紗桜莉side
部室にみんなに集まってもらい、私はあることを伝えた。
「未唯さんから虹ヶ咲で鍋パーティーをやることになって、折角だから私達もどうかって誘われたけど、どうする?」
「鍋パーティー?まぁ確かに寒くなってきたしね」
「何だかみんなで鍋なんて楽しそうだよね!」
「お鍋……可可楽しみデス!一体何鍋をやるのデスか!」
「鍋……とは?」
「恋……貴方……まぁ炬燵も知らなかったから知らないわね……」
「お鍋っすか~それに虹ヶ咲の人たちとなると楽しみっすね~」
「鍋とかワイワイやるのは楽しいしな」
「何か持っていった方がいいの?」
「スクールアイドルが鍋パーティーをやってみた……これはかなり稼げますの!」
「あはは、それで何鍋を?」
「えっと……闇鍋だって」
『え……』
恋ちゃん以外全員が固まった。うん、そうだよね。私でもそう思うよ……
とりあえずみんなに鍋パーティーのルールを伝えた。と言うか何で闇鍋…………あぁ何となく言い出しそうな人がいるな~
未唯side
そんなこんなで鍋パーティーの日になった。人数も多いので部屋の広さで生徒会室を借りることになったけど…………
「さて、みんな、具材を持ってきたかな?因みに高柳家はお野菜を!」
「本当に……闇鍋って聞いてちょっと嫌な予感したけど……安全そうで良かった……」
「何で私だけ凄い釘を刺されたのか気になるけど……」
まいちゃんは安堵を……うらちゃんは苦笑いをしていた。
「私はお豆腐だよ」
「私は葱」
お姉ちゃんたちはまともなものを持ってきてくれたみたいだ。うん、本当に助かる
「かすみんはしめ用のうどを持ってきました」
「私は鍋のお出汁をいくつか」
「私はもしもの時にカレーを『ドキドキ』」
「私はつみれを……」
かすみちゃんたちもまとも……と言うか璃奈ちゃんはもしものことを考えなくても……
「愛さんもみーちゃんたちと同じ野菜類だよ!」
「ランジュはもちろん!お肉よ!」
愛さんは安心できるし、ランジュさんは予想通りだったよ。うんうん
「私は何を持っていけばいいのか分からなかったので、私が作った茹で玉子を!」
「…………………………………………」
うん、大丈夫だよね。うん……茹で玉子を失敗するってことはないだろうし……うん……うん
「み、未唯さん、あの大丈夫ですか?」
「栞子ちゃん、うん、大丈夫だよ……」
気を取り直して3年生は……
「私は鱈だよ」
「私は鮭ね」
「私と遥ちゃんは肉団子~」
「一応お姉ちゃんと二人で一緒に作りました」
「遥ちゃん、お料理上手になってきたよね」
「えへへ、今度一緒に作ろうね。苺ちゃん」
遥ちゃんと苺ちゃんは本当に仲良しだな~うんうん……
次はかのんちゃんたちは…………
「私ははんぺん持ってきたよ」
「私は肉団子~まんまるなんだ~」
「私は葱ね」
「可可は大根持ってきました!」
「あの、私はどういうものがいいのか分からなく……お肉を……」
かのんちゃんたちはまともと……うんうん
「私は奮発して蟹を!」
「きな子は実家から送られてきた熊肉を……」
『え?』
紗桜莉ちゃんの蟹は凄いなって思った瞬間にきな子ちゃんの持ってきたものにみんなが驚いていた。いや、確かに北海道だからそう言うのがよく獲れるかもしれないけど…………
「同居してる人に熊肉は鍋に合わないからって、ソーセージを持ってきたっす」
「同居してる人?」
侑お姉ちゃんも引っ掛かったみたいだ。一人暮らしだと思ってたけど、まさか誰かと一緒に暮らしてるなんて
「はいっす!お父さんが東京の一人暮らしは危ないからって、お父さんの友達の人の家に居候してるっす」
まぁきな子ちゃんみたいな子は色々と危ないかもしれないし、誰かと一緒だと安心かもしれないね。
「私と四季は海老だな」
「メイと一緒に買いに行ってきた」
「私は野菜ですの!」
「私もお肉です」
これでみんなの食材は出揃ったみたいだし、ぽむお姉ちゃんたちが用意してくれたお鍋に食材を入れていき、準備を進めていき…………
「とりあえず普通は電気を消すところだけど、危ないから明るいままで一斉に具を取ろうか。因みに一度取ったものは責任を持ってね」
と言うことでみんなで一斉に具材をとると……
うら→茹で玉子
ランジュ→茹で玉子
紗桜莉→茹で玉子
恋→茹で玉子
四人ほど外れを……いや、まだ外れと決まった訳じゃないよね。うん
「あ、中が半熟で美味しいです」
「本当だ。せつ菜さん、美味しいです」
「本当ですか?因みにランジュさんと紗桜莉さんのは煮卵なんですが……」
「お、美味しいわよ……せつ菜」
「う、うん、美味しい……」
あれ、絶対に美味しくないんだろうな……
まぁ結果的には楽しそうで良かった。ミアちゃんも鍋デビュー出来て良かった良かった。
それにしてもきな子ちゃんの同居人ってどんな人なんだろう?
感想待ってます!