかパートナーの二人が蚊帳の外……

 

「それじゃ最初の対決は……かのんちゃん、くじ引いて」

 

「私?」

 

「一応公平にね。かのんちゃんは不正とかしないしね」

 

「う、うん」

 

かのんちゃんはか……あのくじが入った箱調べた方がいいと思うけど……大丈夫かな?

 

「えっと、最初の対決は……『宝探し』だって」

 

「ルールとしては今から10分の間に互いの宝を隠して、ヒントを紙に書いて相手に渡す。同時にスタートして先に見つけたチームが勝ち」

 

「面白いじゃない!」

 

「まぁ宝はこの白いボールね。それじゃまずは隠そうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10分後。お互いに宝を隠し終え、ヒントが書かれた紙をお互い渡して宝探しが始まったけど……

 

「ちぃちゃん、お団子ちょっと乱れてるよ?」

 

「あ、さっき隠したときに乱れちゃったかな?」

 

ちょっと崩れたお団子の片方をかのんちゃんが直している間、紗桜莉ちゃんはじっとしていた

 

「先に探しに行かないのかな?」

 

「どうなんでしょう?紗桜莉さんの性格上そうするかと思いましたが……」

 

何かの作戦なのかな?

 

「何よ?このヒント……」

 

ランジュさんはヒントの紙を見て何か言ってるけど、何が書いてあったのかな?

 

「白の中に白を隠す?とりあえず白いところを探せばいいんじゃない?」

 

「でもでも紗桜莉よ!何か裏があるわ!」

 

探しに行く前に推理し始めてるけど……これって最初に見つけた方が勝ちだから探しながらの方が……

 

「さてとこっちのヒントは……ふーん、ノーヒントか」

 

ノーヒントって……それってありなの?いや、これを考えたのはミアちゃんだな

 

「別にヒントを絶対に書けとは指定されてないからね。もしも文句を言いたければいいけど、ちゃんとボクはヒントの紙に書いたよ」

 

『ヒントはなし』

 

「トンチかな?まぁいいか。ならこっちもいいこと教えてあげる。隠す場所の指定はされてないんだよ」

 

「?」

 

「それにね……こっちが用意したものをもう少し疑おうか」

 

紗桜莉ちゃんは何か小さな機械を取り出し、講堂を出て2、3分経ってから戻ってくるとランジュさんたちが隠したボールを見つけてくるのであった。

 

「ちょ!それ発信機!?」

 

「残念でした。これはただのおもちゃだよ」

 

ミアちゃんは小さな機械を奪い取り、確認すると確かによくパーキングエリアとかで見るおもちゃだ

 

「因みにここから10分以内に隠せる場所は大体把握していたから、一つずつ確認するつもりだったけど……まさかゴミ箱の奥底に入れるなんてね」

 

「くっ……」

 

「悔しい……」

 

「あはは、なんか私…何もしてないのに勝っちゃったね」

 

「何言ってるの?ちーちゃんが宝物を隠してくれたから勝ったんだよ」

 

「それ紗桜莉ちゃんが注意を引いてくれたから」

 

千砂都ちゃんは片方のお団子を解くと中からボールが……あぁだから白の中の白か……

 

「これでまずはこっちの一勝だね」

 




次回はバレンタイン回!

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