「告知PV作るよ!」
侑お姉ちゃんからの突然の提案。本当に急すぎない?
「いや、今度のオープンキャンパスで発表しようと思ってね」
そう言えばそんな時期だった……私の時は近場の虹ヶ咲か苺ちゃんと同じ東雲にするかでコインで決めたんだっけ。
「その先輩、どんな感じのPVを作るんですか?」
「うーん、そうだね……」
「あの、それなら私から提案があります」
するとしずくちゃんが名乗り出た。もしかして演劇部での経験を活かして……
「構成などをしっかり考えますので!任せてください!」
「しず子が燃えてる」
「しずくちゃん、編集は任せて『メラメラ』」
璃奈ちゃんと燃えてる……というか……
「あの、私、いられる時間少ないよ?」
親戚の法事の関係でしばらく休学することになってるから、ガッツリと関われないんだけど……
「そうだったわね。どうするの?しずくちゃん」
「ふむ、それなら……未唯さんだけ先に撮りましょうか」
しずくちゃんに腕を掴まれ、私は引きずられていくのであった。
「皆さん、スーツ姿で撮りたいですが……やはり未唯さんは似合いませんね」
「わざわざ言わなくても……」
さっき鏡を見て理解している。私自身、スーツ姿はどうにも似合わない。何というか……七五三みたいなのかもしれない……
「なのでこの黒いドレスを!」
「ドレス?」
しずくちゃんが用意したのはドレスだった。確かにこのドレスなら……
「着替えが終わったら、屋上に来てくださいね」
「はぁ……」
着替えが終わり、屋上に行くと……何だかテレビとかで見たことがあるようなセットが……
「あのこれは……」
「未唯さんにはここからバンジージャンプで背面から飛び降りてもらい、落ちながらこの銃を構えてもらいます」
「はい?」
「ではお願いしますね」
あの……心の準備を……
心の準備も出来ず、私は言われるまま飛び降りるのであった。
「それで未唯がこんな状態に……」
「ふふ、彼方さんのひざ枕……気持ちいい……」
「もうしずくちゃん、ダメだよ」
「す、すみません」
熱くなっていたのか、冷静になり謝り続けるしずくちゃんだけど……本当にもう少し……早く冷静になってほしい……
何十回も飛ぶなんて……うぅ……
「その……このお詫びは……」
「お詫び…それじゃ……ちょっと待ってて」
私はゆっくり立ち上り、ある場所へと向かうのであった。
「あ、あの////この格好で本当に撮影するんですか///」
「大丈夫だよ。PVには使わないけど、しっかりと仕返し……もといお詫びはしてもらうからね」
私は被服部から借りてきた背中がぱっくり開き、胸元も物凄い水着を持ってきてしずくちゃんに着てもらった
「その////未唯さん……」
「とりあえず今回は私が犠牲になったからあれだけど、みんなの時には気を付けてね」
私はにっこりと笑顔でそう告げ、しずくちゃんも納得するのであった。
短めですみません
次辺り花見を書いて本編の話を書くかな?
感想待ってます