歴史関係はガバガバなんで許して。
更なる襲撃の予感とマーリンのヤバい部分が発覚したこの事件は収束したが残った問題がやたら多くそれらを解決するには島国ブリテンでは人、物、金、全て不足していた。
これではいけない、しかしどこから無いものを持ってこれようか。それに頭を悩ませるユーサー王にアーサーがこう提案した。
「ユーサー王! 私にいい考えがある!」
「本当か?」
「すべての道はローマに続くと言うありがたいお言葉に従いローマに向かい支援を要請して参ります!」
「それができたら苦労せん、もうよいアーサー戻れ」
「なにぃ? アバタケダブラる?」
「止めろアーサーそれはワシに効く、この際行ってこい止めはせん」
「じゃ!」バリーン
「窓から出ていくなーッ!」
こうして半ば脅してアーサーはローマを目指して旅をすることになった、アルトリア達はピクト人の対応に当たるためアーサー一人で向かう事となった。
一人と言うが実はディアナ様も居るので実質一人と一柱だったりする。
★★☆☆
さぁ行こうぜ! ローマに!
「っても俺には道が分かりません、助けてディアナ様!」
「うん、分かった」
これは心強い(他力本願)
ブリテンからローマに向かっています、アーサーでございます。ディアナ様と一緒にローマに支援をお願いしに行く所だ。この世界のブリテンがこの先イギリスと呼ばれるまで存続するにはやはり自給自足では限界がある、なので豊かな国ローマに後ろ盾となっていただきそこから世界の覇権を握っていくのだ。
ローマとブリテンの間にはいざこざがあったり無かったりするらしいので交渉次第では敵を増やす事になりそうだがその辺はディアナ様、ローマで崇められてる神様も一緒にいるので勝算高めだろうと思う。
ユーサー王からは一番脚の早い馬を貰ったので強化魔術を掛けて街道をすっ飛ばした。ディアナ様ナビのお陰で最短距離を走る事が出来たので三日でブリテンの端っこ、ドイツとかフランスに面する海に出た。
「さて、なるべく急ぎたいが船を待たないとなぁ」
「今夜は満月、だから向こうまで私が投げてあげる」
「いやー36万キロを一日で帰ってこれる速さで投げられたら普通死にます」
「安心して、大気圏再突入コースで衝撃も少ないから」
「俺は弾道ミサイルにされるのか……」
この日の夜に流星を見たら多分それは俺、そこからなんやかんやありましてローマにホールインワンした。ブリテンからローマ直行出来て良かったけどこれなら最初から投げてもらえばよかった……
☆☆☆★★
「皇帝陛下! お初にお目にかかります! 私はブリテンからやって参りましたアーサーペンドラゴンと申します。以後お見知りおきを」
「ディアナです」
「うむ、私がローマ皇帝であるロムルス・アウグストゥルスだ」
はぁ……ブリテンか。別にどうと言うことは無いが子供を寄越してくるとは一体どういう神経をしているのだ、我らの崇める月の女神ディアナがいなければ門前払いしていた。
「で、ブリテンの使者よ用件を聞こう」
「ブリテンに是非ともご支援願います、ブリテンは今あらゆる問題を抱えておりもう詰みに近くどうしようもないのです、この書類をご覧くださいブリテンの現状が事細かに書かれています」
ふむ……なんと悲惨なことか、ウェールズを始めブリテンの国々は疲弊して特にこのピクト人が厄介だな。我らローマ帝国の力をもってすれば容易いが今のブリテンでは籠城しても兵糧がすぐに底を突く、防衛戦も難しいな。
人も資源も足りていない、国として生きていけるギリギリのラインか。
「ブリテンの現状はよく分かった、私としてもこの状況は許せん」
「ではご支援下さいますか」
「ハッキリと言おう、潰れかけのブリテンを救ってもローマ帝国に利益がない。助ける義理もな。女神ディアナの顔に泥を塗ってしまいますがこればかりは国の指導者としては首を横に振るしかない」
「そうですか……これは使いたく無かったが『変身』」
……っ!? 一瞬にして小僧が美女になった?! 一体これはどう言うことだ? しかしローマでも見ることのできない美しさ、神々しさすら感じさせる姿だ。
「皇帝陛下、ブリテンを助けて下さるなら私があなたの側に着きましょう、これでも見た目と力には自信がございます」
「むっ……色仕掛け……というよりは苦肉の策か、そこまで追い詰められているか、ここまでされては皇帝として人として助けねばなるまい一先ずはピクト人制圧するとしよう。今から書を書く、これを君の王に渡したまえ」
「ありがとうございます!」
「見直したよロムルス、今夜は良い月を見られるよ」
ふぅー正直ずっとディアナ様が隣で睨んでいたからやりづらいにも程があるっ! 良い落とし所に持っていくのにかなり疲れた、今日はもう休んで月見酒しよう。うん
久々投稿