歩夢side
ある雪の日、今日は練習のため学校に来ていたが……
「ここまで雪降るなんてね」
「うん、早めに切り上げちゃう?」
「そうだね。電車が止まったら大変だし……」
侑ちゃんと二人で窓の外を眺めながら話していた。そう言えばしずくちゃんは大丈夫なのかな?
「しずくちゃんは帰りとか大丈夫なの?」
「はい、今日は念のためかすみさんの家に泊まります」
「私も一緒に……」
「しお子とみい子もお泊まりするから実質一年生でパジャマパーティーするんですよ~」
かすみちゃんたち、仲良しだな~そう言えば栞子ちゃんは……
「すみません……手が空いてる方が居れば雪かきを手伝ってもらいたいのですが……」
あれ?それって確か……
「未唯ちゃんが手伝うって言ってなかった?」
「未唯さんなのですが……せつ菜さんに付き合って欲しいものがあると言われて抜けているのですが……」
付き合って欲しいもの?なんだろう?
すると侑ちゃんが二人の姿を見つけた
「もしかしてあれかな?何か服装が……」
窓の外を見ると何故か未唯ちゃんとせつ菜ちゃんだけではなく、ランジュちゃんの姿もあった。
未唯side
せつ菜さんがどうしてもやりたいことがあると言い、私も付き合うことになったけど……なるほど、これか……
私は白いシャツに白いズボンを履くけど……明らかに寒い
せつ菜さんは黒いジャンバーを羽織り、黒一色になっていた。
「見ていてください。私の変身!」
ポーズを決め、ゆっくり歩みだし、私の前に立ち……
「なれたんだね。究極の闇をもたらすものに」
「ねぇ……ランジュは一体何の役割があるのよ」
「相棒の刑事役です!未唯さんもお好きと聞いていたので……一度やってみたいと思っていたのです!」
「まぁ好きだけど……」
お互いに特撮系を好きだったりするから、話が合うけど……まさか最終決戦の名シーンをやることになるとは……あと寒い
「出来ればその後もやりたいのですが……問題がありますからね」
「そうですね。私たちがやれば……停学か退学か……」
「何をするつもりなのよ!」
「次は真っ赤な部屋で教会のシーンをやりましょう!次は未唯さんがヒーローをお願いしますね」
「はい」
「だから一体何を……というかランジュは雪遊びをしたいって言ったのに!」
歩夢side
本当に何をしてるんだろう?
「栞子ちゃん、手伝うよ」
「すみません……」
「まぁある程度雪かきしないと帰るときが大変だからね」
私たちは雪かきをしに行くのであった。向かう途中に未唯ちゃんたち見つけたら、声かけないと……
暫くしてからみんなで雪かきを(未唯ちゃんたちは途中から参加)終わらせ、部室で暖まっていた
「はい、侑ちゃん。チョコ入りココアだよ」
「歩夢、ありがとうね」
まだ雪は止みそうにないけど、さっきより収まってきたかな?
すると買い出しに出ていた愛ちゃん、果林さん、エマさん、彼方さんが戻ってきた。
「ただいま~いや~寒いね~」
「一応カイロとか買ってきたけど……早めに帰った方がいいわね」
「電車もまだ動いてるから安心だね」
「遥ちゃん、大丈夫かな?帰れてるかな?」
確かにそろそろ帰った方が良いけど……
私はまた窓の外を眺めると…………未唯ちゃんは玩具の弓矢をせつ菜ちゃんに向けて……
「くっ!できないです……」
「普通の人には無理でしょ……矢を指で掴むとか……」
「と言うかまたランジュ……銃を渡す役って……何の遊びをしてるのよ!」
「ランジュは見たことないのか……」
「ミアさんがまさか見たことがあるとは」
「たまたまだよ……ほら、せつ菜、頑張れ」
「行きますよ~」
本当に何をやっているのだろうか?
未唯ちゃんたちがやってるのは某ライダーの名シーンをやってるだけです
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