(はぁ……)
私は一人でため息をついていた。理由としては……猫になってしまったからだ
ほんの少し前に部室に来たら机の上にジュースが置かれていた。何だろうと思いながらも喉が乾いていたから飲んでしまった。
すると遅れてやって来た璃奈ちゃんが私がジュースを飲んでいるところを見て…………
「あ!?未唯ちゃん……それは…………」
「へっ?」
ボンッと音が聞こえ、気がつくと猫になってしまった
「にゃにゃ!にゃにゃ『何で猫になってるの!?』」
「えっと……何を言ってるか分からないけど……それ、科学部の人が用意した猫になる薬……」
科学部の人って……どんだけなの…………
「にゃー『戻れるの?』」
「ちょっと戻し方聞いてくる」
いやいや、せめて猫になったときに脱げた制服を…………行っちゃった……本当にこれ、どうしよう?
それにこの姿だと野良猫と間違われて……追い回されたりとか……いや、きっと璃奈ちゃん辺りが説明してくれているはずだよね?
「すみません……遅れ……あれ?」
すると栞子ちゃんがやって来た。そう言えば遅れてくるって言ってたよね?それなら事情を知って……
「野良猫でしょうか?それに……制服が脱ぎ……下着?」
わーん、事情を知らないし、下着あんまり見ないで……
「いったい誰が……それに猫も……」
栞子ちゃん、真面目だし、きっと追い出されそうだな~はぁ、それなら仕方ない……璃奈ちゃんを追いかけた方がいいかな?
栞子ちゃんは辺りをキョロキョロ見渡すと、私の頭を撫で始めた
「ふふ、何処から入ってきたんですか?」
え?誰これ?
「後でミルクあげますからね」
栞子ちゃんは制服をきちんと畳み、下着も見えないようにしてくれた。と言うか見たことのない笑顔だったんだけど…………
「何だかこの猫……未唯さんみたいですね」
うん、みたいじゃなく本人です
「未唯さんって言うのは、私の友達で…………可愛らしい子なんですよ」
か、可愛らしいって……その……恥ずかしい……
「それに誰にも優しいですが、時おり見せる姿は…………本当に大切なものを守るために頑張ろうとしているんですよ」
私の身体を撫でながら、そういうけど…………うん、くすぐったい……それに恥ずかしい
「そんな未唯さんに私は……惹かれて…………なんて、あなたにこんなこと言ってごめんね」
こんな栞子ちゃん……本当に見たことない…………それに私のことそんな風に思ってくれるなんて…………
「ランジュも遊んでくれているみたいで良かった……」
遊び?そうなのかな?最終的に泣きながら帰っていくけど……
「そう言えばみなさん遅いですね…………」
はぁとりあえずこれ以上いたら聞いたらいけないことまで聞きそうになりそうだから離れた方がいいよね
そう思い、逃げようとした瞬間……ボンッとまた音がなると私は元の姿に戻っていた
「あ、時間制限だったのか」
「え、み、未唯さん?」
あ、栞子ちゃん……目の前で猫から私に戻ってしまったし、私……普通に全裸だし…………
「え?え?え?」
困惑しながら栞子ちゃんは気絶してしまうのであった
「はっ!?」
「あ、起きた?」
「み、未唯さん?猫になってませんでしたか?」
「猫に?夢でも見てた?」
「え?」
「栞子ちゃん、いつも頑張ってるから、疲れてるんだよ」
「そ、そうですね。夢ですね」
うん、誤魔化せたかな?正直誤魔化さないと…………色々とね
リメイク版でしたが、やはりにゃんがさきはいい!
感想を待ってます!