未唯side
今日は1年生だけでお花見に来ていた。
「いや~こうして一年生だけで集まるのっていいね」
「もうかすみさん、おじさん臭いよ」
「かすみん!おじさんじゃないし」
「でもかすみちゃんの言う通り、こうして集まるのは……楽しい」
「そうですね……みんなでこうして集まれるのってあとどれくらいなるのか分かりませんし……」
春だからなのかなんなのか……ちょっとしんみりしてしまってる。でも栞子ちゃんの言う通り、こうしていられるのって……
しずくちゃんも卒業したら、鎌倉周辺で進学するかもしれないし……
「むむむむ、あーもう!みんなでしんみりしちゃって!それだったら毎年こうして一年生で集まって花見をする!そうすれば離れてもまた会えるから!」
「かすみさん……そうですね」
「うん、毎年、集まろう『にっこりん』」
「そうだね」
そんな話をしつつ、私たちは花見を楽しむのであった。
その数年後
『かんぱーい』
みんなそれぞれ二十歳になり、かすみちゃんたちと花見をしていた。
「しずくちゃん、髪切ったんだ~」
「はい、ちょっと気分展開に……その変ですか?」
「ううん、大人っぽいよ」
しずくちゃんはあれから実家の鎌倉に……ではなくお台場で演劇関係の学校に通ってる。高校の時は長く綺麗な髪をしていたのが、短く切り今は落ち着きのある大人な感じがする
「かすみんだって大人っぽいでしょ」
逆にかすみちゃんは髪を伸ばし、なんと言うか……可愛さに磨きがかかった感じがする。
「私も成長した」
璃奈ちゃんはと言うと、身長もあの頃から伸び、スタイルも良くなっている。
「しお子も髪伸ばしたんだ~」
「はい、少しイメージを変えた方がいいと未唯さんに言われて」
栞子ちゃんはあの頃から髪を伸ばして、なんと言うか少し薫子さんに似てきたような……でも本人にそれを言うとちょっと嫌そうな顔をする。
「でも一番は未唯さんですね」
「え?そうかな?」
私は髪が伸びたくらいだし……身長も高校の時から止まったままだし……
「なんと言うか雰囲気と言うべきか……強くなったといいますか……」
「確かにみい子……強くなったよね」
「うん、強い」
「いつも見てますが……本当に強くなりましたね」
「「「「胃」」」」
胃!?そんなに強いかな?普通だと思うけど……
そう思いながら私は大ジョッキに入ったビールを飲んだ。ふぅ……美味しい
「みい子ってあんなに飲む人だっけ?」
「あの、今私と未唯さんは歩夢さんと侑さんとでシェアハウスしているじゃないですか」
「そうでしたね。でもそれと……あ」
「未唯ちゃん、苦労してるんだね」
「はい、お二人のたまにある喧嘩の仲裁で苦労してるからか……」
「そんな人をお酒でストレスを発散してるみたいに……」
『いや、そうでしょ』
みんなひどいな……でもここは……
「栞子ちゃんなんて、疲れたときに私に抱きついたりするじゃない」
「そ、それは///」
「未唯ちゃんたち、相変わらずラブラブだね」
「まぁかすみんたちは変わってないけどね」
「そうだね。私達は……」
「かすみちゃんたちは……」
「知ってるよ~物凄いイチャイチャしてたって」
「あれはベンチでイチャイチャでしたね」
「「/////」」
「私は……愛さんとミアちゃんとはいつも通りだよ」
璃奈ちゃんの場合はあんまりそういう話を聞かないけど……うまく隠している感じだよね
「そ、そんなことより、ほら、今日は花見を楽しみましょう」
「そうだよ!約束してたんだから!毎年みんなで集まろうって」
本当にあの時のちょっとした約束が毎年恒例になるのは、私達なりの絆の深さなのかな?まぁ本当にみんなでこうして集まるのは楽しいからね
私はそう思いながら花見を楽しむのであった
早くアニメの栞子ちゃんと未唯ちゃんのイチャイチャを書きたい
感想待ってます