虹が咲き、白が交ざる 外伝 白と翡翠   作:水甲

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歩夢ちゃん、誕生日おめでとう!!!!
最推しである歩夢ちゃんの誕生日回!力入れました!


61 歩夢ちゃん誕生日回!!!!

明日はぽむお姉ちゃんの誕生日。いつも通り妹に……って思ったけど、普段からそうしてるから、何か希望がないか聞いたところ……

 

「うーん、それじゃ明日デートしてほしいな」

 

「デート?私とで良いの?」

 

「ダメ?」

 

うーん、ダメではないけど……侑お姉ちゃん誘わないのかなと思った。とは言え変に断るのも悪いし……デートを引き受けることにした私だった。

 

 

 

 

 

そして誕生日当日、一応同好会メンバーでパーティーを開くため、夕方までには私の家に戻ることになっている。え?何で私の家って?基本的に姉妹二人とシニエ(猫)のみだから騒いでも問題はないらしい…………とランジュさんからの提案だった。

 

「お待たせ!未唯ちゃん」

 

待ち合わせ場所に急いできたぽむお姉ちゃんだけど……あれ?普段の服じゃなく、この間買った肩出しのちょっと攻めた服だし、髪型もポニテだ。

 

「どうしたの?気合いが入ってるけど」

 

「えっと、未唯ちゃんとデートだから……その…ね」

 

お姉ちゃん…そんなこと言われると結構照れる。

 

「私も普段と違う感じが良かったかな?」

 

「そんな、合わせなくても…私がそうしたいって思ったから」

 

「そっか、因みに侑お姉ちゃんを誘わなかったのは、喧嘩したとかじゃないよね?」

 

「え?うん、喧嘩してないけど…もしかして侑ちゃんいた方が良かった?」

 

「ううん、色々と今回は違うから……色々と気になってね」

 

「まぁその侑ちゃん関係でもあるけど…」

 

「どう言うこと?」

 

「あのね…私たち…侑ちゃんの誕生日お祝いしてないよね?」

 

あ、そう言えば……確かあの時は忙しい時期だったから…パーティーを開けなかったし、後々お祝いのメッセージはしたけど……

 

「だから今日は未唯ちゃんとデートしつつ、侑ちゃんの誕生日プレゼントを買いに行かない?」

 

それならそうと言ってほしいけど、まぁしょうがないか

 

「それじゃ行こう。ぽむお姉ちゃん」

 

「あ、その…」

 

「ん?」

 

「今日はデートだから……」

 

そっか、それなら……

 

「行こう。歩夢ちゃん」

 

「うん、未唯ちゃん」

 

私たちは手を繋ぎながら、一緒に歩き出すのであった。

 

 

 

 

 

 

「はい、未唯ちゃん。あーん」

 

「あの、恥ずかしいよ~」

 

歩夢ちゃんが私にアイスをあーんしてもらいたいみたいだけど……本当に恥ずかしい

 

「むぅ~」

 

そんな風に頬を膨らませられると……

私は諦めてあーんをすると……

 

「えへへ、美味しい?」

 

「うん、美味しい」

 

なんと言うか歩夢ちゃんの笑顔を見てると、普段よりも美味しく感じるから不思議だ。

 

「未唯ちゃん、あーん」

 

えっと次は……私がやるの?でも口を開けて待ってる歩夢ちゃんが……可愛いから……

 

「未唯ちゃん?」

 

「ごめんね。何か可愛いからつい」

 

「もう!」

 

ちょっと怒る歩夢ちゃんだけど、うん本当に可愛い

 

 

 

 

 

 

 

それから侑お姉ちゃんのプレゼントを選びつつ、私も個人的に歩夢ちゃんに贈るプレゼントを探すけど……うーん、いざとなるといいのが見つからない。

 

「未唯ちゃん、これ……どうかな?」

 

歩夢ちゃんはペアリングを見せてきたけど、

 

「重くないかな?」

 

「重い?」

 

「その…前にランジュちゃんに『歩夢は重いわよね』って言われて…」

 

これは後でランジュさんにはお説教をしないとだね。別に重くはないけど…ただ問題が……

 

「侑お姉ちゃんの事だから、普段から身に付けたりしなさそうだから……」

 

「あ……」

 

「歩夢ちゃんが辛くない?」

 

「私は……大丈夫!侑ちゃんが大切にしてくれてるなら……未唯ちゃんに心配させたくないから……頑張る!」

 

やや心配しつつも、信じてみよう。あ、折角だから……

私はこっそり歩夢ちゃんにばれないようにとプレゼントを買うのであった。

 

その帰り道、栞子ちゃんから準備できたとメッセージが来たことを歩夢ちゃんに伝えると……

 

「そっか、デートはおしまいだね」

 

「でもまだ今日が終わりじゃないから、歩夢ちゃんって呼ぶよ」

 

「うん……」

 

何だか寂しそうだけど、仕方ないよね。そう思いながら先を歩こうとすると……

 

「未唯ちゃん」

 

呼び止められ、振り向いた瞬間、額に何だか柔らかい感触が……

 

「ふぇ//////」

 

「今日はありがとうね。デート楽しかったよ」

 

そう笑顔で言う歩夢ちゃん。あの……そう言うことを普段から出来るようにしてほしいのだけど////

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方、私の家で……

 

『歩夢『ちゃん』『先輩』『さん』誕生日おめでとう!!!!』

 

一斉にクラッカーがなり、歩夢ちゃんは嬉しそうにしている

 

「みんな、ありがとう」

 

「歩夢!ランジュが頑張って手に入れたA5ランクのお肉!たくさん食べていいわよ!」

 

「えへへ、ありがとうね。ランジュちゃん」

 

「歩夢さん!私のお手製の料理もどうぞ!」

 

「安心して~ちゃんと私が手伝ったから」

 

「せつ菜ちゃん、彼方さん、ありがとう」

 

みんな、それぞれプレゼントを渡すと、最後は侑お姉ちゃんの番になり……

 

「歩夢、はい、プレゼント」

 

侑お姉ちゃんが渡したのは……アネモネの髪飾り?

 

「わぁ、可愛い。でもどうしてアネモネ?」

 

「あー苺に相談しようとしたら、シニエが本棚から本を取って、弄ってたのを怒ろうとしたら、丁度アネモネの髪飾りのページが目に入って……歩夢に似合うと思ったから」

 

なるほど……シニエはナイスと言うことかな?

 

「えっとね。侑ちゃん……」

 

「何?」

 

「実は……過ぎちゃったけど侑ちゃんのプレゼントもあるの」

 

「私の?でも……」

 

「私が渡したいって思ったから……その…ペアリングを……」

 

歩夢ちゃんがもじもじしながら渡すと、侑お姉ちゃんは……

 

「歩夢ー!ありがとー!えへへ、大切にするね」

 

「その…えへへ」

 

うん、とりあえず今はなんともないから大丈夫かな?

さて私も…

 

「歩夢ちゃん、はい、これ」

 

私のプレゼントは…ペンダントだけど…

 

「白い羽のペンダント?」

 

「何だか…気になって…歩夢ちゃんに似合うと思って買ったの」

 

「えへへ、ありがとう。未唯ちゃん」

 

喜んでもらえて何よりだ。こうして歩夢ちゃんの誕生日パーティーは盛り上がり、幕を閉じるのであったが……

 

「同好会での誕生日はあと一人だね」

 

歩夢ちゃんがそういうけど……あれ?誰かいたっけ?




誕生日回は次の子で最後となります!ラストは勿論あの子です!
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