遊戯王GX 〜One turn kill version〜   作:一汎人

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今回から少し書き方を変えてみることにします。


VSタニヤ

〜あらすじ〜

 

鍵を奪おうとする連中、セブンスターズの3人目の資格であるアマゾネスのタニヤに勝負を挑まれてしまった三沢。闇のゲームに警戒する三沢だが、このデュエルは闇のゲームとやらでは無いとタニヤに言われる。しかし負けた場合は三沢はタニヤと結婚、つまりは人生の墓場へと導かれてしまう。三沢にとって絶対に負けられない戦いが今始まる。

 

「さて、デュエルを始める前に三沢っちには二つのデッキから一つを選んでもらう」

「何?」

「一つは知力を試す知恵のデッキ。もう一つは勇気を試す勇気のデッキだま」

「当然、俺が選ぶのは知恵のデッキだ。そしてそのデッキと戦う俺のデッキは……」

 

瞬間ッ!三沢に電流走る!

 

(何だ、この胸騒ぎは!?俺が“地のデッキ”*1を使おうと思った瞬間に感じた嫌な予感は……!わからない、わからないがここで“地のデッキ”を使えば俺は負けてしまうッ!どうすれば……っ!そうだ!)

 

「俺は新たに入手したカードで作った8番目のデッキで挑まさせてもらう!」

「流石三沢っち〜♡凛々しぃ〜♡」

「えぇい!お前のお色気桃色光線は通用しない!いくぞ!」

 

 

 

「「デュエル!」」

 

三沢  LP4000

タニヤ LP4000 デッキ残り枚数35枚

 

「……ん?」

 

「ん?見慣れない表示があるな」

「凄く嫌な予感がするわ……」

 

「先行は俺がもらう。俺のターン、ドロー!俺は手札から《精気(せいき)()骨の塔(ボーンタワー)》を通常召喚!」

「む、アンデッドだと?」

 

「なんだか怖いモンスターが出てきたっす……ってアニキ!?お兄さん!?」

「あのカイザーが顔を真っ青にして震えているノーネ!?一体ナニがあったというノーネ!?

 

「続けて手札から魔法カード《ワン・フォー・ワン》を発動!手札の《馬頭鬼(めずき)》を捨て、デッキからレベル1モンスター、《(つばさ)魔妖(まやかし)波旬(はじゅん)》」

 


 

《翼の魔妖-波旬》

 

☆1 風属性・アンデット属性・効果

ATK600

DEF400

 

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「翼の魔妖-波旬」以外の「魔妖」モンスター1体を特殊召喚する。②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

 


 

「この瞬間、特殊召喚に成功した波旬の効果発動!デッキから《(うるわし)魔妖(まやかし)妲姫(だっき)》を特殊召喚!」

 


 

《麗の魔妖-妲姫》

 

☆2 炎属性・アンデット族・効果

ATK1000

DEF0

 

①:「麗の魔妖-妲姫」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。②:このカードが墓地に存在し、「魔妖」モンスターがEXデッキから自分フィールドに特殊召喚された時に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

 


 

「んもう!私という女がいながら!三沢っちのいけず!」

「っ!俺はレベル1の波旬にレベル2の妲姫をチューニング!シンクロレベル3!《轍の魔妖-朧車》!」

 

「シンクロ召喚ですって!?」

「いつの間にあんなカードを手に入れていたんだろう?」

 

「そしてらこの瞬間、妲姫の効果発動!EXデッキから魔妖モンスターが特殊召喚された場合、墓地から特殊召喚できる!そしてレベル3の朧車にレベル2の妲姫をチューニング!シンクロレベル5!《毒の魔妖-土蜘蛛》!」

「キャーッ!ステキー!」

 

「朧車の効果を見る前に新しいのが出てきたな。しかし三沢の奴、一体何故ボーンタワーとかいうモンスターを出したんだ?」

「不気味なノーネ……今まさによく無いことが起きてる気がするノーネ!」

 

