ある日の事、私はエマさんと果林さんに呼び出されていた。
「私に頼み事ですか?」
「うん……ちょっと困ったことになってね」
「未唯ちゃんなら何とか出来ないかって思ってね」
二人が深刻そうな顔をしてるけど、エマさんが言うちょっと所の問題なのかな?と言うか私に解決が出来るのかな?
「あの、一体何が……」
「実はね……」
「ランジュが闇鍋をしたいって言い出したの……」
と、とんでもない問題だ……しかもランジュさんが言い出す辺り、本当に厄介すぎる…………
「あの、何で闇鍋なんて……」
「実は……」
エマさんは語った。何でそうなったのか…………
エマside
ランジュちゃんの部屋に集まった私達。他愛のない話をしているとミアちゃんがあることを呟いた
「ここ最近寒いから、何か暖まるものを食べたい」
「暖まるものね……この季節だと鍋とかかしら?」
「それならみんなでやってみたいね~日本だとお鍋はみんなで食べるのが美味しいんだよね」
「まぁそうね。明日辺りみんなに提案を……」
この時はまだみんなでわいわい鍋パーティーをしようと言う話だったけど……
「鍋!それなら闇鍋ね!」
「「え?」」
「闇鍋?」
「ミア、知らないの?とても楽しい鍋の食べ方らしいわ!」
「あ、あのね、ランジュちゃん、それ……誰から聞いたの?」
「え?せつ菜から借りた本に書いてあったわよ!一度でいいからやってみたいわ!」
「あのね……ランジュ……その闇鍋は……」
「きゃは!楽しみだわ!ね!ミア!」
「まぁ鍋初めてだし……僕は任せるよ」
このままだとミアちゃんの初めての鍋が……偉いことに……それにまだ私達だけならまだしもみんなとなると……余計に…………
未唯side
「と言うことで……」
「なんと言うか……偏った知識をあまり与えちゃいけないってことだね…………」
「どうにか出来ないかしら?」
どうにかか……ランジュさんとミアちゃんだけなら何とでも言いくるめるけど……みんなとなると悪乗りしそう……特にせつ菜さん辺りが…………きっと闇鍋ならこれを入れた方がいいですよ!って物凄くいい笑顔で言ってきそう…………
「……………………」
「難しい?」
「一応方法はあるけど…………」
思い付いた方法をやれば何とか……とは言え念には念を入れれば…………
「こっちでルールを設定すれば……後はぎせ……参加メンバーを増やせば……外れを引きにくいはず」
「今、犠牲者って言いかけなかった?」
気のせいだよ~果林さん~
そして放課後、部室でみんなに闇鍋をすることを話した
「えっと……エマ先輩……それ本気ですか?」
「闇鍋!楽しみですね!一度やってみたかったです!」
「そうよね!楽しいパーティーになるわ!」
テンションの高い二人を除いて、他のみんなは……微妙そうな顔をしていた。
「えっと、ランジュちゃん、闇鍋って言うのは……」
「でね。未唯ちゃんに相談してね。ルールを見つけてもらったの」
「これがそのルールね」
闇鍋にルールがあったと言う事で急いで私が考えた。
闇鍋ルール
持ち込むのは食材のみ。事前に何を持ってきたかを見せあう
お菓子などはルール管理者が検討する(今回は高柳未唯が行う)
鍋に具材を投入した後、部屋を暗くして行う
一度箸をつけたものは責任もって食べてもらう
事前準備は上原歩夢、近江彼方、宮下愛に行ってもらう
ルールを違反したものには…………責任もって持ってきたものを食べてもらう
「って感じだよ」
これなら変なことにならないはず
「これなら安心だね」
「うん、歩夢と彼方さんと愛ちゃんなら任せられるしね」
お姉ちゃんたちは安堵してる。特に問題はないみたいだし、良かった。
「あれ?私が知っている闇鍋とは……」
「せつ菜さん、闇鍋楽しみですね」
「うん、楽しみだよ。せつ菜さん『わくわく』」
「みんなでやるからには精一杯楽しまないとですね!せつ菜先輩!」
「は、はぁ……」
せつ菜さんが変な指摘を入れないようにかすみちゃんたちが止めに入ってくれて助かった。
「いやーこれは愛さん頑張らないとね!」
「彼方ちゃんも頑張るよ~」
「未唯さん……お疲れ様です」
「栞子ちゃん、うん、何とかね…………」
「闇鍋楽しみだわ!ね!ミア!」
「そうだね……(何かみんなの様子が気になるけど……気のせいかな?)」
「因みにもしもの事を考えて…………ぎせい……もとい楽しいことはみんなで分かち合いたい。私はそう思ってね…………Liellaのみんなとまいちゃん、うらちゃん、遥ちゃんも呼んだからね!」
『今犠牲者って…………』
「って遥ちゃんもなの!?」
彼方さん、ごめんね……こう言うのは分かち合いたいから…………
未唯ちゃんの発案により、凄いことに……次回に続きます!
感想待ってます!