ブリテンのヤベーヤツ   作:テムテムLvMAX

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貴様に神の国への引導を渡してやる!


ひらひら生活

 俺は、いや私はモリガンの力を解放したぶんめちゃくちゃ強くなっている。確信を持って言えないがたぶん勝てるかも。

 

 

「アルトリアを離せ、私の槍が貴様を貫く前にな」

 

『面白い、この娘は後だ』ブンッ! 

 

「あぐっ! ……あれ、いたくない……たすけてくれたのかアーサー……アーサー?」

 

 

 無造作に投げられたアルトリアをご機嫌なステップ(縮地)ですぐさまお姫様抱っこする、今の俺なら容易に子供一人を抱えてアクロバットすら出来る! 

 

 アルトリアを少し離れた所に避難させ戦う準備は完了した。さぁ反撃と行こうか! 

 

 

『ふふっふはは、アハハハハッ!』

 

「何がおかしい!」

 

『アーサー! お前は面白いな! 気に入ったぞ! 死ぬまで玩具として飼ってやろう!』

 

「その余裕、一瞬で消し飛ばしてやるよ」

 

 

 槍に名前をつけたことによって私のやる気がアップし、戦闘力が少し上昇している気がする。中2病万歳! 全能感すら感じるぞ! ヒヤッハー! 

 

 

『薙ぎ払え風の爪!』

 

「ロンギヌススペシャル! アンドカシウスリバース!」

 

 

 ヤツの攻撃を掻い潜り懐へ一直線にロンギヌスと名付けた方を投げて更にヤツの後ろに縮地で回り込んでカシウスと名付けた方でぶっ叩く! 一人挟み撃ちって寸法よ! 

 

 

『前か! 違う後ろっ!? ……グハッ!』

 

「あ、当たった」

 

『ぬぅなかなかやるではないか、ズアッ! ……無銘の槍と侮ったが……僅かながら神性を帯びるか』

 

 

 そんな槍を引き抜きながら言われたらブルッちまうぜ、でもアルトリアの攻撃は効果無くて私の攻撃は効果ありって理屈はそれが答えか。幽霊より神様って事か。

 

 

「ブリテンで一番強いのは私だ、白き竜よ! 恐れおののいてどっか行け! (もう戦いたくないから)はやく行け!」

 

『我に逃げろと言うかっ!!! たかだか妖精一匹の力を得て調子にのりよって!』

 

「違うね、二匹だ! チャァァァム! カモーン!」

 

「なんですかご主人! 死ぬほど怖いので逃げて良いですか!」

 

「お前も妖精だろ? 力を寄越せ、イイネ?」

 

「アッハイ、持ってけえーい!」

 

 

 チャムとモリガンの力が合わさり最強となる(個人的見解)

 チャムから得た力は風! ちなみにモリガンおばさまはいっぱいあるのでノーカン。

 

 今の私はスーパーブリテン人を越えたスーパーブリテン人。スーパーブリテン人ゴッド。幽霊でもドラゴンでも何でもこい! だけどアルトリアだけは勘弁な! 

 

 

『まさか!? 何故耐えられる! 何故それだけの力を外から得て自壊しない! 小さな水差しに海を押し込めるようなものだぞ!』

 

「知るか、理屈じゃないんだ……こう、やってやれん事は無いって謎の自信があるわけよ。頭で考えたら負けだ。では逃げないと言うならトドメを刺す」

 

 

 二本の槍を握りしめヤツに向かって全速力で駆け出す、魔術で抵抗しようとしてくるが……意味は無い。チャムの風の力で私は誰よりも速い。

 

 ヤツのド真ん前で一層力を込めて全身全霊のっ! 

 

 

「オォォォッラッ! 喰らえキィィィク!」

 

『ブルゥァァァァァッ!?!?』

 

 

 丁度みぞおちの辺りをめり込むくらいに蹴りこんで45度の角度であの世にお届けしてやった。

 

 

「見たか! これが……マジキック! ……これじゃワンパンマンか。まぁいいや」

 

 

 一件落着! 終わり! 閉廷! ハイ解散! おつかれっしたー

 

 

 

 ★☆★★☆

 

 

 

 えーとマーリンだよ。僕ね、こんなこと言うとあれだけど実はヴォーディガン復活させたのは僕なのね……ついでに白き竜も魂だけは復活させたよ、うん。

 

 

「いやーちょっとこの結果は予想外かなー……ははは」

 

 

 アルトリアちゃんをさ、今回の事件で英雄にしてさ、選定の剣をね僕が作ってね、王様はアルトリアが良いでしょ? ってやりたかったの、なんでアーサー君あんなにヤベーヤツなの? なんで君そんな振り切れてるの? 

 アルトリアちゃん影も形もなかったじゃん! ふざけんなよバカ! アホ! とんちんかん! 

 

 

「この人類悪! アンリマユ! 人の心が分からん奴め!」

 

 

 あーもう計画倒れだ、何しよ……次こそはアルトリアちゃんが活躍する事件を起こさないとねー

 

 

「よし、次は弟子に手伝ってもらうか! 確か子供が居たような……ランスロット君だったかな、剣の才能があるから……よし、アーサー君覚悟しろよ粉微塵に切られてしまえ、アルトリアちゃんが活躍したら復活させてやるからね」

 

 

 黒幕って楽しいー! 

 

 

 

 ☆★☆☆

 

 

 

「えー今回の事件はこの私、アーサーが解決いたしました! イェイ!」

 

「取り敢えず力返せ、よっと」

 

「あふん……ちょっとモリガンおばさま! なして! なしてとりあげたん?!」

 

「調子に乗りすぎだアホ弟子、しばらく反省をしろ」

 

「しかしあのアーサーは実に麗しく可憐であった。求婚して良いだろうか」

 

「ガウェイン、アーサーはわたしのかしんだぞ。まずはわたしにはなしをとおしてもらう」

 

「おいそこせすじがこおるからやめろ」

 

「良いじゃないかアーサー、私のガウェインと結ばれてくれ……っふふ、おっとすまない……ふはは!」

 

 

 ちくしょー全員でよってたかっていじめてんのか! バカヤロー! 

 

 

 




引導(キック)
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