ブリテンのヤベーヤツ   作:テムテムLvMAX

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時代は進む、ざっと三年


ルンルン生活

 おはようからさよならまで、皆のヒーローアーサーです。ランスロットが仲間に加わりなんやかんやあって三年が経ちました、時間の流れが早すぎるような気がするのは俺だけですかね? 

 

 現在はティンタジェル城にて騎士の基礎基本を猛烈に叩き込まれている最中です。先生はベディさんで担任はアルトリア。生徒は元々騎士じゃないランスロットと俺の二名。

 

 立ち振舞い、言葉使い、剣の振り方、盾の構え、上流階級の礼儀作法、文学等々……すこぶるかったるいことこの上ないがランスロットさんは物凄い勢いで覚えている。才能だね、俺にはないや。

 

 

「……で、あることを意味します。ここまでで質問はあるかな?」

 

「はーい」

 

「はいアーサー君」

 

「なぜこのような授業を受けなければいけないのですか?」

 

「強く賢く全てにおいて最高である。それが主の品格を上げ自身の評価を上げることに繋がります」

 

「なるほど、強くて賢い……当てはまらんなぁ俺にはさ」

 

「今のところ仕事してるのはアーサー君です、既に騎士としての力は証明されています。君は才能あるんだ、いずれは私を超えてアルトリア姫を支えられる騎士になれる」ニコッ

 

「ベディさん///」トゥンク

 

 

 ベディさんからの高評価頂きましたぁっ! 

 それとスマイルもね、そうやって何人もの女性を虜にしてきたのだろう! このイケメン! タラシ! 隠れゴリラ! 

 

 

「よいしょおおぉぉぉ!」

 

「どわーっ!?」

 

 

 いきなり不意に突然に背後からのし掛かる輩が居た! その勢いで机に額がヒットして首が逝きかけた……む、この背中から伝わる感触はっ! 

 

 

「やってるか? アーサー」

 

「アルトリアか、姫なんだから大人しくしろよ。せめてタックルはやめてくれ首が持たない」

 

「そんな柔な騎士ではないだろう? アーサーの事はちゃんと分かっているさ、なんたって私の一番の家臣だからな」

 

「それ家臣と書いてペットと読むだろ」

 

 

 アルトリアもあれから三年たって八歳程になった、少しは自重を覚えるかと思えば奔放さは増して力も増してついでに可愛らしさも増した。美少女と言って良いだろうな。

 

 

「姫、いくら我らだけとはいえ人目を気にしてください。只でさえアーサーとの仲が噂となっています、そこで要らぬ考え事をする不届きな輩が居ない訳ではないでしょう」

 

「ランスロット、私はいつでも真っ直ぐに生きていたい。他人の目など正直どうでもよい」

 

「俺が気にするんだよ!!!」

 

「なんだアーサー、良いではないかどうせ私達は結ばれるのだからな」

 

「……お前は一体何を言っている!?」

 

 

 俺とアルトリアが結ばれる、つまり結婚する? どこからそんな話が沸いてきたよ? 

 

 

「意外か? 実はなお父様がアーサーを私の伴侶にしようとしている、表向きはウェールズの英雄でかつての宿敵ヴォーディガンを再び仕留めた功績が認められたから。と言っていたが実際はウェールズの土地を治めるためだろうな」

 

「待て一気に話すなややこしい……あーつまりウェールズを手にいれるために俺とアルトリアは結婚するのか?」

 

「そうなるな、国民に良いアピールが出来るだろうな。英雄と姫、定番の組み合わせだろう?」

 

「それで良いのかアルトリア」

 

「良い! アーサーは良い男とは言えないが悪くない、今の私があるのもアーサーが家臣になってくれたお陰だからな」

 

 

 ベディさんとランスロットさんは最初から知っていたのかツッコミをいれずに俺達のやり取りを見ているだけだった、まだ八歳だろ? 先を決めるには時期尚早だ

 

 

「よぉやってるか?」

 

「ケイさん良いとこに! 俺とアルトリアが結婚って本当ですか!」

 

「おぉっ!? ……凄むな凄むな、落ち着けよ。取り敢えず説明するぞ、ウェールズの救世主で同時にそのウェールズの民から信頼厚い家臣がいるなら、ソイツを家臣から外してウェールズの代表に仕立て上げアルトリアと結婚させればほら、一方的な侵略には見えないしむしろウェールズとここが対等な関係に見える。これなら他の国が文句言いにくいだろ?」

 

「はぇ~面倒なこと考えてるのね、あくまでも奪ったと見せるよりお互いに歩み寄ったと見せておけば外からつつかれる事は無い、と。そう言うことかいケイさん?」

 

「そうだ、つまりお前はウェールズの王になる。名前だけ貸してくれたら後はこっちで運営するわ、結婚式も国民と言うより国外へのアピールメインだから本当に結婚する訳じゃない。見世物さ見世物……すまないな」

 

 

 これも葦名のため……もといブリテンのためか。

 

 

「そうだ、アーサーよ。今日からお前は公にはペンドラゴンと名乗って貰うぞ」

 

「マジ?」

 

「マジマジのマジ、結婚するんだから当たり前だよな」

 

「なるほど今度からケイ兄さんと呼ばせていただきます」

 

「バカ野郎俺は認めてないからな! この結婚はあくまで政治上の仕方無いことだからな! そこの所間違えるなよ!」

 

「分かった分かった兄さん」

 

「首を出せぇぇぇぇい! ズェア!」リンゴーンリンゴーン

 

「う わ ら ば !?」

 

 あかん、鐘の音が聞こえる……ケイさんて怒ると怖ぁぁ……

 

 

 

 




はい結婚してアーサーペンドラゴンになります
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