ブリテンのヤベーヤツ   作:テムテムLvMAX

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仕事の都合で全然投稿できねぇ・・・


ピロピロ生活

 グーテンモルガン、もといグーテンモルゲン! (ドイツ語のおはよう)

 

 

「昨日は……その、済まなかったな」

 

「さすがにこどもあいてにほんきになるとはおもわなんだ、モルボルさん」

 

「モルガンだ」

 

 

 ぴーひょろろと鳥の声が聞こえる朝早くに俺は目覚めた、天蓋付きの高級ホテルのようなベッドルームに寝かされていた。周りを見ると名も知らぬ宮仕えの魔術師が側にいて俺の様態を見るなりホッと一息ついていた。アレだ、モリガンおばさまがプレッシャーを掛けてたんだな(確信)

 

 その魔術師がそそくさと俺から離れて部屋を出ていくと見知った顔のシスコン野郎がいつの間にか居たんだ、昨日の今日で良く来たなと……モルガンさんは俺のそんな心の声を聞いているのだろうか? 

 

 

「あやまってすむもんだいじゃない、オルガンさんはしにかけたことがあるのか! こわかった! わかる? このつみのおもさ?」

 

「済まなかったと言った、私はお前が姉様の邪魔をしていると思っていたが実は逆だったと分かった。だから謝るだけだ、殺すことに関しては罪悪感など感じていない。あと私はモルガンだ」

 

 

 徹頭徹尾自分の意思を貫くタイプは嫌いだぁ! もぉやだー! ……にしてーも? 結構おふざけに乗ってはくれるのね。その辺は丸くなったかな? 

 

 

「おーい起きてるか? ……モルガン義姉さん、来てたのか。おっ、起きてるな……どうだ体の調子は?」

 

「えーと、ケイさんでしたっけ?」

 

「おう、おれはケイ。アルトリアの義兄に当たる、年は十歳。そんなに離れてないだろうから気軽に接してくれ。

 あと義兄としてアルトリアをよろしく頼む、アーサー……ん? 姓はなんだ?」

 

「ただのアーサーだ」

 

「よしアーサー、お前に頼みがある。アルトリアを慰めてくれ」

 

 

 アルトリアを? 俺が知らない間に何が起きた? 

 

 

「分かってない顔だな、アルトリアはアーサーがモルガン義姉さんに殺されかけた話を聞いてすっかり落ち込んで誰の話も聞こうとしないんだ。身内同士が殺しあいなんてしたらそりゃショックだろうよ、つーことでアーサー! 行って家臣らしく王を支えてやれ!」

 

「アルトリアとはなんやかんやながいあいだがらだからな、なんとかしてみる……そのアルトリアはどこに?」

 

「城のてっぺん、見張り用に作られた所がある。案内しよう」

 

 

 ケイさんの後ろを着いていきアルトリアがいる城の屋上へ来た、このティンタジェル城は崖の上に建っているのですこぶる見晴らしが効く、その城のてっぺんとなると怖いぐらいに高い。

 

 ケイさんは俺を置いて先に戻った、ここから先は俺の仕事だと言っているのか。難しい事は分からんが俺の熱いハートで励ましてやるぜぇっ! 

 

 

「アルトリア、だいじょーぶか?」

 

「アーサーっ!? あるいてもういいのか!? もうだいじょうぶなんだな!?」

 

「うおっ?!」

 

 

 景色を見て黄昏れていたアルトリアに声をかけると怒濤の言葉攻めと肩を掴まれて揺さぶられ病み上がりには中々ハードなスキンシップを受けた。

 でもそれだけ俺を心配していたと、そう解釈して良いのかな? 

 

 

「おちこんでいるときいたがそうでもなさそうだな」

 

「うっ……ううん、おちこんでいた。わたしはよいおうになるためにがんばってきた、よいおうとはたみをまもりかしんとともにくにをみちびく……わたしはそうおとうさまからおそわった、なのにかしんひとりまもれないなんて……それだけじゃない、モルガンねぇさまがアーサーをころしかけたこともかなしくて……なんでよ……ううっ、ずくっ」

 

 

 年相応だな、俺と同じレベルで会話して物事も良く考えられているアルトリアは正直五歳とは思えなかった。

 でもそうじゃない、アルトリアも子供だった。俺のように精神が大人じゃない、耐えられないことも多々出てくるだろう。

 俺も大人だ! なんて胸はって言える訳じゃないが……こんなに頑張っている子供を応援しないのは大人じゃない。

 

 

「アルトリア! おれはいきてるし、モルガンさんにもあやまってもらってもうなかなおりしたぞ! (してない)

 だからおまえがかなしむことはもうない! はいおわり!」

 

 

 決まった! 俺の仕事は終わった……あぁぁぁぁ…………言ったそばから恥ずかしぃ……カッコつけすぎたかもぉ……

 

 

「アーサー……ふふっ」

 

「よよし! ももどろうぜ! みんなしんぱいしてたぞ」

 

 

 恥ずかしいけどアルトリアが元気になったのでよし! でもスッキリ締まらないのが俺クオリティ。

 

 

「む……その……なんといってもどろうかな」

 

「めいわくかけたらごめんなさいだ、かんたんかんたん」

 

「なるほど、ごめんなさいだな」

 

 

 アルトリアってもしかして謝る経験が少ないのか? 王族の子供って謝ることが無いんだろうなぁ……(偏見)

 冗談は置いといて、王族がひょいひょい頭を下げるわけにはいかんわな、威厳が無くなる。

 

 俺はアルトリアの後ろに着いていきアルトリアを心配していた人々に謝罪してまわった。ユーサー王、ベディさん、モリガンおばさま、ケイさん達はアルトリアが立ち直ったことを喜んでいた。

 

 ひとしきり終わったところでケイさんに声を掛けられた、何だろう?

 

 

「よぉアーサー、首尾良く行ったようだな」

 

「ケイさん、まぁそこそこいいこといったつもりではありますけど」

 

「ただのガキって訳でも無いらしいな。アルトリアより大人っぽい奴は初めてだよ」

 

 

 お褒め頂き光栄です。脳内で兄貴と呼ばせて頂きます! (王族への不敬罪)

 

 

 

 

 

 

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