「そして、土蜘蛛の特殊召喚成功時、再び妲姫の効果が発動して墓地から蘇る!妲姫の効果には1ターンに1度という制約がついていないから、連続してシンクロ召喚を行うことができる!一気に行くぞ!天狗!妖狐!餓者髑髏!」

「連続シンクロ召喚……!」

「驚くのはだ早いぞ!墓地から妲姫を再び特殊召喚!さらに俺は餓者髑髏と妲姫の2体をリンクマーカーにセット!リンク2!《(つらら)魔妖(まやかし)雪女(ゆきおんな)》をリンク召喚!」

 

「怖い化け物ばっかりかと思ったら、とても可愛らしい女の子が出てきたっす!やっぱり三沢くんもアイドルカードを入れてるじゃない」

 

「1ターンであれだけモンスターを出すなんて凄いわ!私も負けてられないわ!」

「残念ながら、このターンで俺の勝利は確定する!」

「何?」

「雪女が特殊召喚に成功したので、妲姫を再び特殊召喚!……そして、墓地の《馬頭鬼》の効果発動!墓地のこのカードを除外し、墓地のアンデット族モンスター、波旬を特殊召喚!」

 


 

《馬頭鬼》

 

☆4 地属性・アンデット族・効果

ATK1700

DEF800

 

①:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。そのアンデット族モンスターを特殊召喚する。

 


 

「っ!ということは!」

「そうだ!再び行くぞ!朧車!土蜘蛛!天狗!妖狐!餓者髑髏!そして最後に再び妲姫を特殊召喚し、これでターンエンド!」

「ようやく私の番ね!女の子を待たせるなんて、いけないんだから!私のターン……!?」

「どうした?お前のターンだぞ!」

「ドローできるカードが無いだと!?」

「カードをドローできない場合、その時点でそのプレイヤーの敗北となる!よって俺の勝ちだ!」

 

タニヤ LP4000 デッキ残り枚数0枚

 

「えぇ!?一体何が起こっているんすか!?」

「ボーンタワー……三沢が最初に召喚したモンスターの仕業だ」

「え?」「何?」「何すって?」

「……《精気を吸う骨の塔》の効果、自分か相手が()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()相手のデッキの上から2枚を墓地へ送るというものだ」

「そして三沢が出していた魔妖モンスターは全てアンデット族だったんだ。だからあのタニヤって奴のデッキがどんどん破壊され、デッキ切れに追い込まれたんだ」

「発動しない効果だったが故に気付かなかったのだろうな」

「なんて恐ろしいモンスターだ……」

「けど、何で二人はそんなカードのことを知っているのかしら?」

「……昔コナミってやつに十二獣とのコンボを使われて負けたからだ」

「……昔コナミという者にサクリファイスロータスのループを使われて負けたからだ」

 

こうして無事アマゾネスのタニヤに勝利した三沢。デュエルに敗北したタニヤはそれでも三沢に猛アタックを繰り返し、見事三沢を惚れさせた。しかしアマゾネスのタニヤは虎となって何処かへと消えてしまい、三沢がショックで寝込んでしまうのだがこれはまた別のお話。

ついでに《精気を吸う骨の塔》が禁止カードとなるのだがこれもまた別のお話。

 

 


 

《精気を吸う骨の塔》

 

☆3 闇属性・アンデット族・効果

ATK400

DEF1500

 

自分フィールド上にこのカード以外のアンデット族モンスターが存在する場合、このカードを攻撃する事はできない。アンデット族モンスターが特殊召喚に成功する度に、相手のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。

 


*1
三沢は各属性(地水風炎光闇)に合わせた6つのデッキを製作している





というわけで効果を使わずにただ出てきただけのモンスターのステータスを省略しました。そのおかげで今回の文字数は3000弱なので結構減ってるとは思います。
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