ブリテンのヤベーヤツ   作:テムテムLvMAX

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ピクトがなんぼのもんじゃい!


ドスドス生活

 ピクトの前線基地に来た我らアルトリア隊! しかしそこは我々の知るウェールズではなかった! 

 皆さんもご存知だろうがブリテン(イギリス)は北海道より北にあるが温暖な海流のお陰で割りと暖かい……でも目の前の光景はそんなもんじゃねぇのだ。

 

 

「特殊な結界で環境が変えられている、日が照り無駄に暑い」

 

「わーいハワイじゃあ~っ! ……何故にWHY!?」

 

 

 なんかハワイになっていた意味わからーん! 

 ルルハワ……うっ、頭が。電波受信したが気にしねぇ! 

 開幕から飛ばして行くぜぇ! 

 良くもブリテンをハワイにしてくれたなありがとう、そして俺の出世の為に散りやがれ下さい。

 

 

「奴等にブリテンに来たことを後悔させてやる!」

 

「うむ! その意気だアーサー! 皆よ私に続け!」

 

「仰せのままに!」

 

「このランスロット! 戦場にて姫の剣とならん!」

 

「太陽が貴様らピクトを許しても俺が許さないぞ!」

 

 

 小高い丘の上に奴等のキャンプを見つけ静かに素早く移動する、遠目から見て数は千や二千では無い……先程の威勢はどこ……? ここ……? 

 

 

「……止めとく?」

 

「一番槍の誉れはアーサーに譲る」

 

「おい体よく日和るなアルトリア、俺達仮にも夫婦だしここは道連れ、もとい二人でどうかな? ちなみに無策じゃないぞ……ゴニョゴニョ」

 

「……ふむ、分かったその作戦に乗ってやるぞ」

 

「むふふ、想定外の戦力差があったとしてもこの策士アーサーにかかれば何ともない差だろう(希望的観測)」

 

 

 正直戦力では話にならないくらいに格差があるがそんなもの頭脳で何とかする、絶対何て事は戦場にはねぇ! さぁ策士アーサーの作戦を殺りながら解説しよう、まずはこうだ。

 

「うっふーん、ピクトの旦那方~っ! 私とどう?」

 

 女装して(俺の場合変身だが)相手に近づき

 

「ブリテン美人キタコレ!」

「ブリテン攻めてヨカタ!」

 

 鼻の下を伸ばして油断したところに

 

「後ろががら空きだ! 成敗!」

「アロンダイトの錆びに成れ! 成敗!」

「アーサーに発情していいのは俺だけだ! 成敗!」

 

 

「「タコスッ!?」」

 

 

 アルトリア達が不意討ち、と言う手順だ。おさらいしよう。俺が釣ってアルトリアが仕留める。簡単だな! 

 

 これで敵の大将まで近付いていけば後は全力で攻めるのみ、ブリテンをハワイにした責任を取ってもらおうかピクトさんよぉ! 

 

 

「なぁランスロット」

 

「何だねガウェイン」

 

「美人って良いよな」

 

「む、まぁそうだな(俺は人妻だけど)」

 

「アーサーって可愛いな」

 

「うん……んんっ?」

 

「あのままで居てくれたら本気で狙うのになぁ」

 

「男でも良いのか? 中身男だぞ? 八歳だぞ?」

 

「我が愛の前には些事である、中身よりも外見だ。外見だ!」

 

 

 ガウェインからの熱視線ががが…………ケツが危ないかもしれない

 

 

 ☆☆★★

 

 

 

 ガウェインの熱視線を背に受けながら釣り野伏せ的戦法で敵の陣地を突っ切って行く、二か三人ずつ始末すればバレることもなくすんなりと行けた。そもそも警戒心がゲノム兵並みだからな、簡単簡単おちゃのこさいさいよ。あれだあれ、自分達の力に絶対的自信を持っているタイプだから警戒しないんだな。

 

 

「ん、あれが大将の居場所かな」

 

「まるで進撃の巨人だ……にーさんーしー……十五メートルはありそうな壁だぁ、でもウェールズにあんな要塞ねぇよな、敵に凄腕の魔術師が付いている可能性が有りよりの有り」

 

 

 俺達の視線の先には万里の長城に似た横長の石造りの要塞が建っている、以前のウェールズには絶対に無かった物だ。

 やつらが建てた、と言うにはブリテン風の繊細な細工を施した部分がちらほら見受けられる、更に要塞の大きさを加味して推理すると相手に建物を魔術で造っちゃう高等魔術を扱える者がいると言うこと。それもブリテンの文化に慣れ親しんだヤツ。マーリンかな? (適当)

 

 

「するってーと先生、いやベティさんに質問、俺達の接近も感づかれてるのでは?」

 

「それは無いだろう、敵の動きをよく見てみると監視の目が変わっていない。気付いたなら何らか動きが有る筈、情報を伝達している様子も無いからバレては居ないと私は考えるよ」

 

 

 策士ぃ~! 流石俺の先生だぜ! この三年ビッチリ授業しやがってありがとうくたばれございます! 

 

 

「では私から追加の質問があります、ベティ殿」

 

「何ですか? ランスロット」

 

「要塞を少人数で落とそうとするならどうします?」

 

「そうですね……前もって準備しないのなら電光石火の早業で大将の首だけ切って帰るのが手っ取り早いですね。司令塔が無くなれば後は烏合の集……ピクトの場合は烏合の集と言うより化け物の集ですかね」

 

 

 わぁシンプルイズベストだなー、でも人数的にそれ以外は難しいか。

 

 

「それでは夜に作戦決行と行くとしよう、それまでは英気を養うように」

 

「アルトリア、忘れてるかもだけどここ敵のど真ん中よ? 養えません」

 

「なるほど、しかしバレなければ襲われない。バレても「「我らが始末します!」」な?」

 

 

 それで良いのか我らのリーダー、それともガウェインとランスロットを先に何とかした方がいいか? 

 見てみろベティさん頭抱えて先に休んじゃったぞ。

 

 

 




進撃のピクト
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