元特殊部隊のトレーナーが中央トレセン学園でウマ娘を育てる話   作:マクさん

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こちら外伝となっております。
0話みたいなものです。


元特殊部隊のトレーナー 過去話

過去の話

 

「こちらアルファチーム位置に着いた。」

 

「こちらブラボーチーム、準備は出来ている。」

 

「こちらチャーリー、人質と犯人を確認。突入と同時に狙撃する。」

 

「よし、突入だ。」

 

ドアが思い切り開かれ、スタングレネードを投げ込み炸裂、それと同時に窓際の犯人を排除しアルファ、ブラボーチームが指定ポイントを制圧。

 

「こちらアルファ、人質を確保。」

 

「了解した、アルファ。人質を解放し引き上げろ。」

 

「立てるか?お嬢ちゃん。」

 

「感謝っ!このご恩は忘れない!」

 

この時に俺は理事長と出会っていた。

 

恩をいつか返したいと言われ連絡先も教えてくれた。

 

「困った事があったらいつでも連絡をくれ!」

 

そう言われた。力になってくれると。

 

ーーーーーー

 

「今日も見事な制圧でしたね!隊長さん!」

 

そう話しかけてきたのは一人のウマ娘。

 

ウマ娘で特殊部隊に自ら進んで志願してきた珍しいヤツだ。

悪を裁き、善を助ける。それが彼女の信条らしい。

 

走る事はあまり好きでは無いらしい。

 

この前理由を聞いたら「父親が優秀なトレーナーで母親が優秀なウマ娘」という事を話してくれた。プレッシャーによって嫌いになっていたのかもしれない。

 

ウマ娘が特殊部隊に入るのは少々訳有りで

 

例えば「レース中にケガをして走れなくなったり」「自分の目標を達成出来ずにやむなく入隊」とかだ。

 

こいつは例外だが。

 

話は変わるがこの特殊部隊は三チーム居る。

 

人間とウマ娘の混成チームの

【アルファ】

 

比率でいうと人が4、ウマ娘が6だ。

 

続いてウマ娘だけのチームの

【ブラボー】

 

持ち前のスピードとパワーで突き進む

 

最後に人間だけのチーム

【チャーリー】

 

狙撃のプロフェッショナルで常に最高の支援をしてくれる。

こんな感じになっている。

 

………話を戻そう。

 

「それでですねー!通りに並んであるスイーツ屋さんのニンジンのモンブランがおいしくて……」

 

まぁ、こんな調子で明るくしてくれる……良い子だ。

 

「って、聞いてます?」

 

「すまん。8割り方聞いてなかった。」

 

「んもー!隊長さんはいつもー!」

 

チームのみんなが笑いだす。

 

この時まではこういうことがずっと続くんだろうなと思っていた。

 

だがそんな日は次の任務でもう二度と来なくなってしまった。

 

20ⅩⅩ年の外国で起きたウマ娘によるトレーナー誘拐事件。

 

「こちらアルファ。チャーリーに告ぐ。中はどんな様子だ?」

 

「こちらチャーリー。対象は取り乱してる。このままだと被害者がヤバイことになるかもな。」

 

「武器は何か持っているか?」

 

「狩猟用のショットガンだな。」

 

「了解。今回は生け捕りにしろとの事だ。なるべく撃つなよ。」

 

「オーケー……では随時こちらから報告する。」

 

「行くぞ」

 

対象が居る部屋に接近。

 

扉は……鍵が掛かってる。

 

ウマ娘にアイコンタクトし指で指示を出す。

 

3...2...1...

 

その瞬間、扉越しから銃撃ーーー

 

ウマ娘は負傷。

 

「クソ!」

 

即座にスタングレネードを投げ込み突入し無力化している間にテーザー銃で無力化する。

 

「対象確保!人質も無事だ!それと負傷者を搬送しろ!今すぐに!」

 

足がひどくやられている……あぁ……これは……

 

ーーー俺のせいだ……。

 

数日後、俺は見舞いに行った。

 

「あ、隊長さん……来てくれたんだ……」

 

悲しげな顔をされる。

 

「足は……大丈夫なのか?」

 

「……足はもう駄目みたいです……ははは・・・もう隊長さんと仕事出来なくなっちゃいますね……いやー!悲しいなぁー!」

 

「……ごめんよ……俺のせいで。あの時俺がお前に任せず俺が扉をやれば良かった……」

 

「そんな気にすることはないですよー!足は動かなくても手は動きますもん!デスクの仕事は苦手ですが……頑張ります!隊長のサポートを出きるように……」

 

「あ、あぁその事なんだが……俺……辞めたんだ。特殊部隊。責任とって辞めさせられたっていうのが近いかな。」

 

「嘘……ですよね?私を驚かそ「ホントなんだ。」……」

 

「上からの命令だ。長い間……ありがとうな。」

 

席を立ち。去る。

 

病院を出てすぐに俺は理事長に連絡した。

 

「もしもし、えぇ、久しぶりです。困ったこと?そうですね。特殊部隊、辞めたんですよ。」

 

「はい。じゃあ仕事を紹介しよう?ありがとうございます。特別推薦?いえ、そんなもの要りません。」

 

「一般の方で……はい。ありがとうございます。それでは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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