未唯side
歩夢ちゃん……もといぽむお姉ちゃんの誕生日パーティーが終わり、みんなが帰った後、お姉ちゃんたちからあるお誘いを受けた。
「お泊まり?」
「うん、折角だから……その四人でね」
「ほら、高校生になってからそう言うことってあまりしてなかったから」
そうだっけ?いや、確かに思い返せば四人ではない。
「それじゃぽむお姉ちゃんの……」
「むぅ」
あれ?何でお姉ちゃん怒ってるの?もしかして……
「どうしたの?歩夢?」
「えっと歩夢ちゃんの家でお泊まり?」
「ううん、未唯ちゃんの家でこのままね」
「私たち、着替え持ってくるから」
そう言って二人は出ていくのであった。お泊まりか……苺ちゃんに伝えておかないと……
あ、因みに苺ちゃんは遥ちゃんの所に遊びに行ってるため、そろそろ帰って……
「お姉ちゃんただいま」
「苺ちゃん、今日お姉ちゃんたちがお泊まりするか」
「急すぎない!?」
まぁ驚くのも無理もないか……
お姉ちゃんたちが着替えをもってきて、一緒にお風呂に入り終えると……シニエが歩夢ちゃんの膝の上で寝ていた
「えへへ、可愛い」
「シニエも歩夢ちゃんのことが好きだからね」
「本当に?うれしいな~」
「だってうちに来た最初の頃とかあまり他の人にはなつかなかったのが、歩夢ちゃんにはすぐだったもん」
因みに私と栞子ちゃんには直ぐになついたけど
「シニエも未唯ちゃんに似てきたのかな?」
「みー?」
「似てきたって……」
「未唯ちゃんも最初は人見知りして、段々なついてくるから」
言われてみれば……私にはそう言うところがあるけど……
「あの頃は…その…お姉ちゃんたちがいればいいって思ってたから」
「今は?」
今は…………
「今は違うかな?その…みんな心の壁を壊してくれると言うか………」
みんな、優しいし……それに寂しさなんか感じさせないくらい毎日が楽しいし
「未唯ちゃんが楽しいそうだから安心だよ」
「歩夢ちゃん……でもこうしてお姉ちゃんたちと一緒にいるときの方が一番だからね」
「未唯ちゃん……うん!私も…だよ」
なんと言うか今日だけで凄く歩夢ちゃんとの距離が縮まった気がするのは気のせいだろうか?いや、きっと気のせいじゃないな。
「歩夢ちゃん」
「なに?」
「その…これからもよろしくね」
「未唯ちゃん……うん!」
二人して笑顔でこれから先も変わらない絆を確かめ合うのであった。
それから四人で昔のことを話したりしつつ、気がつくとそろそろ眠る時間になった。今日は特別な日だから四人で一緒に……ううん、シニエも私たちの楽しさを感じたいからか私の近くで寝ている。
「歩夢ちゃん?」
「どうしたの?」
寝る前にちょっと気になったことがあったのを思い出した。そう言えばあの時のあれって……
「デートしたときに、おでこに……」
「キスしたこと?」
「うん、それ……あれってなんで?」
「うーん、未唯ちゃんにしたくなったからかな?」
いや、それはそれで嬉しいような恥ずかしいような……
「嫌だった?」
「嫌ではないけど……侑お姉ちゃんにもあれくらいはしないの?」
「えっと/////」
あー好きな人にするのは恥ずかしいんだ……
「侑ちゃんの場合は……侑ちゃんからしてほしいから……」
「はい?」
「その…自分からするんじゃなく、侑ちゃんからしてほしいって気持ちがあるの」
「それって…好きな人だからとかではなく?」
「ううん、私は侑ちゃんと同じくらいに未唯ちゃんが好きだからね!未唯ちゃんは…そのキスされるよりキスしたくなると言うか」
「//////」
本当に…歩夢ちゃんは……
「そろそろ今日が終わるね」
「うん…未唯ちゃんに『歩夢ちゃん』って呼ばれるのも終わっちゃうね」
「たまになら呼んでもいいよ」
「ううん、今日だけ…誕生日の時だけがいい」
「どうして?」
「特別な日に…特別な呼ばれ方したいから…」
歩夢ちゃんらしいな…本当に…
「次の誕生日は…………」
次?そう言えば次って誰だろう?次は確かしずくちゃんだけど…………
「次ってだ……って寝てるか」
色々と気になるけど、そろそろ寝よう。歩夢ちゃん、おやすみなさい。これからもよろしくね
と言うわけでアフターでした!
感想待ってます!