ランジュはいつも特別!皆と遊ぶとみんな、「凄いね」と言ってくれる。
だけどそれは最初だけ……楽しくなってくるといつの間にかみんな離れていく。
「ランジュさん?ランジュさーん?」
「あ、ごめんなさい。未唯!」
未唯の呼び掛けに答える私。今は未唯と一緒にカードゲームをしてるんだった。
「長考しすぎました?」
「きゃは!そうかもね……所でどうすればこの状態を崩せばいいのよ!」
未唯の場に上級モンスター五体揃ってるし……魔法もトラップも全部回避されてるし…………
「うぅ……ターンエンド!」
「それじゃ……モンスター全員で総攻撃!」
「はぁ~また負けたわ。未唯に中々勝てないわ」
「それでもランジュさん、前より強くなってるよ?」
「それでもえげつない戦略を建てすぎよ!」
未唯とは今ではこうして遊んでくれるけど、最初は物凄く嫌な子だと思っていた。
ランジュはスクールアイドルに出会い、虹ヶ咲に出会ったことで今までとは違う。ずっと競い合える。ずっと楽しくいられる友達が出来ると思っていた。その為にみんなに相応しい環境を、みんなが絶対に喜んでくれることを作ろうとした。
栞子もきっと手伝ってくれる筈だ。そう思っていたけど…………
『すみません。ランジュ……私は手伝えません』
あの時は栞子に拒否されるとは思ってなかったし、思わず色々と泣き叫んだな……それから未唯に会いに行って勝負をしたけど、まさか徹底的に負かされるなんて思ってもみなかった。それにライブ勝負をしたときも…………
次の日も未唯とゲームをすることに、今度は大人気のゲームで対戦!ランジュが考えた種族値が高いパーティーならきっと勝てるはず!
「勝負よ!未唯!」
「負けないよ!ランジュさん!」
暫くして……
「そんな……一番種族値が高い子を育て上げたのに……未唯のモンスター1匹に…………」
「あの……何で私の一番手の弱点モンスターばっかり使ってくるかな~?」
仕方ないじゃない!普通なら勝てるはずなのに、未唯が一番手で弱点をつけるモンスターを使ってくるなんて……
「もう一回!」
「うん!いいよ」
それから何度か勝負を繰り返してはパーティーを変更して、更に挑み続けると……
「あ、勝てた」
「うぅ……状態異常から抜け出せなかった……」
未唯は凄く悔しそうだったけど……でも何処か楽しそうだった。そういえばランジュ……こうして未唯が遊んでくれることに対して、お礼を言ったことなかったような…………
「ねぇ、未唯」
「ん?なんですか?」
「その……謝謝……」
「えっと……ありがとうって?」
「その……いつもランジュと遊んでくれて……」
「そんなこと気にしなくていいのに、と言うかきっとみんなも同じことを思ってるよ」
「へ?」
「前に侑お姉ちゃんに言われたんだ。ランジュさんと一緒に遊んでて羨ましいって、私も遊びたいって……きっと同好会のみんなもランジュさんと遊びたがってるよ」
「その……みんなと遊んでランジュ……つまらなくさせないかしら?」
「大丈夫だよ。きっとかすみちゃんあたり悔しがって勝てるまで挑んできそう」
「……ふふ、そうね」
何だか未唯とは色々とあったけど……ランジュはこうして笑い合えるのは……未唯のお陰なのかもしれない
こちらでは2ndストーリーの話自体未唯が防いでいると言う……スクスタはいい加減反省を……
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