虹が咲き、白が交ざる 外伝 白と翡翠   作:水甲

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他グループ回をやろうとしたけど、生放送を見てつい……


07 夏祭り

栞子side

 

夏祭りの夜、私は待ち合わせ場所で身嗜みを確認していた。

 

これで大丈夫ですよね?もしかしたら変なところがあるんじゃないかと思ってしまう

 

「栞子ちゃん~」

 

するとこっちに向かって未唯さん。白い浴衣が……

 

「えへへ、お待たせ」

 

「い、いえ、そんなに待ってませんよ」

 

「栞子ちゃん、その浴衣似合ってるね」

 

私のは翡翠色の浴衣だけど……私なんかよりも……

 

「み、未唯さんの方が似合ってますよ……その可愛らしいです」

 

「そうかな?これ、この間お姉ちゃんたちに選んでもらったんだ」

 

「そうなんですか?」

 

「うん!沢山あった候補の中から選んだの」

 

何となく想像が出来てしまう。お二人は本当に未唯さんの事が大好きですから……大好きな人のためならそういうことをしそうですね

 

「それじゃ行こう」

 

「はい、まだ約束の時間まではありますしね」

 

「その間は栞子ちゃん独占出来ちゃうね」

 

「あぅ/////」

 

今日は同好会の皆さんと夏祭りに来るはずだけど……大人数で回るのは大変と言うこともあり、何グループかに分かれて回ることになった

私はというと未唯さんの希望で一緒に…………

 

「み、未唯さんはあの……」

 

「何?」

 

「いえ、何でもありません」

 

どうして私なんかとって聞くべきか…………いやいやそんなことを聞いたら失礼かもしれない

 

「ほら、迷子になったら大変だから手を繋ごう」

 

「あ、その……私は迷子なんかに……」

 

「私がだよ」

 

それは……あり得そう…………私は未唯さんと手を繋ぐと未唯さんは嬉しそうにしていた

 

「さぁ!栞子ちゃん!何処から回る?」

 

「未唯さんがいきたい場所に」

 

「それじゃ……」

 

 

 

 

 

 

 

最初に訪れた場所は射的だった。そういえば未唯さんはこう言うのが好きだって聞いたことが…………

 

「いらっしゃ…………来たな!嬢ちゃん!」

 

「うん、来たよ」

 

何か雰囲気が変わった?未唯さんは渡された銃を構えると………………

 

「………………はい?」

 

私は目を疑った。コルク玉ってあんな風に反射するものなのか?大きいぬいぐるみを倒したし…………

 

「相変わらずやるな…………全部とらないだけマシだが」

 

「でも一番大きいものは取るけどね……後は…………」

 

更に撃ち込んだ弾丸が柱ではね返り、向かい側の射的の景品を撃ち抜いた

 

「ずるしてる出店も退治できるからね」

 

「毎年ありがとうよ。嬢ちゃん」

 

ほ、本当に未唯さんは何者なのだろうか?後々聞いた話では、祭り関係者には『撃ち貫く天使』という名前が…………うん、本当に未唯さんは色んな通り名を残してる気がする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから金魚すくい、型抜きなど色んな所を回り、そろそろみなさんとの集合時間になった

 

「そろそろ行こうか?」

 

「はい……あ」

 

私はある出店が目に入った。流石に寄ったりしたらダメかと思い、直ぐに目をそらすが……

 

「栞子ちゃん、ちょっと待っててね」

 

未唯さんは私が見た出店に行き、買ってきたものを渡してきた

 

「はい、どうぞ」

 

「あ、あの……」

 

「なぁに?わたあめ、食べたかったんだよね?」

 

本当に未唯さんは…………

 

「はい、ありがとうございます」

 

「後で一口ちょうだいね」

 

「ふふ、分かりました」

 

私たちは手を繋いで集合場所へと行くのであった。




夏祭りデート……ゆうぽむでも書く予定です!
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