ボイスロイドに憑依転生した人が勘違いしまくる話   作:無意識の妖怪

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みんなゆかりさんが大好きなんですねぇ



内容を少し変えました。


ネガティヴ病弱転生者が勘違いされる話

私は転生者だ。

前の世界のこともしっかり覚えているし、この世界が前の世界とは似ていても全く違う世界であることに気づいている。

 

この体の持ち主が本当は私ではないことも気付いている。

私が、いやこの体の持ち主の結月ゆかりが7歳の頃だった。

突然、高熱を出して倒れ、病院に搬送された。

 

目を覚ましたのは入院してから3日が過ぎた昼頃。

ぼやけた視界を目を擦りながら周りを見渡す私。

隣には見知らぬ女性がいて何やら私に話しかけている。

嬉しそうな顔をしているのに涙を大量に流して、私のことを抱きしめてきた。

 

私は困惑しながらその女性を引き剥がしあなたは誰かと聞いた。

すると嬉しそうな顔から一変、驚愕したのか少しの間動かなくなり、顔を青ざめながらふらふらと立ち上がり「お医者さんを呼んでくるから、ちょっとまっててね」と言った。

 

待ってる間に私の頭はだんだん冴えてきて今どうなっているのかを考え始めた。

 

私はまず自分の手を見た。白くて、細くて何より小さかった。

そう、成人男性だったはずの私の手には到底思えない程に。

訳がわからず外を見ると確かに現代日本の風景があった。

しかし、よく見るとところどころに違和感がある。そう、私が知っているキャラクター、主にボイスロイド、ボーカロイド達が化粧品のCMや車のCM他にも様々な電子掲示板や、看板などにまるで実写のような動き、見た目で映っているのだ。

 

確かに最近はますます人気になり、日本の文化の一つとして海外にも知られている。しかしここまで多かっただろうか?

ここまで馴染んでいただろうか?もっと深く考えようとするとまた、頭が痛くなってきた。

 

ちょうどさっきの女性が医者と思われる白衣の男性を連れて戻ってきた。

 

頭を抱えて痛みを我慢していたからか2人とも焦った様子で近づいてくる。

 

そのあといろいろな検査をした。

 

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、他にも声が出るか、体の動きも検査した。

 

検査結果は嗅覚と聴覚、そして触覚に異常があった。

嗅覚は殆どなくなり、聴覚は少し聞き間違いが起きる程度だった。

 

しかし触覚が問題だった。神経かなんかの問題で私は痛みを感じなくなった。

 

しかも記憶喪失のおまけ付き。

 

理由は高熱によるものと考えられると言われた。

高熱の理由はわからず対処も難しかったらしい。

 

親だと思われる2人の男女はどうすればいいか、どうやったら治るかを聞いていたが。

記憶は待つしかないし、もしかしたら戻らないかもと言われた。

 

一旦退院して、家に帰ることになった。

 

私は両親2人のことを思い出そうとしたが無理だった。

そして、考えついた答えが、私が結月ゆかりを殺してしまったのではないかという事。

 

私の記憶を一気に脳に詰め込んだせいで熱が出たのでは?

私という異物が結月ゆかりの精神を、記憶を消してしまったのでは?

私がこの家族の築いていくはずだった未来をぶち壊してしまったのでは?

 

そう考えるとどんどん涙が溢れてきた。

自分はなんてことをしてしまったのだろうか、まだここから色々あったはずのこの子の人生を

底なし沼に落ちていくような不快感が心にたまっていく。

 

中学生になるまで私はずっと一人で自分のことを見てくれる人がいない気がしていた。そんな気持ちのまま過ごしていた私の前に異質な存在が現れる。

 

「あ!その子って最近有名な音街ウナちゃんだよね!」

 

突然話しかけてきたその子は弦巻マキだった。私も知っている学校の人気者であり前世にもいたキャラクターだ。よく結月ゆかりとペアになっていた子だ。

 

「その子の声凄いよね!優しい声と刺激的な声の使い分けがとっても上手だと思うの!」

 

あぁ、この子はきっと結月ゆかりの親友になるはずだったんだろう。でも今の自分は結月ゆかりだけど結月ゆかりじゃない。自分が結月ゆかりをいなくしてしまってから時間がたち視覚も悪くなり眼鏡をかけ、補聴器をつけ、髪もぼさぼさの自分はこの子の友達も奪っていた。

 

「私さ、あなたの声がずっと気になってたんだよね。」

 

「そう…」

 

「うん、たまにしか聞けないけどとってもいい声してると思うの」

 

「…ありがとう」

 

「だから私と軽音部やろう!」

 

「嫌です。」

 

「ヤッターーって、え!なんで~」

 

「別に私部活やる気がないですし、それと私とあなたじゃ釣り合わないというか、、、」

 

「大丈夫だよ!ゆかりちゃん可愛いし良い声だし、そもそもボイsあっぶなぁ

 

「そもそもなんです?」

 

「ううん、何でもない。ねぇ良いでしょ~軽音部作ろーよ~」

 

「って、軽音部ないのに私のこと誘ってたんですか!」

 

「うん!」

 

いつ思い出してもこの時のマキさんにはあきれてしまいます。結局この後私たちは部を結成しました。

 

メンバーは自分、マキさん、琴葉姉妹、モブ子ちゃんです。

 

はい、はっきり言ってヤバいです。自分、滅茶苦茶絡まれます。

唯一の常識人枠のモブこちゃんは幽霊部員になってしまいましたし。この前なんて琴葉姉妹に両腕を掴まれて支えながら移動していましたし。

マキさんには怪我をしたら危ないからと言って体のいろんなところにプロテクターを付けられました。

 

自分は楽しんでいました、学生生活を楽しんではいけないのに。

そんなことを考えていたからか、自分は突然血を吐き倒れました。

 

病院に行くとおそらくストレスが原因とのこと。

 

その後三ヶ月ほど通院して、薬も服用しましたがあまり良い結果にならず。家族とも相談して私が一人でおばあちゃんの家に泊まることになりました。

 

結果的に私は皆と距離を置くことになりました。これで良かったのかもしれません。

でも、結局みんなで遊んでいたころが楽しく、恋しくなってしまった自分は、皆んなに私を結月ゆかりを忘れないで欲しくて一人一人に手紙を書いて、家に届けました。

 

そして私は東北に引っ越しました。

 

 

 

 




どうやって繋げようか考えてたらこうなった。

東北で待ち構える新たなストレッサー達
やめてゆかりさんのSAN値はもうゼロよ!
自分の中の勘違いが間違ってる気もするが、可愛いと思えたから投稿した。

反省はしているが後悔はしていない。

ちなみにゆかりさん(転生者)の病気や吐血は全部精神からくるものです。
なので治る方法は今のところありません。作者は病気とか分からないので直しません。

ゆかりさんはずっとこのまま。

医者は無能。

次は誰にしようか?

  • 結月ゆかり
  • ウナちゃん
  • きりたん
  • お父さん
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