虹が咲き、白が交ざる 外伝 白と翡翠   作:水甲

95 / 159
ついこの間キズナcomicbook三巻買って読み、それ関連の話になります


94 ランジュと未唯

ランジュはいつも特別!皆と遊ぶとみんな、「凄いね」と言ってくれる。

だけどそれは最初だけ……楽しくなってくるといつの間にかみんな離れていく。

 

 

 

 

 

 

「ランジュさん?ランジュさーん?」

 

「あ、ごめんなさい。未唯!」

 

未唯の呼び掛けに答える私。今は未唯と一緒にカードゲームをしてるんだった。

 

「長考しすぎました?」

 

「きゃは!そうかもね……所でどうすればこの状態を崩せばいいのよ!」

 

未唯の場に上級モンスター五体揃ってるし……魔法もトラップも全部回避されてるし…………

 

「うぅ……ターンエンド!」

 

「それじゃ……モンスター全員で総攻撃!」

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ~また負けたわ。未唯に中々勝てないわ」

 

「それでもランジュさん、前より強くなってるよ?」

 

「それでもえげつない戦略を建てすぎよ!」

 

未唯とは今ではこうして遊んでくれるけど、最初は物凄く嫌な子だと思っていた。

ランジュはスクールアイドルに出会い、虹ヶ咲に出会ったことで今までとは違う。ずっと競い合える。ずっと楽しくいられる友達が出来ると思っていた。その為にみんなに相応しい環境を、みんなが絶対に喜んでくれることを作ろうとした。

栞子もきっと手伝ってくれる筈だ。そう思っていたけど…………

 

『すみません。ランジュ……私は手伝えません』

 

あの時は栞子に拒否されるとは思ってなかったし、思わず色々と泣き叫んだな……それから未唯に会いに行って勝負をしたけど、まさか徹底的に負かされるなんて思ってもみなかった。それにライブ勝負をしたときも…………

 

 

 

 

 

 

次の日も未唯とゲームをすることに、今度は大人気のゲームで対戦!ランジュが考えた種族値が高いパーティーならきっと勝てるはず!

 

「勝負よ!未唯!」

 

「負けないよ!ランジュさん!」

 

 

 

 

暫くして……

 

「そんな……一番種族値が高い子を育て上げたのに……未唯のモンスター1匹に…………」

 

「あの……何で私の一番手の弱点モンスターばっかり使ってくるかな~?」

 

仕方ないじゃない!普通なら勝てるはずなのに、未唯が一番手で弱点をつけるモンスターを使ってくるなんて……

 

「もう一回!」

 

「うん!いいよ」

 

それから何度か勝負を繰り返してはパーティーを変更して、更に挑み続けると……

 

「あ、勝てた」

 

「うぅ……状態異常から抜け出せなかった……」

 

未唯は凄く悔しそうだったけど……でも何処か楽しそうだった。そういえばランジュ……こうして未唯が遊んでくれることに対して、お礼を言ったことなかったような…………

 

「ねぇ、未唯」

 

「ん?なんですか?」

 

「その……謝謝……」

 

「えっと……ありがとうって?」

 

「その……いつもランジュと遊んでくれて……」

 

「そんなこと気にしなくていいのに、と言うかきっとみんなも同じことを思ってるよ」

 

「へ?」

 

「前に侑お姉ちゃんに言われたんだ。ランジュさんと一緒に遊んでて羨ましいって、私も遊びたいって……きっと同好会のみんなもランジュさんと遊びたがってるよ」

 

「その……みんなと遊んでランジュ……つまらなくさせないかしら?」

 

「大丈夫だよ。きっとかすみちゃんあたり悔しがって勝てるまで挑んできそう」

 

「……ふふ、そうね」

 

何だか未唯とは色々とあったけど……ランジュはこうして笑い合えるのは……未唯のお陰なのかもしれない




こちらでは2ndストーリーの話自体未唯が防いでいると言う……スクスタはいい加減反省を……
感想待ってます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。