その出会いは偶然だった。
ある日の事、私とましろさんはエルちゃんを連れて散歩をしていた。
「いい天気ですね~」
「本当だね~」
「える~」
三人で日向に当たりながらのんびりとしていた。ふと私はましろさんが読んでる本が気になった。
「そう言えばましろさん、何を読んでるんですか?」
「あ、これ?最近のトレンドが書いてあってね」
「とれんど?」
「えっと、今何が話題になってるのかって事で……今はアイドルが話題になってるみたい」
ましろさんは更にアイドルについて詳しく話した。つまり歌や躍りで沢山の人たちを夢中にさせる人たちの事ですか……
「可愛い衣装ですね。きっとましろさんが着たら似合いますね」
「そんな///ソラちゃんだってこういう格好いい服とか似合うよ」
「そんな……私は///」
そんな他愛のない話をしていたそんな時、何かが割れる音が響いたと同時に私達は白い穴へと落ちていく
「な!なにこれ~」
「ましろさん!?」
未唯side
「それじゃ今度の定期ライブについてだけど……順番はどうしようか?」
「はいはい、勿論かすみんが一番に!」
「あら、今回もランジュが一番よ!」
「ランジュちゃんはこの間一番やったから、今回は彼方ちゃんが一番にやるよ~」
「いえ、ここは私が一番にやってライブを盛り上げます!」
「ここは間をとって私が~」
なんと言うか毎回定期ライブのミーティングになると誰が一番にやるか揉めるな~
「未唯さんは一番にやりたいと言わないんですか?」
「私?私は特に拘らないし……」
「未唯ちゃんはあまり自分からって主張したりしないからね」
ぽむお姉ちゃんが言うように主張しないというよりかは……基本的になりゆきに任せたりしてるからな~
「とりあえず今回もくじ引きで……」
侑お姉ちゃんがくじの箱を取り出そうとしたとき、何かが割れる音ともに何かが落ち、部室が煙に包まれた。
「な、なに!?」
「天井が崩れたのでしょうか?」
「みなさん、怪我とかは……」
突然の出来事に戸惑う私達。愛さんが窓を開けて煙を外へと逃がすと…………
「いたた……一体何が……」
「エルちゃん、大丈夫?」
「えう!」
何かが落ちた場所に青い髪の女の子と小豆色の髪の子と赤ちゃんがいた。女の子たちは私達に気がつき、私達も一番に思ったことを声に出した
『誰?』
ソラside
突然変な場所に連れてこられた私たち。本当にここは……
「ここはどこですか!?」
「も、もしかして私たち異世界に来たってこと!?」
確かにいきなり知らない場所に連れてこられたことを考えるとましろさんの言うように何処か別の世界に飛ばされた可能性が……
「えっと……異世界と言うか……」
白い髪の子がどう説明するか悩んでいると、白い髪の子に似た女の子がやって来た。
「未唯ちゃん、そっちで何か変わったことない?ちょっと実験してて……あれ?」
実験……もしかして彼女が……白い髪の子が私達が来たことを説明すると……
「いやーまさかこんなことが起きるなんてね。実験はある意味成功だったかもね」
笑顔でそう言う彼女……やはり思った通り……
私は身構えながら彼女に問いかけた。
「あなたが首謀者ですね!」
「あの、元の世界に帰してください!」
「あれ?何だか私……悪の科学者的な立ち位置かも……これは乗った方が…………ふふ、そのとお……はっ!?」
「うらちゃん……ちょっと生徒会室で話そうか」
白い髪の子が首謀者らしき子を連れて何処かへと行くのであった。
「えっと……」
「とりあえず……事情とか自己紹介とかしようか」
ツインテールの人が苦笑いをしながらそう言うのであった。
実は次回で100話という……
感想待ってます!