きな子side
どうも、桜小路きな子っす。今日はかのん先輩とお出掛けをするはずだったっすが……
「ここ、どこっすか~」
お出掛けが楽しみすぎて降りるはずのバス停を通りすぎてしまった……うぅ、ここが何処か分からない……
「はっ!こう言うときはかのん先輩に連絡を……」
早速スマホを取り出すが……充電切れ……うぅ……
「どどどど、どうしたら……」
「どうかしたの?」
困り果てていると白い髪の女の子が声をかけてきた。なんというかきな子と同じ年かもしくは年下の女の子……それに雰囲気が何となく天使みたいな……
「あ、あの……きな子……困ってるっす……」
「困ってるって?」
「実は……」
ここまでの経緯を話すと、女の子は優しく微笑んだ。
「そっか、それで困ってるんだね。その待合せしている子の連絡先知ってる?」
「は、はいっす!えっと……澁谷かのんって人っす」
「かのんちゃん?」
あれ?この人……かのん先輩と知り合い?
「あぁ、なるほど……」
何故か納得する女の子……一体何者っすか?
「私もかのんちゃんと知り合いなの。だから私の方で連絡しても良い?」
「お、お願いしますっす」
いや~都会の人って冷たいイメージが強かったっすけど、こんな優しい人がいるなんて~
「はっ!」
でも待つっす!前に聞いたことがあるっす……優しい振りをしていけないことをしてくる人がいるって……もしかしてこの子も……
『は、恥ずかしいっす……』
『大丈夫……直ぐに気持ちよくなるから』
『き、きな子……まだ誰にも見せたことないのに……』
『安心して……天井のシミを数えていたら終わるから』
何て言うことに……うぅ、そうなったらこの人に責任を……じゃなくって早く止めないと……
「あ、あの!」
「あ、かのんちゃん?実は……」
あ……遅かった……っす
女の子はかのん先輩と電話をし終えると、私の手を握った
「かのんちゃん、まだ家にいるから一緒に向かおうか」
「は、はい……っす」
信用してもいいっすよね?騙されていたら……どうしよう……
未唯side
かのんちゃんの家に着くと……
「あはは、未唯ちゃんがそんなことするような人じゃないよ」
「うぅ、面目ないっす……」
「いや、まぁ警戒するって大切だからね」
というか私ってそんなに怪しかったかな?
「あ、あの未唯さんは……」
「同じ年だから呼び捨てでもいいよ」
「いえ、そんなわけには……それで未唯さんはかのん先輩と同じスクールアイドルっすか?」
「うん、そうだよ」
「未唯ちゃんは虹ヶ咲のスクールアイドルで、天使って呼ばれてるんだよ」
「天使……」
「ま、まぁ恥ずかしいけど……」
「確かにそんな風に感じたっす」
私ってそんなに天使みたいに感じるのか……うーん、嬉しいような恥ずかしいような……
「因みに紗桜莉ちゃんは未唯ちゃんのファンで」
「紗桜莉さんがっすか!きな子……紗桜莉さんに怒られたりとかは……」
「ないと思うよ。それにしてもきな子ちゃんか。前にかのんちゃんから5人くらい入部したって聞いてたけど……」
「同じ年なんだけど、きな子ちゃんいわく先にスクールアイドルやっていたから先輩呼びをするって」
同じ年なのに先輩か~まぁそう言うこともあるのかな?
「とりあえずきな子ちゃん」
「は、はい!」
「これからよろしくね。もし良かったら虹ヶ咲にも遊びに来てね」
「は、はいっす!」
きな子ちゃんか~可愛い子だな~
この時……私は知らなかった……後々紗桜莉ちゃん、うらちゃん、そしてリエラの新たなメンバーの一人が盛大なやらかしをすることなんて…………
フラグ立てつつ……
おになっつを聞くたびに、太陽の石で進化する某ナッツを思い出す
感想待ってます!